シリーズ３冊目、いままでで一番落ち着いてまとまって優しい気がしました。どれでも面白かったけれど、世にある様々な、ん？というようなことを神様が紐解いてくれる。方向音痴の意味がこういうことなら、地図を頼らずあちこちいくのもいいなと思った。

湊さんの本にしては、最初の方にわかりやすくネタバレされていて、最後のどんでん返しは軽かった。案外回りに良い人（誠実な人・道徳観のある人）が揃っていて、いやな感じがなかった。良かった(笑)　この頃あまりイヤミスではなくなってきているのかな？

源氏物語は、古文も瀬戸内寂聴さんも、他にも数冊、それにあさきゆめみしの漫画も読んでいるのに、読むたびに、あれ？これは誰の子だったっけ？となる。年齢が離れているのに兄弟あったり、近いのに伯父だったりややこしい。この本でも時々ん？ってなったけれど、それよりも身分・知性・見た目・愛され度などを5段階で表してくれているのが、頭に残って良かった。また他の源氏物語も読みたい。

シリーズ３冊目、いままでで一番落ち着いてまとまって優しい気がしました。どれでも面白かったけれど、世にある様々な、ん？というようなことを神様が紐解いてくれる。方向音痴の意味がこういうことなら、地図を頼らずあちこちいくのもいいなと思った。

マインドフルネスの状態で暮らす・・・はて？(笑) 生命の危機管理はしてくれるわけだから、出来るだけ日々今を生きようって事ですね。 ただ、マインドフルネスの時間を取ることは大変身体にも心にも良い事だと思う。そして、いつも思う、何ごとも実行せず読むだけじゃダメなんだよな。

パーツが組み合わされて行くのが愉快だった。それぞれに意味があり、心がある。近所付き合いがほぼなくなっている昨今、ある事件をきっかけに話をし、助け合うことで、滞っていた家が動き出す。面白かった。ただ、登場人物が多すぎて、また、苗字と名前と両方で表記されるから、最初のうちはこれ誰だっけ？とたびたびなってしまった。