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2026年8月の読書メーターまとめ

とほほん
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感想・レビュー
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2026年8月に読んだ本
14

2026年8月のお気に入り登録
2

  • Tomo
  • 小むれ

2026年8月のお気に入られ登録
3

  • 中玉ケビン砂糖
  • Tomo
  • 小むれ

2026年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

とほほん
原田さん、こういう本も書くんだ…と。とっても構成が整っている。政治家のスピーチライターという背景に、お仕事、ファミリー、そして恋愛を乗せて、軽快で、そして泣けるお話に。ただ、今は2026年、政権交代の成れの果てを知っているだけに、その部分はフィクションとは分離してと意識するものの、意識している段階で気になっている。でもでも、スピーチの部分で力強さを感じないことには成立しない物語だが、しっかりとそこはグッときた。本書がロングセラーなのも肯ける。襟を正して姿勢良く、さあ一歩踏み出そう、そんな元気をもらえた。
とほほん
2026/08/28 18:54

もしかすると少々、脚本じみたキャラが煩く感じるかもしれない。ライバルくんの俺様っぷりは、そういうキャラだからと納得させて読みすすめたが、最後まで無理でした。無理なもんは無理。

が「ナイス!」と言っています。

2026年8月の感想・レビュー一覧
13

とほほん
すごくよかった。よすぎておどろいた。私は前科も借金もなく、一応まっとうに生きていると分類される人間なはずだが、正々堂々生きていると思ったことがない。どこかで、1枚めくれば薄汚い本性がさらけ出されるんだろうと、自分でわかっているからだと思う。(まあ外面の綺麗な人間でもないのだけど。) やましいことは何もないのだけど、嘘つきなんだよな。本性を隠しているという意味で。マスクみたいね。だから、少々蛇足と思えた文庫版で足されたエピローグ、この痛々しさ必要?と思っていたら、びゅんと春風の一撃。爽快に飛んでいったよ。
が「ナイス!」と言っています。
とほほん
「自分の機嫌は自分でとる」という標語が嫌いだ。さて、謎の店主シャールのことをどう表現したらよいか。メンター?カウンセラー?セラピスト?シェルターの主?どれもピンとこない。終盤、とある人物から発せられた「機嫌をとる」という一言。ここでそのワード?違和感。しかし、納得。そうか、機嫌をとる人か。嘘の言葉でなく正面から、話をして、聞いてくれる人。冒頭標語の意図。不機嫌をぶつけるな。ごもっとも。ただ、ご機嫌で生きていられる世ではない。どうぞ手前で機嫌よくって、それは自助だ。まいってしまった人間にそれは無理。
とほほん
2026/08/31 02:00

同じようなことは柚木さんのButterでも思った。

とほほん
2026/09/01 22:24

この感想はあらためて読んで意味不明だなと思ったが、言いたかったこととしては、誰かを、それは往々にして大切な人なんだけど、助けることはできないけど、塞ぎ込んでいるときに、機嫌をとってあげられるように、生きていたいなと思った。もちろん相手が攻撃的に不機嫌を撒き散らしているなら、離れどきだ。そうじゃなくて、人間には頑なに耐えているときがある。そういうときに言葉は意味をなさない。それでも話ができるように。そして私は365日、概ねキッチンに立つ。それは幸いだと素直に思った。

が「ナイス!」と言っています。
とほほん
原田さん、こういう本も書くんだ…と。とっても構成が整っている。政治家のスピーチライターという背景に、お仕事、ファミリー、そして恋愛を乗せて、軽快で、そして泣けるお話に。ただ、今は2026年、政権交代の成れの果てを知っているだけに、その部分はフィクションとは分離してと意識するものの、意識している段階で気になっている。でもでも、スピーチの部分で力強さを感じないことには成立しない物語だが、しっかりとそこはグッときた。本書がロングセラーなのも肯ける。襟を正して姿勢良く、さあ一歩踏み出そう、そんな元気をもらえた。
とほほん
2026/08/28 18:54

もしかすると少々、脚本じみたキャラが煩く感じるかもしれない。ライバルくんの俺様っぷりは、そういうキャラだからと納得させて読みすすめたが、最後まで無理でした。無理なもんは無理。

