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2026年7月の読書メーターまとめ

ばさ1
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2026年7月に読んだ本
18

2026年7月のお気に入られ登録
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  • 小むれ
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2026年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ばさ1
ネタバレ★9 傷害と殺人以外は何でも引き受けるという上水流エージエンシー。涼子と貴山の名コンビが扱うのは、国際保護動物の密猟。我欲のために生き物の命を奪うのは人間だけという至言を残しスマートに解決!カラカル猫のマロが貴山のペットになり、ウィークポイントになったのが面白い。第2話の倫理的にあり得ないのストーリーは秀逸。軽妙な展開のうちに、血の繋がりを越えた親子の情愛が描かれ、ぐっときた。第3話も若者の心の傷を傲慢と一刀両断にぶった切る涼子が心地いい。このシリーズ大好き!
が「ナイス!」と言っています。

2026年7月の感想・レビュー一覧
18

ばさ1
ネタバレ★7 灯台にては大学1年の主人公が自らの成長のため一人旅に東北旅行を決意する。幼なじみの祐介は別ルートで旅行し、途中で落ち合おうと誘う。常に何かにつけ優位に立とうとする祐介との関係は殺人の門の二人の関係にも似ていて面白かった。あとの2編は設定も個性的だが無事解決してよかったという平凡な感想。
が「ナイス!」と言っています。
ばさ1
ネタバレ★6 4つのオムニバス。ある家電製品メーカーの社員の部屋に転がりこんできた怪しい女。高校野球の審判をめぐる人生の転落、モーレツ社員の殺害、新妻への疑念など読みやすいがストーリーが牽強付会に過ぎ、心に残らなかった。
が「ナイス!」と言っています。
ばさ1
ネタバレ★5 時は戻り、八王子署生活安全課の伊東の深雪親子との出会いが描かれる。深雪が付きまとわれていた唐沢が殺害された。解放された深雪は静加を連れて伊東と結婚。5年がたち、唐沢殺害の容疑者松井が交通事故死を遂げる。静加の凄まじい告白にはドン引き。青木探偵失踪や暴力団員南沢殺害のからくりが明らかにされるが、全く感情移入できず、最悪の読後感。
が「ナイス!」と言っています。
ばさ1
ネタバレ★7 警視庁小金井警察署新小金井交番に勤務する木崎、大きな事件もなく安穏と過ごしていた彼に突然起こった殺人事件。暴力団員の被害者に一人の少女の影が。オムニバスかと思いきや事件は第2の犯罪へ。西新井署生活安全防犯係の山岸は、コンビニでアルバイトをしている気になる女子高生飯村ユミからストーカーを相談される。そのストーカー男が殺害された。警察の捜査を攪乱する女の存在により警察は迷走。その女こそが家出している警察幹部の伊東部長の娘、静加だった。謎が深まり不穏な気持ちのまま引きこまれる不思議な作品。
が「ナイス!」と言っています。
ばさ1
ネタバレ★9 傷害と殺人以外は何でも引き受けるという上水流エージエンシー。涼子と貴山の名コンビが扱うのは、国際保護動物の密猟。我欲のために生き物の命を奪うのは人間だけという至言を残しスマートに解決!カラカル猫のマロが貴山のペットになり、ウィークポイントになったのが面白い。第2話の倫理的にあり得ないのストーリーは秀逸。軽妙な展開のうちに、血の繋がりを越えた親子の情愛が描かれ、ぐっときた。第3話も若者の心の傷を傲慢と一刀両断にぶった切る涼子が心地いい。このシリーズ大好き!
