自意識が強く世の中をひたすらに憎む一方で、ライ麦畑のキャッチャーになりたいホールデンくん。彼はどう社会と折り合いをつけて生きていくのが幸せなのか。"I'd just be the catcher in the rye and all." の一文はグッとくるものがある。 この本もそうだし、アメリカ文学は独特の郷愁を感じるのが多い気がする。ニューヨーク行ったことないけどセントラルパークの空気感とか一度直に触れてみたい。あとどうやら本書はメタファーに溢れてるとのことなので、追々その辺も深めていきたいところ。