ネタバレ「今を大事にすること」と「未来に想いを馳せること」、「変わること（を恐れないこと）」と「変わらないこと」は同じものなんだな、とヒンメルの行動を見ていると思える。それはフランメもか。エルフから見れば一瞬でしかない一生を繋いで、伝えて、変わりつつも変わらないのが人間で。そんな人間に興味を持ったからこそ今またフリーレンは人間とパーティを組んで旅をしているわけで。過去編は少しロマンチックに過ぎたが間にいつもの淡々とした日常を挟んで不穏な空気の漂う帝国編へ。いや、とは言えゼーリエ暗殺とかどう考えても無理だろう。

ネタバレ献本応募に当選しました（ありがとうございます）。好きです。みんな好きでしょ？七英雄とか六帝剣とか。厨二心をくすぐるワードのオンパレード。中身は意志の強い可憐な皇女とちょっと拗ねた能ある鷹は爪を隠す系色男のまあボーイミーツガールファンタジー。作者さんの後書きに「ああ、やはりラノベは若い人の読むもの…」って嘆息したのは秘密だ（四十路）。ツシマの過去は中盤でピンと来てしまった（まあ来るだろう）が最後まで楽しく読み進めた。続編ある引きだしマジの黒幕がまだ文字でしか出て来てないのでもう一波乱二波乱あるだろうな。

ネタバレここのところ触れてる作品（カテゴリ問わず）のヒロインの中で最上級に好きなんですよ、カリアさんが。司書、恵体、美女。眼鏡、口悪い、喧嘩っ早い。そして軍服＆エプロン。もう最高。彼女が「自分の意思に反するもの」に立ち向かう姿は痺れますよね。図書館に通うみんなに慕われるのも分かる。勇者が羨ましい。魔導書起動の感覚も本読みなら少し理解できるんじゃないですかね。没入と共に別の世界に飛んでいくような。身体が拡張されるような。ただ登場人物の名前がね、難しくてオジサンには覚えられないのよ。途中誰が誰だっけってなるのよ。

ネタバレ「今を大事にすること」と「未来に想いを馳せること」、「変わること（を恐れないこと）」と「変わらないこと」は同じものなんだな、とヒンメルの行動を見ていると思える。それはフランメもか。エルフから見れば一瞬でしかない一生を繋いで、伝えて、変わりつつも変わらないのが人間で。そんな人間に興味を持ったからこそ今またフリーレンは人間とパーティを組んで旅をしているわけで。過去編は少しロマンチックに過ぎたが間にいつもの淡々とした日常を挟んで不穏な空気の漂う帝国編へ。いや、とは言えゼーリエ暗殺とかどう考えても無理だろう。

ネタバレラジオ聴いてるのと同じ感覚。つまり通勤電車の中で2人の会話にニヤニヤしてしまう、ということなのだが。リトルトゥースは絶対読むべきだしそれ以外にはまったく響かない2人のトークの書き起こし本。幕間の芸能界リトルトゥースのインタビューもファンによるファンのためのそれなのでラジオ聴いてない人にはマジで無。この2人をして「仲が良い」ってよく言われるけれど、個人的には熟年夫婦のそれに近いと思う。言わなくても分かることは言わない。言うべきことは端的に（悪口込みで）言う。好きとか嫌いとかすら超えた何か。

ネタバレ発売から大分経ってしまった。引き続きﾆﾔﾆﾔが止まりません。佐々木さん俺と誕生日2日違い、歳は1コ上でした。浪漫だなぁ。田山さんどんどん引っ張られてってもうそろそろ山田と表裏なくなりそう。作者も巻末で書いている通り、誰かのためについた嘘は辛いので色々はっきりさせて欲しいけれど、それは良くも悪くもこの関係性が終わることを意味するので本意ではないんだろう。それでも次巻、動く、のか？それにしてもスーパーS、地域密着の見本みたいな良い店。店長含めてこんなに優秀な人材が各部署にいるとかどこの旗艦店だよと。

ネタバレ最強vs最強、最終局面。みんな大好き五条先生だから生徒たちの気持ちは痛いほど分かるが、ここは鹿紫雲の言うことが正しい。この戦いに手を出すのは野暮である。例え結果がどうなろうと。でも彼の心があの時で止まっているのを見せつけられるのは、それはそれでクるものがあるな… これで本当に良かったのかはきっと誰にも分からないが、これを最良の結果だったとする役目は生徒たちに託されてしまったわけだ。

ネタバレ「永遠の命が欲しいか」と不死の王は問いかける。それは命に限りある者への嘲りのようでもあり、その短い生を全うしようとしている者への賛辞のようでもある。途中タイトルの意味を忘れて純愛ストーリーとして読んじゃってたから、ラス前一瞬「？」ってなったけど腑に落ちた。なるほど、そこでタイトル回収か。読後感はとても良い。ラノベってのはこうあるべきだ（続きもの、しかも長いのが多すぎる）。奥付のアンケートに答えて差し替えエピローグも読もう。