壮絶な中での難工事、国を挙げての政策と人命に関わる労務管理が天秤にかけられてしまうのは悲しい。恩恵を受けている身からすると贅沢な高みの指摘になってしまうのだろうか。

本来10時間かけるべきところを流し読み。それでも考え方や鍵となるワードが平易に解説されていて、入門にはもってこいだと思った。サクッと理解みたいな本はあまり信用ならないなと感じていたが、本書はおすすめできそう。

2年前の本なので迷ったが読んだ。企画から運用まで基本となる考え方に大きな差異はないと思われ、基礎の基礎を理解するには良かった。具体的な効果創出までの道のりは結構長く、トップダウンの推進が不可欠だなと、当たり前の事実を再認識した。

逃げか挑戦かは見方次第、とにかくすることは同じなんだからやる、というのが良かった。日本でできなかったこと(やるつもりもなかったけど、結果的にやらざるを得なくなったことも含め)頑張って欲しいし、励まされる。

本書にも書かれているように、未上場企業だからできていることもあり、単純に仕組みや考え方を他社に移植して機能するわけではないことに注意。それでも、情報を共有することで視座が上がるとか、マーケットインではなくユーザーインの発想は面白い。時々松下幸之助の哲学にも触れているが、パナソニックも昔はこんな感じだったんだろうなぁ。

わかりやすかった。指摘するのが仕事ではなく改善していくことにまずは目線を向けることも大事。現場のプロセスを見ていくにせよ経営者の巻き込みも重要になってくるし、社内の人材育成も必要…とすべきことは山積み。

基礎がまとめられて活用事例もわかりやすく初手としては良かった。企業価値の創造のためか業務効率化か、どこに目標を定めるかが一番難しいかもしれない。一方でら何をしていいかわからないのであれば、とりあえずcopilot導入と需要予測(計画業務)あたりから始めてみるのもありかも。

壮絶な中での難工事、国を挙げての政策と人命に関わる労務管理が天秤にかけられてしまうのは悲しい。恩恵を受けている身からすると贅沢な高みの指摘になってしまうのだろうか。

明らかに初心者向けだが、わかりやすくて良かった。昨今流行りのprogram managerやらcoeやら、役割が被らないように、抜け漏れないようにタスク管理するのは難しいが、本書によるとpmoが万能でないと難しいようだ。基本のプロセスを用いて誰がやっても同じ結果になる管理を目指したい。