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2024年10月の読書メーターまとめ

Our Homeisland
読んだ本
5
読んだページ
1941ページ
感想・レビュー
5
ナイス
251ナイス

2024年10月に読んだ本
5

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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直木賞受賞作、この作者のものは初めてでした。実に本格的で、視点も面白いし、人物と事件のことが分かりやすく描かれている素晴らしい大河小説で読み応え十分で満足です。ではありますが、上下二段組550ページというのはいくらなんでもやりすぎでやめて欲しい!読み始める前から「永遠に読み終われないのでは?」という恐怖感にさいなまれながらの読書になってしまいました。将軍尊氏の物語であるようなタイトルですが、実際には弟直義が主人公でした。明るくにぎやかにみんなで幕府創設という部分に続く後半は暗くて悲しいさだめの話でした。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2336ページ ナイス数:298ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/168510/summary/monthly/2024/9

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
5

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未読村上本を見つけて手に取ったら、今年のリバイバル発刊でした。見つけることができて得をした気分です。40年前の最初の短編集だそうです。ばからしい話を大真面目に書いているというようなスタイルは小説家になりたての頃からもう確立されていたのだな、と思いました。読んでいる途中で考えていた感想は、「深い井戸も壁も、TVピープルも団長も品川猿も羊男も出てこないけれども、実に彼らしい。」というものでしたが、最終話で、羊男は出てきました!いつものとおり、とても楽しく読み終えることができました。どの短編も良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
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直木賞受賞作、この作者のものは初めてでした。実に本格的で、視点も面白いし、人物と事件のことが分かりやすく描かれている素晴らしい大河小説で読み応え十分で満足です。ではありますが、上下二段組550ページというのはいくらなんでもやりすぎでやめて欲しい!読み始める前から「永遠に読み終われないのでは?」という恐怖感にさいなまれながらの読書になってしまいました。将軍尊氏の物語であるようなタイトルですが、実際には弟直義が主人公でした。明るくにぎやかにみんなで幕府創設という部分に続く後半は暗くて悲しいさだめの話でした。
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なかなか面白くてまずまず楽しめました。この作者のものとしては、登場人物たちの個性が際立っていなかったなと思います。主人公の太郎からしてなんだかもやもやした印象でした。一番印象に残ったキャラは勘介。全体の展開やミステリーっぽい部分よりも、自然の情景描写と、何と言っても食べ物料理のところが一番優れていたと思います。「けいちゃん」はこの前初めて食べたばかりでした。最もびっくりしたのは「へぼ」!間違いなく美味しいのでしょうが食べられるかどうか微妙です。たくさん画像検索してしまいました。イナゴは食べられるのですが。
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2024/10/17 13:01

モデルになった八百津町という地名はこれまで知りませんでした。地図で検索してみると「ハヤブサ・ミュージアム」が既にできていてびっくりしました。作者は本当に「町おこし」にも関わっているのかもしれません。少し前に愛知方面から土岐(本作では土田)を通って中津川で高速を下りて下呂温泉まで運転して行きました。かなり近くを通っていたことになります。中津川から下呂までの一般道に、かしも、つけちという二つの道の駅があります。つけちの方で「けいちゃん定食」を食べました。もつも入っていて非常に美味しかったです。

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2024/10/17 13:13

ふうさん、コメントありがとうございました。ドラマは観ていませんが、ネットでキャストを調べてしまいました。太郎の中村倫也と彩の川口春奈はまずまず良いとして、勘介の満島は、「全然違うじゃないか!」でした。読んでいる時に頭の中に浮かんでいた勘介は、見取り図盛山 でした。ハヤブサ・ミュージアムには居酒屋さんかく が再現されているようです。

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私は清水義範の大ファンである、と言っていいほどに好きです。しかし、非常に多作なのでまだまだたくさんの著作を読めていません。この人は、自然体で、気取らず、良識的で実にまともな普通の人が、何か面白いことを書いてやろうと虎視眈々と狙っている人だということが非常によく分かりました。書くことが本当に好きな人なんですね。エッセイもとても面白いということが分かりました。
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2024/10/07 10:54

最初に彼の作品を読んだのは、30年以上前の初めての入院の時でした。「肛門周囲膿瘍」の手術で、重篤な病気でもなかったので、暇で平和な入院生活。同質だった人が病人的には最低な、隠れて飲酒はするわ喫煙はするわ内臓を病んでいるのに入退院を繰り返しているような人でした。その人が読み終わった文庫本をたくさん回してくれた中の一冊が、尾張がでてくる清水氏の小説でした。

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乱歩賞受賞作。読み応えも十分で、高く評価できる良い出来の小説でした。選評のない文庫本の方で読んでしまいましたが、その代わりとても良い解説つきでした。解説にもありましたが、このタイプの小説にとって最も大切な部分、私は「予定調和的なところがないこと」と表現しています(解説には違う言葉で書かれていました)が、多少はあるなとは感じましたが、それも許容範囲であったと思います。ストーリーと展開は実に素晴らしいです。骨太で本格的で存在感のある乱歩賞作品でした。作者は非常に多作ですのでこれからどんどん読んでいきたいです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/10(4731日経過)
記録初日
2012/01/10(4731日経過)
読んだ本
1134冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
382679ページ(1日平均80ページ)
感想・レビュー
1134件(投稿率100.0%)
本棚
10棚
性別
血液型
A型
職業
IT関係
現住所
神奈川県
外部サイト
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/joe_and_mick
自己紹介

趣味は、TOEICの勉強とランニングです。

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