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2025年12月の読書メーターまとめ

らくさ
読んだ本
16
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4571ページ
感想・レビュー
16
ナイス
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2025年12月に読んだ本
16

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

らくさ
私は先に日本のスペシャルドラマを見ていたので、こういうミステリーがあること自体は知っていた。 ミステリー小説で最も有名な作品とでも言える本作を読んで、やはりすごかった。圧倒された。非常にわかりやすい文体なのに、淡々と描かれる連続殺人事件。兵隊の歌の通りに、10人が殺されていく、、、。この展開は緻密で練られていて、爽快感すらある。 最後の最後まで犯人がなかなか分からず、疑心暗鬼の渦中にいる人間の姿がありありと描かれており、いつ殺されるか分からない恐怖の中にいる人間が滑稽に見えた。 素晴らしい作品だ。
が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
16

らくさ
とにかく頭が酷く疲労する作品だった。 まさかの連続で一つの作品の中でいくつのどんでん返しがあっただろうか。よく、本好きのみなさんが「問題作」と評していたが、その理由がよくわかった。いろんな批判や社会風刺を詰め込んでいて、どれが事実なのか。どれが虚実なのか。 読むたびに考えてみろと常に言われているようだったし、ページを捲るたびにエネルギーを奪われていく感覚もした。こういう本って、読む人のエネルギーを奪い取ることでより強く輝くのだと思った。 まるで長編映画でも見たようだ。
が「ナイス!」と言っています。
らくさ
ネタバレ川端康成の作品を読み始めてまだ歴が浅いため、感想を述べるのは非常に傲慢だと思うのだが、それでも言いたい。本作品は現実と現実外、いわば意識外の行き来を繊細なタッチで描きつつ、登場人物たちのキャラクターを大胆に描いており、読者に強烈な印象を与えている。 本文中に「みずうみ」がいくつか登場するのだが、私個人の意見として、みずうみは銀平の心そのものを表し、誰かがの面影を映していたのだろうと感じた。 人物描写と心情描写がやはり巧くて、私もこんなふうに繊細で大胆な文体で物語を書けるようになりたいと強く思ったものだ。
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らくさ
ネタバレ表題作含め、4つの短いお話が収録されている。 インパクトが強いのはやはり、「トイレの懺悔室」だろう。最初は子供達に無理やり懺悔させようとする親父が怖いと思っていたが、次第に「ゆうすけ」が怖くなった。「ゆうすけ」の存在そのものが闇で、決して開けてはならないパンドラの匣だったのではないだろうか。言葉にできない恐怖があのトイレの中には溜まっている、と想像すると身震いした。 短いお話なのに、ちゃんとした怖さがあって、不気味で、「おとな」と「こども」の狭間を曖昧させるようなストーリー性が見事でした。
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らくさ
この人の書く鋭い言葉が好きだ。容赦なく人の心を切りつけ、しつこいほど居座ろうとする。 この人の作品を読むのはこれが二冊目なのだが、前作も面白かったのに、二冊目も面白い。言葉選びが秀逸かと思えば、雑な言葉を使うし、直接的な言葉も使ってくる。いい意味で、素直。悪い意味で性格が悪い。のかな。適切な表現が見つからなくて、申し訳ない。 何が言いたいかというと、この人の言葉が好きだ。確実に私の心に棲みつく。きっと、これから何度も思い出すだろう。この鋭い刀を持った言葉を。
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らくさ
人間が一番怖いですわ、やっぱり。 呪いって結局は人が生み出しているものだし、それは連鎖する。関係者たち全員不幸にする。それが呪い。 本作は実話だという。こんな怖い実話があったのかと思うと、本当に世の中は何が起きるかわからないものですな。 淡々とした文調で展開されているので、あっさりと読めるが不気味さがより際立っているのである。
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らくさ
伊坂幸太郎ワールドにどっぷり浸かれた気分である。 終盤にかけての物語はもう怒涛、そのものだ。ページを捲る手が止まらない。本当に面白いし、伊坂幸太郎ワールドは常に「考えろ」を私たちに突きつけてくる。この本を読んでいる時も「考えろ」「考えるんだ」「この物語は何を伝えたいのか」を考えていた私がいた。 最後の終わり方は爽快感もあるし、余韻もあるし、どこか現実離れしているかのようだった。読み応えがとてもあった!
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らくさ
『あと少し、もう少し』の続編で今回は大田くんと言うちょっと悪い感じの男子校生が主人公となっている。お世話になった先輩からまだ2歳にもなっていない娘、鈴音の子守を頼まれるところから物語は始まっている。 16歳の男子が2歳前の鈴音に振り回される姿を想像すると、とてもハラハラする。 鈴音と共に過ごしていくにつれて、大田くんも成長していく。その過程がとても素敵で感動的だった。
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らくさ
理不尽なデスゲームが始まったので、『イカゲーム』とか『神さまの言うとおり』をすぐに思い浮かびましたが、なんて単純な脳で非常に申し訳ないと思いました。すごいです。これはデスゲームではありません。救済の物語だ。 まず、よく333人の石井の名前を思いつきましたね。大変だっただろうな。それぞれちゃんとキャラ設定もしっかりしていたので、十分物語として成立できたのだと思う。
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らくさ
そもそも、吾妻鏡は鎌倉幕府のことについて詳しく書かれてある歴史書として知られている。だが、サブタイトルを見てみると虚実とあるではないか。つまり、人為的に作られた歴史が存在するということであろう。これだけでもすごい衝撃ではないだろうか。 実在した歴史の中に物語性が含まれている。誰もが知っている歴史は果たして正しいのか。正しいと思い込んではいないだろうか。そんなメッセージを読者に突きつけているように感じた。 物事をいろんな角度から見てみることも大事だと学んだ作品と言えよう。
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らくさ
本作は2003年に書いたものだということをあとがきで知り、驚愕した。この人の頭の中はどうなってるんだ??と思ったほどである。 もっと感想書きたいけど、文字数制限があるのでここまでにしとく、、、。
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らくさ
アイデアがすごい。実際にあったと思われる事件や歴史をベースとし、こんなふうに人類最初の〜が生まれたのだという語り口が非常に斬新で面白かった。NHKでありそうな番組だなと思った。本当にあったら、見てみたいなとも思う。 アイデアも文体も内容も良かったのに、最後の終わり方だけが少しもったいないような気がした。どうなったのかは読者の想像にお任せするスタイルを選んだのには作者なりの意図があるだろうとは思う。けれど、もうちょっとやりようがあったのではないかと思う。
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らくさ
我孫子武丸さんのデビュー35周年記念として、我孫子さん含め6人の作家が書いたお話を収録されている作品だ。 ホラー小説やミステリー小説というジャンルから錚々たるメンバーが描いた●●にいたる病はやはり、恐ろしく、迫力があり、面白い。我孫子武丸さんの『殺戮にいたる病』を読んだことがあるからこそ、本作品をより楽しめるのだと思う。
が「ナイス!」と言っています。
らくさ
私は先に日本のスペシャルドラマを見ていたので、こういうミステリーがあること自体は知っていた。 ミステリー小説で最も有名な作品とでも言える本作を読んで、やはりすごかった。圧倒された。非常にわかりやすい文体なのに、淡々と描かれる連続殺人事件。兵隊の歌の通りに、10人が殺されていく、、、。この展開は緻密で練られていて、爽快感すらある。 最後の最後まで犯人がなかなか分からず、疑心暗鬼の渦中にいる人間の姿がありありと描かれており、いつ殺されるか分からない恐怖の中にいる人間が滑稽に見えた。 素晴らしい作品だ。
が「ナイス!」と言っています。
らくさ
難しすぎた。頭の中がパンクしそうだ。 そもそも、内容は「人生論」より「生命論」であろう。トルストイは晩年、人間が生きる意味はなんだろうと考え、「幸福への志向」が生きる目的だと結論付けた内容だったかなと思う。 簡単にまとめると、争い事やお金、欲望のことを考えるよりも自分自身を見つめ、内面を理解し、より良い方向へと進めるように自分自身と向き合うことが真の幸福につながる、ということをトルストイは伝えたかったのかな。
哲学する読書家@埼玉|対話と発見の案内人
2025/12/10 14:58