が「ナイス!」と言っています。
とほほん
すごい。パワーアップしている。初作の「天下〜」を読んだとき、本屋大賞っぽくないなと思った。本屋大賞は大衆性を重視していると思うが、案外、読み応えという要素も必要だと。単純なページ数然り、感情の起伏は大きな要因では。「天下」は自分には日常系だった。常に泰然とした成瀬を中心とした箱庭世界。成瀬は中心にあるだけで、実は彼女を人称とした心情吐露はない。(だからこそ※)。今作はそれに磨きがかかっている。(成瀬に否定的な)フックになる人物が特に素晴らしいが、どの話も成瀬を通過してコミカルに、そして温かく書かれている。
とほほん
2026/08/28 18:30

それだと前作と同じではと思うが、シリーズ物として順当に奥行きが広がっている。成瀬の父母が登場したのはまさにその部分。そしてラストはゼゼカラの相方、島崎を中心として物語御一行が右往左往する。ドタバタコメディーのようだが、ここでは「天下」のラストのアンサーとして、心情的に揺さぶられる島崎の姿が描かれている。そうだ、常に泰然とした成瀬が作中で唯一、等身大の十代の女性として、戸惑い揺さぶられるシーンが「天下」にはあったのだ。そしてそれが本屋大賞の決定打だと個人的に思っている。

とほほん
2026/08/28 18:31

今作でその天丼として、成瀬・島崎の関係が再び描かれ、深まったのを読めて良かった。もうすっかりシリーズのファンになってしまった。「天下」ももう一度読んでみようと思う。

が「ナイス!」と言っています。
とほほん
今村さんの歴史小説はこれで2作目。やはり胸熱。すべてを飲み込むプレデター義経が大活躍の下巻なのだか、これはもうネタバレどころか日本人なら誰もが知ってる物語。思えば小学生の頃から義経が好きだった。様々なフィクションに登場する悲劇の男。ただ今村さんはこの男に別の道を与えた。結果としては史実の通りだが、知盛の選択、最後の語り、この展開は予想を大きく大きく裏切られた。もちろん良い意味で。道中ね、義仲にも義経にも挨拶するフッ軽新中納言に突っ込むところはあったが、そのシーンも良いのでございまする。後白河も良かった。
とほほん
2026/08/20 03:46

にしても知盛側から描くことで、より理不尽さに磨きのかかった義経だと思う。

が「ナイス!」と言っています。
とほほん
おもしろかった。ラスト100ページは手が止まらなかった。この作品には善も悪もなく、ただ快か不快かじゃないかな。作者はこの不快によって読者をコントロールしようとしていると感じた。ただ初版から15年、争点を噛み合わせず、会話を成立させないことで、安全圏から一方的にマウンティングする、この手の『不快』さは至るところに存在する身近なものとなった(と思う)。底知れぬ悪意から、怒りを向けるに値しない存在に。知らんけど。事実、怒ってはいけないと読んでてずっと思っていた。まあ、代わりにずっと怒ってる人がいてくれたからか。
とほほん
2026/08/17 00:34

とるに足らない、幼く、拙く、矮小な存在。ただその不快さ故に、天誅されてほしいのよ。否定したいのはその心。勧善懲悪なんてダサいじゃない。さすがに。でもそれを望んでいるから、やっぱりそれを快く感じるわけで。殺し屋シリーズというそういう作品なのだからそれでいいはずなのよ。暴力で暴力を上回る。水戸黄門と同様に快活な強者の登場ってのは心躍るのよ。けど、そこで踊ってる自分も見透かされてるようなね。ということを感想として書き留めておきたかった。

空猫
2026/08/28 18:11

とほほんさん。ナイスありがとうございます。

が「ナイス!」と言っています。
とほほん
瀬尾さんは魔法使いだ。くだらない話だなとか、陳腐な話だななんて思いながら読みすすめていくと(この本の場合は後者だ)、それらがだんだんと心地よくなり、そして不意に涙腺が緩む。これから泣くぞ、感動する時間だぞといった助走もなく、急に出てくるもんだからなかなか引っ込まない。緩急に脳がやられてぐちゃぐちゃなんだが、どんな形でも涙を流せば心はすっきりする。これは生理現象なんだろう。すっきり効果は絶大だ。喉の違和感程度の風邪なら治してしまう(葛根湯が効いたのかもだけど)。偉大な魔法使いだ。
とほほん
2026/08/16 09:22

