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2026年8月の読書メーターまとめ

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2026年8月に読んだ本
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2026年8月のお気に入られ登録
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  • たき

2026年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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ネタバレ櫻田智也、初読。「失われた貌」本格ミステリー小説、行きつ戻りつの伏線だらけの読物だった。ミステリービギナーとしては、そこまで複雑にしなくてもとか、真相をそこまで意外な設定にしなくてもとか、ちょっと複雑な読後感だった。どの登場人物も、それぞれに事情があり、そりゃ仕方なかったよなぁとは思えない人ばかり、子供達は良い子が多くてホッとしたのが救いだった。
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2026年8月の感想・レビュー一覧
21

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ネタバレ角田光代、そこそこ読んでいる。「神さまショッピング」ってこんな意味だったんですね。約10年間の間にこの八作の短編を書いていたと言うことに、少し驚いた。何となく、神頼みには無縁の人生を送ってきたけど、世の中にはそんな事そんな人もいるだろうなぁとは思う。結局は神さまのご利益なんてそんな都合の良いものはなくて、人は生きて行くのだろうと思う。
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膵臓癌ステージ4の宣告を受けた森永卓郎の遺書的な著作「書いてはいけない 日本経済墜落の真相」を読了した。日航機123便の墜落事故の真相の隠蔽を、日本経済の凋落の要因とする論旨にはかなり強い違和感があるが、著者がその様に推論するに至った経路は理解できる。世界の真相とはそうなのかも知れないと少し感じた読書だった。世の中には、古来から各種陰謀説が多数あるが、いたずらに主流が主張する論説のみを信じることは戒めなくてはならない。その警鐘として受け止めようと思う。それにしてもジャニー喜多川の醜さは耐え難い。
南北
2026/08/30 21:38

日航123便の事故については『日航123便墜落「撃墜説」の真相 海上自衛隊元最高幹部が解き明かす』も読んでみてください。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569860648