らくさ様 こんにちは、私もこの本読みました。西洋哲学の観念論みたいな考え方が書かれてましたね。哲学の知識がないとわかりにくかったと思います。当時のロシアでは異端扱いだったようですね。

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らくさ
最強の拝み屋、物部斉清が死ぬと言うまぁまぁインパクトの強い始まりから展開される、まさに「無限の回廊」である。 パラレルワールドというSF要素が突然入ってくるので、違和感がないとは言えなかった。けれど、パラレルワールドを通して登場人物たちを濃く描写しているあたりがとてもよかった。 すっきりしたラストなのかどうかと聞かれると、そうではないだろう。まだ謎が残っているのである。霊能力がなくなったと言う終わりという認識でいいのだろうか。まだ続きはあるのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
らくさ
ネタバレ『恋に至る病』のスピンオフである本作は本編では語られなかった景の過去などが描かれている。 子供の頃から周りの人に言うことを聞かせる力を持っていたのだと背筋が凍るような感覚がした。ギフテッドみたいなものだろうか。 また、景を普通の人間にしてくれた宮嶺との楽しいデートの話も描かれている。こうして見ると、景も普通の女子高生で好きな人のそばにいると自分が自分でいられる。恋に満ちていて、人生が楽しかったのだろうと思う。景の救いは宮嶺との出会いだったのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/10/18(86日経過)
記録初日
2025/01/07(370日経過)
読んだ本
307冊(1日平均0.83冊)
読んだページ
98218ページ(1日平均265ページ)
感想・レビュー
65件(投稿率21.2%)
本棚
0棚
血液型
B型
自己紹介

20代のインドア。
割と何でも読みます!
小学5年生から読書の面白さに目覚め、今に至る。
本はいいぞ!!!!

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