実はこの本を読むのは二度目。アフターデイズを読んで、いいようにされてる店長にケラケラしてたら、また不意に泣かされた。

が「ナイス!」と言っています。
とほほん
青い壺をめぐる、文字通り巡り回る、13の短編。寓話のような話から他愛もない小話、そして滋味のある温かいスープのような、それでいて一瞬の眩さを感じるような話。ただし根底のトーンが、快活な面白さではなく、皮肉を込めた可笑しみの色が濃い。人に対する諦念というか憐れみというか。可笑しみといえば、半世紀の歳月を経てこの本がベストセラー(国宝上下巻に次ぐ)になることが、ある意味最大の寓話なのかも。
が「ナイス!」と言っています。
とほほん
おもしろいけど心躍るほどではない。まだ上巻。ここからプレデター義経の登場ということで、盛り上がるのか、盛り下がるのか。それはともかく、一つ前に読んだ「海を破る者」では色々と考えさせられた。それは作者が、現在の世界が抱える問題、そしてこの国がやんわりと抱える世相に対して、「海を」を投じたからではないかと勝手に思っている。そういう意味では清盛と知盛の思い描いた世界、戦で戦を支配する像は、今となっては魅力を感じないよね。そこがイマイチなところかなと思う。
とほほん
果たして総力研がイミテーションでなく実権を持つ内閣であったとして、開戦を回避できたのか。誰よりも明確な開戦否定派の志村は、軍に戻ると一矢報いるの気持ちでいたわけだ。陸相東條が日本必敗を否定し、総理東條が開戦回避を試みたのも立場変わればというやつだ。事実と数値に基づいた日本必敗は立場に歪められた。無責任が故にだけならまだ納得がいく。各々がその立場に忠実にやるべきことをやった結果なのかもしれない。それは東條、杉山、永野、近衛、松岡といったネームドだけでなく、名もなき官僚、将校、国民によるものなのかもしれない。
とほほん
2026/08/09 18:42

仮に開戦回避できていたとして、資源のないこの国は米ソに挟まれどう立ち回れたのだろう。南進もせず、満州から撤兵し、仮に何らかの条件を勝ち得ていたとして、それは帝国主義を掲げる国の敗北として捉えられただろう。国民はときの指導者に不満をぶつけるにとどまらず、体制を覆そうとしてかもしれない。さらに仮に国民からの怨嗟に耐え、緩やかな民主化を進め、冷戦の時代にソフトランディングできたとして、果たしてこの国はどんな国になっていたのか。

が「ナイス!」と言っています。
とほほん
伊坂さん2冊目。1冊目は20年前。そしてこの小説も20年前くらい前に出版されたらしい。ということで、どことなく古臭さは感じる。わかりやすいエンタメ作品を期待してたら、おもしろいのだけど、作りてのエゴを少し感じる単館系映画だったみたいな。あの頃TSUTAYAでよく借りた、単館系のにおい。古臭いというより懐かしさを感じた。内容はしっかりおもしろかったです。ちなみに20年前読んだ伊坂作品はチルドレン。内容は覚えてないが、快活で爽やかな青春作品だったと思う。そして私も若かった。
が「ナイス!」と言っています。
とほほん
主人公は文句言いの巻き込まれ系。タイトルが示すとおり、彼が成長する物語。どんなに追い込まれても「やれやれ」と(そんな台詞はないが)、立ち上がる様は、成長なんてしなくても偉すぎるのだが、後半のハッスルぶりは…比べちゃ悪いが、最近のチート系かと思うくらい。いやでも、最初から君は胆力というかガッツがあったよ。人間やっぱガッツだよな。でも共感して元気がでるかっていうと、時代も違うし、人が死にすぎだよ。そこまで入り込めなかった、正直。
が「ナイス!」と言っています。
とほほん
サイコパス 読み進めるうちにその印象は和らいでいったが、後半やっぱりやばいやつだと。まあ(笑)つきではあるが。サイコパスを描こうとしてサイコパスは描けない。しょげこんだそばから喫茶店をはしごする様は、フォーマットの装置としてだからわかるけど、そういうことができそうな人間と納得する行動が散見される。でも普通のおじさんなんだろう。鈍感であり続けることを許された、ちょっとずるい以外は普通のおじさんだ。いや、別に対してずるくない。それなりにみんな逞しく、勝手に生きている。否定も肯定もしたりされたりで。
とほほん
2026/08/04 16:10

自分の感想は書いたので、他の人の感想を読みに行ったが、皆さん手厳しい笑 いやー、そうだよねと少し安心した。でもこのおじさんはしっかり痛い目にもあってるし、それを教訓としている。少々だらしないのは人の常。善良なおじさんなのだと思う。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/07/16(53日経過)
記録初日
2026/07/16(53日経過)
読んだ本
30冊(1日平均0.57冊)
読んだページ
9888ページ(1日平均186ページ)
感想・レビュー
28件(投稿率93.3%)
本棚
1棚
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