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ネタバレ飯嶋和一、何度読んでも、何を読んでも面白い。「雷電本紀」は江戸時代の実在の力士雷電為右衛門を芯にした物語だ。孤高の史上最強の江戸大関として活躍した史実をもとにした物語だった。鍵屋助五郎の侠気は、他の関係者を救った、まさに助五郎の生き様そのものだった。江戸期の中小大名の猟官運動のあさましさ、結局は武士以外は泣き寝入り、抗えば過酷な結末しかない。助五郎は抗うのではなく、わが身を殺して皆を救った。脇坂家の家臣河村九郎助に事のカラクリを告げていたら少し結末は変わっていたのだろうか。
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王谷晶の「ババヤガの夜」、世界的に知られるミステリー文学賞、英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳部門を受賞、同賞の最終候補には柚木麻子の「BUTTER」も挙がっていた。今まで数人の日本人作家が候補になっていたが、今回が日本人初受賞だった。ダガー賞の選考・受賞報道の過程で王谷晶を知り、今回の読了になった。対象的な主人公2人、新道依子と内樹尚子の物語、40年に及ぶ逃避行は、二人は、尚子は、北海道に帰るのか、強烈な物語だった。
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帚木蓬生もしかしたら初読、「少弐 民に捧げた三百六十年」を読了した。中盤、少弐氏の明け暮れた戦いばかりの記述、そして記述された人名の煩雑さにギブアップしそうになりながらの読了だった。九州を三分する中世の名族少弐氏の事は、本書に出会うまで「名前を聞いたことがあるかも」程度の知識だった。副題にある“民に捧げた”の印象よりも、土地を巡っての“一所懸命”の領主の興亡の物語だと感じていた。コロナ禍と時期を一にする博物館館員の歴史記述と言う筋立て、読み進むのに苦慮したが、満足の読了だ。
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ネタバレ染井為人、三冊目の「黒い糸」を読了した。異常な一族が起こした猟奇的な連続傷害・殺人事件、主要な大人三人は死に絶えたがまだ生き残りの少女が生存している。小学6年生の少女に世間に隠れて生き続ける能力があるとは考えられないが、成長してまた犯罪を犯す可能性があるのだろうか。いつか続編が書かれるのか、祐介と亜紀と小太郎が家族になって再生していくエンディングは救われる思いだった。
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山口未桜、禁忌の子に次いで2作目「白魔の檻」を読了した。終盤の城崎の謎解きに付いていけない読者は、読む資格は無いのだろうか。前作の禁忌の子にも感じたが、やや設定が複雑過ぎる(あくまでもわたしにとって)。ミステリービギナーとしては、少し辛いレベルだったかなぁ。とは言いながら、これからもミステリーは読み続けるだろうから、頑張って付いていきたいものです。
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辻堂ゆめ、初読だと思う。あの本読みました?の出演回を視聴して、いつか読もうと思っていた。番組の中で「今日未明」に関しても話していた記憶があるけど、読後しんどかった。“イヤミス”というのだろうか、ここまで辛い物語にする必要があったのだろうか、「四角い窓と室外機」にだけは人を思いやる心情があり、少しだけ救われる。この作者の作品はこんなのばかりなのかを知るために、他の作品も一度読んでみよう。
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大田ステファニー歓人、2023年第47回すばる文学賞受賞作品「みどりいせき」を読了した。まさに青息吐息の読了だった、今から50年ほど前に読んだ「限りなく透明に近いブルー」を少しだけ思い出した。読了を諦めかけていたタイミングで、金原ひとみと作者の対談記事を読み、再読をスタートした。金原ひとみの絶賛選評を読まなかったら、途中で投げていたと思う。30%位は意味も分からなかったと思う、ただ雰囲気だけで読み切った。桃瀬と春の青春譚なんだと思う、性が描かれていないのが潔い。次作があれば、一度は手に取ってみよう。
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ネタバレ朝井リョウにはいつも驚かされる。若い世代を描く事が多いのは当り前だと思うけど、この「武道館」も、十代後半の六人の女の子がアイドルグループNEXT YOUの結成からの物語、結末は15周年同窓会だ。最後の場面では、途中でリタイアしたメンバーも参加していた。リタイアから同窓会での復帰までは省略されているが、リタイアしたメンバーもそれぞれの道で幸せにまたは成功している様だ。文庫解説を、リアルアイドルプロデューサーのつんくが書いているのは、味があるというか好ましい。
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ネタバレ伊与原新、「コズミック・ガール宙わたる教室」を読了。前作「宙わたる教室」は、小説・テレビドラマともに感動して観て読んだ。本当に、清々しい物語ばかり描く作者だ、特に若者が中心となる物語はことに清々しい。結末がハッピーエンドなのは微笑ましい限りだ。世の中そんなに甘くはないよなんて、何処かでほざいてろだ。読後感、スッキリの読書体験でした。
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ネタバレ伊坂幸太郎「死神の浮力」を読了。死神の精度に続く第二弾、伊坂幸太郎はあまりシリーズ物を書かないそうだが、前作から十年を経て、前作と違って長編として書いたとのこと。前作の事はぼんやりとしか憶えていないが、本作はやはり面白く読めた。愛する娘を殺された両親による復讐劇なのだが、死神の千葉が関わることで、陰鬱な復讐ストーリーが和んでしまう。ドロドロ物は、伊坂には似合わない。期待通りの爽やか読後感、復讐直後の山野辺遼の事故死は、律儀なお約束だったのですね。
