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2024年3月の読書メーターまとめ

すきま風
読んだ本
6
読んだページ
1659ページ
感想・レビュー
6
ナイス
193ナイス

2024年3月に読んだ本
6

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 千弦

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

すきま風
話題になっていたので図書館で予約。長いこと待ってようやく手元にやってきた。 話題作は期待に繋がってしまうので、思っていたよりは普通…?と思って読み終えて、あとがきを読んで全ページをパラパラと見返してみて…あっ!となった。 この物語は、途方もない労力、時間が割かれていることだろう。 話的にはそんなに自分好みではなかったけど、世界で一番「透きとおった」物語であった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
6

すきま風
話題になっていたので図書館で予約。長いこと待ってようやく手元にやってきた。 話題作は期待に繋がってしまうので、思っていたよりは普通…?と思って読み終えて、あとがきを読んで全ページをパラパラと見返してみて…あっ!となった。 この物語は、途方もない労力、時間が割かれていることだろう。 話的にはそんなに自分好みではなかったけど、世界で一番「透きとおった」物語であった。
が「ナイス!」と言っています。
すきま風
コロナ禍を舞台に後味が悪い系の話が続き(好みですが)、全体的にそれ系の短編集なのかしら?と思ったところで、最後にはほろっとくる話もあり大変好み。いつ終わるともしれないパンデミックに見舞われた世界。自粛生活、緊急事態宣言、まん防、マスク不足、時短営業、マスク警察…最早少し懐かしいと感じるあれこれ。今になって思えばたった数十人の感染者が出ただけであれだけ過敏になっていた世の中の異様さをコロナ禍に翻弄される人々の物語と共に見せつけられる。特別縁故者が特に好みだけど、憐光やロマンス⭐︎のような後味も嫌いじゃない。
が「ナイス!」と言っています。
すきま風
変人奇人の主人公がこれでもかと登場するのに何処か痛快なのは何故。 ラストは綿矢さん本人が登場する書き下ろし作品になっているけれど、これは実話なのか創作なのか。30代にして老害とか言われたら立ち場ないですわ。 相変わらず綿矢さんの小説はぶっ飛んでいて好き。
が「ナイス!」と言っています。
すきま風
実際に起こったあの事件を彷彿とさせる殺人事件が発生。犯人は逮捕され公判が始まる。死刑以外の判決は絶対に覆らないと決まり切った裁判に、何故御子柴が弁護人となると決めたのか。 ラストでその理由が明かされるが、御子柴シリーズにしては優しい終わり方になっていて、少しずつ御子柴が変わっているということなのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
すきま風
汝、星のごとくでも根底に母親の育て方が子供の人生、性格、トラウマなど将来に影響する事を突きつけられたが、「小児性愛者」の烙印を押された文の真実は予想もしていないもので驚いた。母親の言動一つで子供にとっては呪いとなる事もある。もし文が誰かに相談できていたのなら…更紗とは出会えなかったかもしれないけれど、こんなにも歪な関係での出会いにはならなかったはず。唯一の救いは、更紗にとってふみが恋愛以上に大切でなくてはならない者であったこと。それを、僅かながら理解してくれる人がいるなら、きっと2人はやっていける。
が「ナイス!」と言っています。
すきま風
ネタバレこれが第一シリーズの最終巻と言われても違和感がないほど、後半の怒涛の衝撃展開にページをめくる手が止まらなくなる。第二シリーズで何故彼がこんな風に変わってしまったのか、その疑問を補填するように、その空白の時間に起こった出来事が語られる。雪哉と紫苑の宮との穏やかで幸福な時間、いつ崩壊するかもしれない山内を守るため、次の体制をどう整えていくのか、奈月彦や長束たちとの連携も完璧。平和で、民も皆満足しているはず…と見誤っていたのは読者も同じなのかもしれない。ついにアニメ化も決定でそちらも楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/02/07(4467日経過)
記録初日
2012/01/15(4490日経過)
読んだ本
1505冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
453599ページ(1日平均101ページ)
感想・レビュー
1385件(投稿率92.0%)
本棚
9棚
性別
血液型
A型
外部サイト
URL/ブログ
https://blog.hatena.ne.jp/su_ki_ma_kaze/su-ki-ma-kaze.hatenablog.jp/entries
自己紹介

音楽と本と登山好き。 

どんでん返しのあるミステリが一番好きだが、児童文学や青春モノ、ファンタジー、警察小説、時々時代小説なども読みつつ、日本の歴史(幕末〜戦時中くらい)にも興味があり、その辺りの本も読んだりしている。

辻村深月さん、道尾秀介さんの作品は読み始める前に楽しみでドキドキ。

個人的に趣味嗜好が合いすぎる作家は豊島ミホさん。エッセイは苦手だが、朝井リョウさんと豊島さんのエッセイだけは例外。

ハッピーエンドな話より、暗くて重め、何かしら余韻の残る話に惹きつけられる。

本を読む時間がなかなか取りづらいこの頃だが、今日も細々と本を読んでいる。

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