が「ナイス!」と言っています。
ばさ1
ネタバレ★7 波山市議会議長の嶋田洋輔が殺害された。捜査するのは本宮宣親と平原優子両刑事。本宮は腰痛を患い、年頃の娘の結婚相手が気に入らず喧嘩中というのが人間的で親近感がわく。クールビューティーの平原とのぎこちない関係が徐々に氷解するのも心地よい。肝心の捜査は父親の汚職を内部告発する息子を軸に絡み合う不幸が読むのに苦しい。バブルの狂乱、家族の行き違いなど事件そのものにはのめり込めず。読後感は苦いが、ラジコンカーや野球の場面は映像として心に残る不思議な作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
ばさ1
ネタバレ★9 凶徒聯合という半グレの幹部たちが次々と殺害されていく。冒頭から犯人は被害者家族と明らかにしつつも、肝心な真実は最後で語られる、読者を引き込むストーリー展開。終始凶徒聯合の悪辣ぶりに不快感を持ちつつ、悪い奴も家族を持つと守りの姿勢になる平凡さ、いつまでもボスの石神に怯える情けなさ、本当に殺害が鎮魂になるのかという懐疑、刑務所に入った水賀谷の贖罪の気持ち、全てが混沌となり、復讐の空しさ、悲しさが心に残った。
が「ナイス!」と言っています。
ばさ1
ネタバレ★10 岡山県津川市役所福祉保健部社会福祉課の臨時職員牧野聡美は生活保護受給に携わっている。上司の山川の誠実な仕事ぶりを尊敬しているが、彼は受給者の訪問中に殺害。小野田と牧野は山川の仕事を引き継ぐうちに、不正受給の疑いを持つ。山川への疑念、暴力団や病院との関わりなど二人は警察さながらの独自の捜査を進めていく。パレートとは8割の成果は2割の要素が生み出す、一定数の蟻は働くがある一定数の蟻は働かないというもの。最後のパレートの誤算の文章が、世の中を変える可能性を示唆し明るい気持ちになった。
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ばさ1
ネタバレ★7 時は2020年、コロナの真っ只中、キャリアを積み独身を謳歌しているアラフォーの今井美世子、寂しさからマッチングアプリで知り合った男性と出会い有頂天に。進学校に入学したが落ちこぼれて居場所をなくした高2の二宮礼央は小学校時代の旧友聖也たちと出会い不良の道へ。地方のラブホテルを経営する戸村茂一はラブホテルがコロナの持続型給付金の対象外であることに不満を持ち、持ちかけられた不正受給や売春に関わっていく。普通に暮らしていた善良な人たちがコロナをきっかけに坂道を転がるように滅茶苦茶な展開に目が離せない。
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ばさ1
ネタバレ★9 間垣統一郎の代わりに総理大臣を務めて2年。加納慎策はインバウンドで日本国経済を立て直すべくビザ発給規制を緩和する。野党民生党の大隈を官房長官に据える破格の人事でコロナや豪雨災害、東京オリパラ、台湾有事に立ち向かう。慎策には党利党略も派閥争いもない。自分に何ができるのかと常に煩悶しながらも国民のためにできることを真摯にやっていく姿が尊い。千葉県警のアマゾネス高頭冴子や義足のスプリンター市ノ瀬沙良の登場には思わず拍手!杉下政経塾や大海東京都知事など小ネタにもニンマリ。何よりハッピーな最後でよかった!
