映画を観てから読んだ。多少改変されていたけど違和感ない範囲で概ね原作通りの映像化と言える。中盤、ゆうだけがアイドルやる気だけど他の3人との意志共有が明示的にないまま加速していくところがあっさりしていて、映画はそこを膨らませて視聴者の不安を掻き立てるような演出にしたのだろう。アイドルものをエンタメにする場合、キラキラした部分を前面に出すことが多いが、本作は泥臭いところから目を背けずに描いているのが良い。

映画を観てから読んだ。多少改変されていたけど違和感ない範囲で概ね原作通りの映像化と言える。中盤、ゆうだけがアイドルやる気だけど他の3人との意志共有が明示的にないまま加速していくところがあっさりしていて、映画はそこを膨らませて視聴者の不安を掻き立てるような演出にしたのだろう。アイドルものをエンタメにする場合、キラキラした部分を前面に出すことが多いが、本作は泥臭いところから目を背けずに描いているのが良い。

本編（悪徳領主！）は敵の悪意がなぜか良い結果になってしまう勘違い系主人公というか、そこらへんのすれ違いが面白いのだけど、こっちは落ちこぼれ（実は評価されにくい隠された能力がある）ががんばって這い上がるオーソドックスな物語なので本編と比べるといまいち。カタルシス不足？

原作をとてもいい感じにコミカライズしている。絵がめっちゃカワイイ。

5巻まで読了。自分のチートさに無自覚鈍感系主人公のハーレムものだが、主人公に嫌味がなくていい。冒険中に倒した魔物を凝った調理法で食い散らかしたりする唐突さがあるけど、そういう世界設定とか細かいことは気にせずテンポの良さで読ませる作品。あと女の子がほとんど巨乳（著者の趣味。かつ私の趣味と合致）なのも割り切ってていい。