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4/14/44/74/104/134/164/1946014464084680247196475904798448378ページ数132133134135136137138139140141142143冊数読書ページ数読書冊数
村上 春樹(7)米澤 穂信(2)大崎 善生(2)サン テグジュペリ(1)荻原規子(1)ジョージ・オーウェル(1)遠藤 周作(1)多崎 礼(1)三上 延(1)ヘルマン ヘッセ(1)38%村上 春樹11%米澤 穂信11%大崎 善生5%サン テグジュペリ5%荻原規子5%ジョージ・オーウェル5%遠藤 周作5%多崎 礼5%三上 延5%ヘルマン ヘッセ著者グラフ上位10名
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まれびと
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源氏物語を読了後、共感の感想や腑に落ちなかった部分や俯瞰的な構造の考察等を読んでより深く味わいたくなりますが、そんな人なら大変満足できるであろう内容でした。源氏物語自体結構ボリュームがあるので、わたしは同著者訳の「雲隠」を読み終えた一区切りついたあたり(7巻中3巻読了後)で本書を手に取り、目次題名を参考にネタバレにならない部分をつまみ読みしつつ楽しんでいました。
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まれびと
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ネタバレ浮舟を巡って薫・匂宮だけでなく、家族や従者の心情描写が濃密で読み応えある宇治の物語でした。光源氏の物語(本編)と毛色は異なるものの、源氏が”紫のゆかり”を追い求め続けたのに対し、薫は”大君のゆかり”を追い続けたとでも言うべきでしょうか、そういった対比を考えると執着というものの儚さ無常さが感じられて味わい深いです。これで並行して読んでた訳者のエッセイ『私の源氏物語ノート』をネタバレの心配がなくなったので、読後感に浸りながらそちらの方も読み進めるつもりです。
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まれびと
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ネタバレ本編(紫の結び)よりも展開にワクワクさせられる。大君に似た浮舟の登場が、桐壺更衣死去後に藤壺女御が登場した流れを連想させて、下巻の展開が気になるばかり。源氏生前の頃はは明石中宮とか夕霧に感情移入して読んでいたものだが、宇治十帖においては薫や匂宮の本懐を邪魔するなんてひどいことを……と、世代が移り変わって読み手からの印象が変わるのも無常さがあっておもしろい。故光源氏が「(故)六条院」と呼ばれてるのも熱い。実はうっかり『つる花の結び』を先に読んでしまったが、刊行順はこちらが先だったようですね。
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まれびと
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ネタバレメインディッシュである玉鬘十帖は”本編”の掘り下げという観点からは面白さも感じるけど、玉鬘という人物中心の物語としては、あまりにも不憫過ぎる内容だな……と思いました。後日談にあたる「竹河」も最初は救いを感じたけど、終わり方が可哀想。 同じ不憫でも「夕霧」で雲居の雁が浮気する夫への反応が、源氏物語全体を通じても結構新鮮で生き生き?してる感じがあって、こちらは楽しい読書体験になった。 時系列的に『紫の結び』の後に読むべきと思って本書を手に取ったが、刊行順だと『宇治の結び』が先らしい?
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まれびと
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ネタバレ訳者も言っていたように、確かに「帚木」が「桐壷」からの繋がりが悪く、本書独自の構成が有効だったと実感する。時系列順だったら2帖目でギブしてたかもしれない。なんなら「帚木」自体好きじゃないな……という読み始めだったけど、「夕顔」で一気に面白くなる。「玉鬘十帖」では、玉鬘を迎えるまでが結構分量とって書かれてるので、本番は下巻からかなと期待。「初音」での明石母子の文交わしが心に染み入る、やはりいいものです。下巻に続く本書最後の帖「胡蝶」で、源氏が玉鬘に言い寄るところはちょっとうわぁ……と引いちゃいました。
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まれびと
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ネタバレ理想郷のような六条院が出来たまではよかったが、そこに女三の宮を迎えたことで紫の上が不安に苦しみ、体を悪くしたり度々出家を願うようになっていく過程があまりにも辛い。紫の上の死後の六条院の描写なんかは、これこそが「もののあはれ」かと思い知らされた感じ。そんな中でも前半で明石の姫君出産前後の話は心に染み入るいい場面。他書のネタバレなので詳細は省きますが、三島の『春の雪』『天人五衰』を連想させる人物や情景描写があって興味深かった。荻原さん独自の構成でひとまず源氏が亡くなるまでを読み切れたことに感謝。
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まれびと
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ネタバレ明石から都に戻ってこれた源氏が、1巻のときより落ち着きを深め、大きな六条院を作って今まで出てきた主だった女性たちを呼び寄せて住んでるのが感慨深い。一方で、馴染み深い人たちが亡くなったり、藤壺との子(帝)が出生の秘密を知ったりとか、時代が確実に移っていく儚さも感じられる。老いてゆく人たちが残されたものを憂う気持ちが心に染み入ったりと、激動の1巻に比べて違った味わい深さがあっていいです。ただ、1巻に比べて人物名や系図の把握が難しくなってきたので、相関図とか調べながら読むのを推奨します。
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まれびと
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ネタバレ花鳥風月にあふれた情景描写、男女間や政治的な思惑の心理描写が多く、いい意味で普通の小説として楽しむことができて驚いた。紫式部もそうだし、訳者の荻原規子さんのおかげであろう。三島が能楽を翻案した元ネタの「葵」では生霊が、終盤の「須磨」「明石」では夢の使者、亡き父の霊が現れたりと、スピリチュアルながらも雅な世界観の中では自然な展開の面白さが感じられた。 「春宮」などの人(立場)を指す言葉に慣れておらず、今の春宮はえっと……とか悩むこともあったが、原著の雰囲気を損なわないためには欠かせない表記だったと感じる。
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まれびと
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読書データ

プロフィール

登録日
2025/03/04(47日経過)
記録初日
2025/02/11(68日経過)
読んだ本
141冊(1日平均2.07冊)
読んだページ
48260ページ(1日平均709ページ)
感想・レビュー
24件(投稿率17.0%)
本棚
1棚
自己紹介

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