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ばさ1
ネタバレ★9 桧山貴志は4年前妻を中学生3人に殺害された。少年法に守られ事件の詳細すら知ることもできず、目の前の愛娘の養育に専念せざるを得ない。そんな中、妻を殺害したうちの少年達が殺害され、疑いの目を向けられる。育児に専念しなければと思いつつも、真実を知りたいと葛藤しながら行動する桧山の苦しい胸の内が切ない前半。丁寧に描かれた前半に全て伏線が敷いてあり、後半は意外な急展開で回収されていく。大切な人の命を奪われる理不尽さは当事者でなくてはわかり得ない。そして怨嗟を拭うことはなかなか容易ではない。贖罪の意味を問う作品
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ばさ1
ネタバレ★9 後編では瀬戸内の曳舟島での白狐探しと鑓水の知られざる家族の過去、正光の大本営報道部での活動、喜重の新聞記者時代の苦悩が丁寧に描かれる。戦時中の戦況の改ざん報道や国家総動員法の非国民の排斥、疎開制度等、知識としてはドラマや小説で知っていたつもりだったが、この小説で苦しい程実感させられた。焼夷弾の威力を矮小化する怖さ、疎開できるのは小3からだから幼児が被害を被ったことなど赤裸々に戦時中の怖さを感じた。そして現在もジャーナリスト立住に魔の手が伸びる。相馬たちのスリリングな行動と熟考させられる内容を堪能。
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ばさ1
ネタバレ★7 渋谷のスクランブル交差点の真ん中に96歳の正光秀夫が天を指さした後、事切れる。相馬は行方不明になった公安の山波孝也の捜索を極秘に依頼される。鑓水、繁藤は宿敵磯部満忠の秘書服部から一千万円で正光が何を指差していたのかを依頼される。山波と正光が接触していたことを知り3人は正光が戦時中短期現役海軍主計科士官(タンゲン)だったことを突き止める。ハラハラする展開と緻密に戦時中の知られざる事実を明らかにするストーリーは興味深い。すごい巨悪がありそうでドキドキする。
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ばさ1
ネタバレ★6 相馬亮介、鑓水七雄、繁藤修司の「犯罪者」トリオが活躍する。相馬は水谷尚、拓兄弟と小6の夏に出会い濃厚な時を過ごす。始業式の朝、尚は突然行方不明になる。それから23年後、兄弟の母香苗は探偵の鑓水に尚の行方の捜索を依頼し姿を消す。前半はテンポよく展開され、引き込まれていく。新キャラの科警研の倉吉も加わり、いい感じだと思っていたら、いきなり倉吉が尚だったという衝撃。冤罪事件とそれを闇に葬る警察や司法の非情さ。後味の悪い考えさせられる作品。十の真犯人を逃がすとも一人の無辜を罰することなかれ
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ばさ1
ネタバレ★3 図書館でアルバイトをしている高校生の石平紀一が仕事を通して成長していく物語。読書感想文のシンボル牧羊神を調べて自ら読書感想文を書き、実の父親に会いに行き、読んでもらう。決して優等生ではないが紀一は自分に正直で清々しい。
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ばさ1
ネタバレ★3 出版大手の薫風社の月刊誌トリニティの編集長速水輝也は厳しい出版業界でその人柄と人脈、出版愛で業界の荒波を渡っていく。軽妙で大泉洋を当て書きしたイメージにぴったりだが、今ひとつ世界観に入り込めず読むのが苦痛なほど。電子図書や図書館に圧迫される出版業界や小説のアニメ化とパチンコ業界のコラボなど、今まで思いも寄らなかった視点を得たのは新鮮であった。
が「ナイス!」と言っています。
ばさ1
ネタバレ★5 我が子と近所の幼児二人を殺害した罪で死刑囚となった三原響子。刑が執行され、遠い親戚で一度会ったことのある吉沢香純は身元引受人として遺骨と遺品を受け取る。響子の日記に約束は果たしたという言葉に、響子のことを知りたいと故郷青森に向かう。田舎の閉鎖的で前世代的な気風、小作の娘として嫁いだ母千枝子の苦しみが響子にのしかかる。あまりにも悲しくやるせない作品。何か打開策はあるはずなのに、そんな気持ちさえ萎えさせる無力感に襲われる。せめて故郷で安らかに眠ってほしい。
が「ナイス!」と言っています。
ばさ1
ネタバレ★8 11のオムニバス短編集。表題作は代理ミュンヒハウゼン症候群のミステリー仕立て。パラオのペリリュー島での日本軍と現地民との交流、猫にまつわる物語、珠玉のような短編の中に、ごぜにまつわる二品があるのは山形在住の筆者ならではか。特に心に残ったのは最後のヒーロー。まず、米崎地検の佐方貞人登場でつかみはバッチリ。ベタではあるが、人生を前向きにさせる心洗われるストーリーに涙が出た。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/06/21(63日経過)
記録初日
2025/01/01(599日経過)
読んだ本
238冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
77265ページ(1日平均128ページ)
感想・レビュー
211件(投稿率88.7%)
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