2025年3月の読書メーターまとめ

読んだ本: 15冊

読んだページ: 3504ページ

感想・レビュー: 11件

ナイス: 16ナイス

2025年3月に読んだ本
15

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2025/03/31
太陽諸島
- 多和田葉子
344
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444
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2025/03/23
キャッチコピーのつくり方一瞬で心をつかむ、…
- 川上徹也
160
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28
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2025/03/23
もっと魅せる・面白くする魂に響く漫画コマ…
- 深谷陽,東京ネームタンク
304
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90
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2025/03/22
妖婆
- 芥川竜之介
48
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4
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2025/03/22
教養としての宗教入門 - 基礎から学べる信仰…
- 中村圭志
252
登録
1230

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2025/03/21
スメラミシング
- 小川哲
0
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9
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2025/03/21
本を書く技術取材・構成・表現
- 石井光太
320
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110
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2025/03/21
本を書く技術取材・構成・表現
- 石井光太
320
登録
110
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2025/03/16
星に仄めかされて (講談社文庫た 74-6)
- 多和田葉子
352
登録
218
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2025/03/16
星に仄めかされて (講談社文庫た 74-6)
- 多和田葉子
352
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218

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2025/03/13
犬婿入り (講談社文庫た 74-1)
- 多和田葉子
148
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1912
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2025/03/12
猿の戴冠式
- 小砂川チト
0
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4
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2025/03/10
地球にちりばめられて (講談社文庫た 74…
- 多和田葉子
352
登録
1037
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2025/03/05
酒を主食とする人々: エチオピアの科学的秘境…
- 高野秀行
280
登録
552
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2025/03/05
献灯使 (講談社文庫た 74-4)
- 多和田葉子
272
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2358

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2025年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

益虫

2025/03/05

ネタバレ表題作と、補章ともいうべき4つの短編からなる。日本は鎖国しているという建前だが、実際には関わりを持ちたくないのは諸外国の方。『不死の島』ではドイツから見た日本が描かれている。さて、奇形ながら聡明な曾孫の無名は献灯使に選ばれ、インドの医学研究所へと旅立つ。献灯使とは言うまでもなく「遣唐使」にかけてあるのだが、無名がインドで学んだ成果を日本に持ち帰るなどという話は全く出てこない。インド人研究者の好奇心を満たし、医学の発展に寄与する、興味深いサンプル。これが日本人。これほどの絶望を描ける著者に脱帽。

献灯使 (講談社文庫た 74-4)

多和田葉子

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2025年3月の感想・レビュー一覧
11

益虫

2025/03/31

3部作をaudibleで聴き通した。あまり面白いと思わなかったにもかかわらず聴き通せた魅力がどこにあるのか分からない。文章というか音が綺麗で、聴いていて心地よいことは確か。

が「ナイス！」と言っています。

短時間で読める薄い本。コピーライティングの基礎に触れている。この薄さでは内容の量に限界がある。もっと深く知るには厚い本を読まねば。

キャッチコピーのつくり方一瞬で心をつかむ、一生役立つスキル

映画のカメラ位置を決め、それをコンパクトに表現するト書きを考える上でも大いに参考になる。

もっと魅せる・面白くする魂に響く漫画コマワリ教室

読んだことのない話がAudibleにあったので聴いてみた。オカルトというのかホラーというのか、こういうジャンルでも芥川の文章は美しく、物語は面白いですね。

広く浅く宗教を知ることができる良書。読みやすく理解しやすい。宗教と聞けばカルトしか浮かばない方々にこそ読んでほしいのだが、、、

教養としての宗教入門 - 基礎から学べる信仰と文化 (中公新書 2293)

が「ナイス！」と言っています。

心構えとテクニックの両方が分かりやすく解説されている。ただ、若い頃の突き抜けた体験が、一流の文筆家となるには必要かも。石井光太の見ている世界に到達するのは難しい。

が「ナイス！」と言っています。

Audibleで聴いた。表題作『スメラミシング』とその次の『神についての方程式』の境目が、ミスなのか、これで正しいのか分かりません。『ちょっとした奇跡』船の速度を調整して、半日は昼の領域、半日は夜の領域に居るようにしてはどうかと思いましたが、それでは物語になりませんね。半年離れた二艘の船という発想が秀逸。

ベルナーが興味深い。棘のあるセリフばかり吐いて職場で嫌われている。その中で1人例外が生じる。ベルナーの内面を見抜いているのか、自分の幻想を投影しているのか分からない。夫に裏切られ、息子に裏切られ、そして支援した学生にまで裏切られて、冷静な判断ができないのか、それとも無関係にただ好きになったのか。ベルナーの人格は入れ替わるし、もう何が何やら。

星に仄めかされて (講談社文庫た 74-6)

知能を獲得したが表現する手段を持たず理解されないボノボ。給水所を「スイープ」した競歩選手がボノボと精神の繋がりを持つ。彼女も理解されない。というより理解されそうになると逃げる。ボノボも逃げる。もう何が何やら。

が「ナイス！」と言っています。

ロケハンなしでの取材。高野秀行ファンの期待に違わぬハプニング続出ぶり。「やらせ」までネタにしてしまう生命力は流石。日本ではアルコール1%以上が酒だが、彼の地ではこれが5%くらいの感覚なのかな。酒が主食というより、酒とその原料しか飲み食いしていない。稀に肉も食うようだが、日常的に食べたいと思わないのは不思議。

酒を主食とする人々: エチオピアの科学的秘境を旅する

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ表題作と、補章ともいうべき4つの短編からなる。日本は鎖国しているという建前だが、実際には関わりを持ちたくないのは諸外国の方。『不死の島』ではドイツから見た日本が描かれている。さて、奇形ながら聡明な曾孫の無名は献灯使に選ばれ、インドの医学研究所へと旅立つ。献灯使とは言うまでもなく「遣唐使」にかけてあるのだが、無名がインドで学んだ成果を日本に持ち帰るなどという話は全く出てこない。インド人研究者の好奇心を満たし、医学の発展に寄与する、興味深いサンプル。これが日本人。これほどの絶望を描ける著者に脱帽。

献灯使 (講談社文庫た 74-4)

多和田葉子

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。