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2025年11月の読書メーターまとめ

yapipi
読んだ本
9
読んだページ
3677ページ
感想・レビュー
9
ナイス
571ナイス
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2025年11月に読んだ本
9

2025年11月のお気に入り登録
5

  • 雪ダルマ
  • ☆よいこ
  • さくさく
  • アセロラ@道東民
  • よみよみ読書速報

2025年11月のお気に入られ登録
5

  • 雪ダルマ
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yapipi
好きでたまらないことを仕事にする・・百人に一人もいない幸運だと思う。似ているようで異なるのが「仕事好き」。それならば百人に十人、二十人はいるかも☺️松本先生、荒木、馬締、そして香具矢は悲壮感も迷いもなく好きなことに没頭できる幸福な人々だ。苦難さえも楽しめる、羨ましい人々🌛が、私が一番好きなフレーズは香具矢の「おいしい料理を食べたとき、いかに味を言語化して記憶しておけるか、板前にとって大切な能力」でした🐱ほぼ毎日、紙の辞書を引いている私にとって、凄く近しい物語でした。とても楽しい読書でした、ありがとう!
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
9

yapipi
それまでの象徴的な詩やラブソングに加えて(プロテストは重要ではないと思う)、三十代になってキリスト教(ディランはユダヤ系)という新しい要素が加わり骨太な詩になる☦️四十代の低迷期、何をしてもうまくいかなかった。しかし、それを経て五十代後半には、深い深い陰影のある独自の境地に達する。ディランの音楽もビターな味わいを増す。グラミー賞の最優秀ロックアルバム賞受賞時に歌った「ラブ・シック」は、なんだか神がかって聞こえる。いや凄いなぁ、と私は思った☺️そんなディランはもう八十過ぎ、あと一枚アルバムが出るかどうか・・
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yapipi
2016年のノーベル文学賞はボブ・ディランでした。やっぱりな、とその時思いました。私はディランを十代から今までずっと聞いています。ディランを聞くとき他のミュージシャンと違うのは「詩」も味わえることだ、とずっと思っていました☺️初期の頃で一番好きなのは「激しい雨が降る」「ミスター・タンブリンマン」、それに「女の如く」など🐴豊かな泉のように次々と湧き出る言葉たち、どこまでも広がりあるいは解体する詩のイメージの世界に遊ぶ心、それがロックビートに乗って歌として発せられる様は麻薬的な至福です😊分かる人は幸福。
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yapipi
好きでたまらないことを仕事にする・・百人に一人もいない幸運だと思う。似ているようで異なるのが「仕事好き」。それならば百人に十人、二十人はいるかも☺️松本先生、荒木、馬締、そして香具矢は悲壮感も迷いもなく好きなことに没頭できる幸福な人々だ。苦難さえも楽しめる、羨ましい人々🌛が、私が一番好きなフレーズは香具矢の「おいしい料理を食べたとき、いかに味を言語化して記憶しておけるか、板前にとって大切な能力」でした🐱ほぼ毎日、紙の辞書を引いている私にとって、凄く近しい物語でした。とても楽しい読書でした、ありがとう!
が「ナイス!」と言っています。
yapipi
Book3まで一気に読んだ。面白かった!さすが村上春樹☺️だが青豆にしても天吾にしても、人にはない魅力を持っているのに、二人は何か無色で透明だ。彼ら自身に対しても、世界に対しても何か突き放したように冷めている。二人とも気の利いたセリフを吐くが、それ以上奥に侵入しないで欲しい、と言っているように聞こえる。哲学的な深い意味がありそうな小道具が揃ってはいるが、サラっとした文体が読者に思索させることを拒んでいるように感じる🌛面白い小説、それの何が悪いの?・・もちろん悪くはないが、何かが不足しているように思う。
ゆり
2025/12/09 12:50

『1Q84』は青豆と天吾の交錯する二人の視点を通して、平行現実の世界を構築し、孤独、権力の操縦、自由意志というテーマを探求しています。村上春樹は魔術的リアリズムの手法を用い、日常と異世界を巧みに融合させています。言葉は精緻でありながら深い意味を持ち、人間の孤独や社会構造に対する洞察は高い張力を持っています。サスペンスやファンタジーとしてだけでなく、哲学的な反省の価値も備えた作品であり、現実と存在について深い思索を示しています。非常に読む価値のある一冊です。

