ブルーバックスと言えば読者を完全に置いてけぼりにした独りよがりな書籍が多い中、この書籍は巧みな表現や実際の適応例を用いた解説で読者に紳士に向き合ってくれ、戦国武将や各国文化を用いた謎比喩やら仕事の処世術などウィットに富んだ文体で読者に飽き足らない工夫まで親切に施してくれる。文中で教師の小話があったが、そこでの技術を伝授してもらった感じだろう。それはさておき、今後機会があれば「本格的なPERT・CPM法を学ぶためのpert図を教えてほしい」って冗談を一度は言ってみたい（笑）

ブルーバックスと言えば読者を完全に置いてけぼりにした独りよがりな書籍が多い中、この書籍は巧みな表現や実際の適応例を用いた解説で読者に紳士に向き合ってくれ、戦国武将や各国文化を用いた謎比喩やら仕事の処世術などウィットに富んだ文体で読者に飽き足らない工夫まで親切に施してくれる。文中で教師の小話があったが、そこでの技術を伝授してもらった感じだろう。それはさておき、今後機会があれば「本格的なPERT・CPM法を学ぶためのpert図を教えてほしい」って冗談を一度は言ってみたい（笑）

第一部までしか理解できなかったが、ウィーン額はの論理実証主義から、ポパーの反証主義、ウィトゲンシュタインの論考、クーンのパラダイム論からサイエンスウォーズまで古典的バイブルのエッセンスのみを汲み取って科学哲学が歩んだ道について包括的に解説する内容となっており、体系的に学ぶことが出来る。第二部に関しては副読本も照らし合わせて地道に理解を進めたい。科学哲学を学ぶ上で単なる科学論の解説に留まらず、引用文献や概要を掘り下げを読者に委ねる形で更なる領域を提示する、言わば学問のロードマップとしても有用である