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ネタバレ伊坂幸太郎の不思議短編「楽園の楽園」を読了。伊坂幸太郎には、いつも驚かされて楽しませてもらっているけど、この小説は西遊記なの、異能の三人が天軸の生みの親“先生”を探しに旅に出る。五十九彦にはエピソードとプロフィールはあるが、三瑚嬢と蝶八隗は能力はシンプルだけど、プロフィールは謎だらけ。最後は人類の破滅、それとも再生。少しだけ謎解きが欲しかったなぁ。
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ネタバレ新川帆立、「令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する六法」という長い題名の小説を読了した。ブラックありSFありお仕事小説ありのバラエティに富んだ短編集だった。著者らしく、それぞれに“新法”があり、その新法に関係する物語が書かれていた。ブラックな新法、皮肉な新法、ありそうな新法、それぞれに面白く構成されて、退屈なく読めた。
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ネタバレ新川帆立、「倒産続きの彼女」を読了、元彼の遺言状の続編だった。但し、剣持麗子は脇役で、主人公は美馬玉子という苦学して弁護士になったという麗子とは正反対の経歴を持つ二十代終盤の女性だ。自殺した非正規雇用の姉の復讐の為に、意図を隠し自腹を切って、姉が勤めていた会社を倒産に追い込むというストーリーは、少し無理を感じるけど、玉子の私生活の揺れを含めた頑張りを面白く読んだ。さて、幸元耕太の好意を知ってか知らずかどちらでしょう、続編に期待。
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ネタバレ櫻田智也、初読。「失われた貌」本格ミステリー小説、行きつ戻りつの伏線だらけの読物だった。ミステリービギナーとしては、そこまで複雑にしなくてもとか、真相をそこまで意外な設定にしなくてもとか、ちょっと複雑な読後感だった。どの登場人物も、それぞれに事情があり、そりゃ仕方なかったよなぁとは思えない人ばかり、子供達は良い子が多くてホッとしたのが救いだった。
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ネタバレ村田沙耶香、相変わらずの不思議設定「殺人出産」を読了、10人出産したら1人殺しても良いという近未来の物語。「殺人出産制度」というあまりにも直裁なネーミング、「生み人」「産刑」とか、次々とシンプルな造語が使われる。姉の環と妹の育子の物語、環は制度で誕生し育子は人工受精で誕生した。環は、若年から強い殺人願望があり、10代で「生み人」になった10人出産したら願望を叶える事が出来るけど、特定の誰かを殺したいわけではない。「トリプル」も「清潔な結婚」も「余命」もそれぞれ違った不思議設定だった。
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ネタバレ斜線堂有紀全くの初読「君の地球が平らになりますように」を読了。今時の小説を読もうと思い、読み始めた。桜庭一樹との共作短編集の記事を読み、先ずは単独で読んでみようと手に取った。軽くて不思議な読後感、懸命に生きようとする人と不思議な感覚の人が登場して、少しへんてこなお話しが進んでいく短編集だった。
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ネタバレ木内昇、5冊目位かな。新選組物で出会って、直木賞作品等を読み進めてきた。今回は伝記物かな、明治の建築家の妻木頼黄(つまきよりなか)の生涯を周囲の人物から観た物語「剛心」を読了した。物語の中で「剛心」という言葉は、印象に残るのは一箇所、国会議事堂の建設に関しての計画の推進を強く訴える為に、妻木以下5名の設計者が、時の首相西園寺公望に面談する際に、妻木の建物の強靭さ説明に「強さの中心を指し示す言葉」として登場する。鹿鳴館に代表される西洋の模倣から、日本の近代建築へ移行の黎明期の物語だった。
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ネタバレ染井為人、2冊目の「滅茶苦茶」を読了。転落人生の三重奏って感じかなぁ。美世子、礼央、茂一、三つの人生が何処で交わるのだろうと思いながら読み進んでいた。コロナ禍って、何かノスタルジックな響きに感じてしまう、たったの3〜4年前に世界を巻き込んたパンデミックだと思うと、少し不思議な気がする。あの頃に自分は何をしていたのか、思い出せないくらい、隔絶した感がある。三つの人生が、富士の樹海近くの交差点で文字通り激突し、そのままハッピーエンドまで疾走する。芽衣のその後だけは気掛かり、正当防衛で服役位だと良いけど。
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ネタバレ柚月裕子、「合理的にあり得ない2上水流涼子の究明」を読了した。盤上の向日葵に出会い初めて手にした、1も読んだけど少しコミカルで軽い。軽いだけではなく、最終話の「立場的にあり得ない」は、特にシリアスなテーマを含んだ良作だと思うけど、少し主人公の上水流涼子に都合が良すぎる結末かなぁとも感じた。最愛の人を追い詰めて死に至らしめたと思い込んで、自らの生への執着を失った20歳の女性が、あの論理で再生するのか。甚だ難しいテーマだった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/12/06(272日経過)
記録初日
2019/12/01(2469日経過)
読んだ本
585冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
174652ページ(1日平均70ページ)
感想・レビュー
230件(投稿率39.3%)
本棚
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自己紹介

2024年半ばに69歳でリタイア、晴れて憧れの晴読雨読生活者になれました。
子供の頃からの読書好きで、10代終盤には365冊/年読了を達成して、それからも量の変動はあるもののその時々に興味を持った本を読んできました。
2025年は「関西・大阪万博」に90回訪問、その間の読書量は減少しましたが、今後は最低15冊/月位の読書は続ける予定です。
時間をみつけて、過去の読書記録も可能な限り、整理してみたいと思っています。

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