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yapipi
二十代、私は異世界というか裏世界のような所に迷い込んで怪異な物を見たことが二度あります。あれは本当に怖かった。この世には理屈で説明できない妙なことがあるらしい😨でも本書は、女の子二人の裏世界ホラーアドベンチャー。明るく楽しく、ちょっとだけドキドキさせるラノベです。2Chなどから「くねくね」「八尺様」などの少し前に流行った都市伝説を拾ってきてネタにしているところが新しい☺️本書は若い女の子から借りて読んだ。次に彼女に会った時、なんて感想を言おうかな?軽く話ができて可愛い笑顔が見られるといいなぁ、楽しみ。
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yapipi
原水爆反対運動を利用して優位に立とうとする中共やソ連や、それらの息のかかった団体。被爆者は置き去りで食い物にされている。著者は被爆者に寄り添おうとするか、その活動は左翼思想に近づき過ぎてしまった😥思うに、核をすぐ廃絶しろという主張は現実的ではないし理想でもない。核には核で対抗するしかない、それは暴力を少なくするために暴力を使わざるを得ないのと類似だ。核を適切に管理して使われないように知恵を絞るのが現実的だと思う。☺️広島の悲惨さや人間の威厳は充分わかるが、それ以後の核廃絶運動には私は賛同できない。
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yapipi
小津安二郎の「東京物語」と似たトーンを感じた。ドラマチックな事件は何も起こらない。親子三代の日常生活が鎌倉の自然と共に淡々と描かれている。戦争という超過激なことがおこった後だから、このような平凡な日常を人々が渇望したのだろうか?☺️この小説で一番の事件は菊子が自ら堕胎したことである。おそらく菊子の信吾への思慕がそうさせたのだろう。菊子は修一とは本当の夫婦にはなりたくなかったのだ😅戦争で壊れた修一の心を信吾も菊子もまるで推し量れないし、修一もそれは望んでいない。一見親密に見えるが穏やかに壊れゆく普通の家族
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yapipi
三十年ぶりの再読。傑作だと思うが胸が苦しくなる物語だ☺️頭が良くなったチャーリーは「前のような友達がいない」と嘆く。が、チャーリーが優秀だった時間は二カ月、友達ができないのは頭が良いからではなく時間が少なかったから😥頭の良くなったチャーリーは罰せられることを望むようになる、誰に?神?昔のチャーリー?😅しかし、私達もいずれは罰せられる。そう、老齢だ。長く生きればいずれ誰もが退行してゆくチャーリーになる。私はそれをたいへん恐れている。そんな姿を誰にも見られたくない。愛される老醜、それはブラックジョークだ
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yapipi
叙事的なのにユーモアもある秀逸な文章だと思います。著者は日本で初めてスポットライトを浴びたピアニスト。しかしそれ以前の才能溢れる方々のチャレンジがあったから彼女が世に出られたことがこのエッセイから分かります。また、ホロヴィッツやミケランジェリ、グールドなどのエピソードもとても面白い😥さて、中村紘子のショパンは、聞けばすぐに彼女と分かるほど個性的な「節回し」を伴ったウェットな音楽でした。また、ステージではffで和音を打つ時、反動でお尻が椅子から少し浮き上がるのが何ともセクシーで私は好きでした😊好著です!
読書家さん#2EIzez
2025/11/03 22:28

わたしもこの間中村紘子さんのお若いうちのチャイコフスキーピアノ演奏をテレビでみまして迫力もありましたし才色兼備な方だと見とれてしまいました。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/03/02(286日経過)
記録初日
2025/03/02(286日経過)
読んだ本
114冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
37712ページ(1日平均131ページ)
感想・レビュー
114件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

本の感想は多くの読者には受け入れ難いと思った事項も率直に書いています。古典なども一般的な解釈を知った上で、私自身の感想を書いています。😋コロナ後は英語やドイツ語の読書にチャレンジしています!😅過去に読んだ本ですぐに感想が書けるのが何百かあるので、あと数年で1000冊の感想を書きます!

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