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2024年3月の読書メーターまとめ

dexter4620
読んだ本
19
読んだページ
5764ページ
感想・レビュー
19
ナイス
81ナイス

2024年3月に読んだ本
19

2024年3月のお気に入られ登録
3

  • 読人
  • 垣添優子
  • Kircheis

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

dexter4620
これまでかず多くのユダヤ本を読んできたが、本書は従来の考えが一新されるほど衝撃的な内容だった。著者はパレスチナ寄りに講演を展開するが、多少割り引いて考えたとしてもイスラエルのユダヤ人によるパレスチナ人迫害は行き過ぎで、メディアがそれを正しく報道していない事も分かる。今のイスラエルパレスチナ情勢が気になる人は間違いなく読むべき一冊だ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
19

dexter4620
とても1930年代に書かれたとは思えない、人類を代表するSF小説。令和に読んでも古さを感じない点に驚愕した。デルタやイプシロンなど選民して労働に就かせるという思想、現代の出産が存在しない世界。安定が固定観念になった世界で、数人が世界を変えられるのか。ワクワクしながら読了した。禁忌となった読書で、自分の枠を広げるのは令和においても大切だと改めて感じた。
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中江藤樹の『翁問答』、さまざまな書籍で紹介されている本書を現代語訳したもの。特に前半部分は圧巻で、中国古典を学ぶ姿勢や、論語読みとなるだけで終わらないように説く。四書五経や武経7書は知っていたが、可能なら易経や十三経に親しむことを中江藤樹は説く。日本語訳されていないものもありそうだが、五経を読み終えた後にチャレンジしたい。
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BiSHのメンバー、モモコグミカンパニーが解散直前4年の心情や活動をまとめた日記。著者が劣等感も感じつつ、解散とは何か、今後どういうことができるのかを模索しつつ過ごしていく日々に心を惹かれる。清掃員は必読の書であると言っても過言ではないと思う。復活して欲しいような気もするし、このままBiSHは終幕で良いような複雑な心境になった。
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序盤はキングダムの歴史をなぞるようで面白い。韓非がここまで韓を評価していなかったことに驚く。第1巻では君主としてのあるべき姿が説かれているように感じたが、同時に昔富裕層の方が愛読の書とおっしゃっていた事を思い出した。薄っぺらい解説書よりも当然深い内容で、再読棚入りは確実。2巻が楽しみです。
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易学大講座第2巻の代用登録。9個の卦を解説。一般的な易の本に比べ、8巻立てなので解説が豊富。旧仮名遣いで読みにくさあるが徐々に慣れてくる。易経を学ぶなら必ず手元に置いておきたい名著。
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火山学の入門書として読みましたが、初学者にも分かりやすい内容でおすすめの一冊。噴火のタイプや火砕流と火災レキの違い、火山が国民にもたらす恩恵などネガティヴ要素だけでなく、ポジティブな点も参考になりました。基本的には噴火は予知できるので事前の避難経路などの確認が大事、登山する際に無風の時は凹地のガス等に注意するなど、参考になる情報が盛りだくさんでした。
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ロシアや中国に精通する筆者が、独裁的国家(黒)vs多極国家(白)の対決について解いた本。ロシア国内にも反勢力がいるがプーチンが抑え込んでいること、戦術的にロシアが勝つことがあっても大局的には勝てず戦略的敗北となる理由が分かりやすく説明されている。日本はどのような立場を取るべきかという視点も得られて面白い。
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幸田露伴の関連作を探していたところ、渡部昇一先生の著書を発見し購入。前半1/3が特に「惜福、分福、植福」の考え方は『幸福論』の代表的内容で面白い。
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どこかで勧められた一冊。物理学者であるという筆者が、経済学の初学者向けにさまざまなテーマを噛み砕いて解説した本。メタファーが的確で分かりやすい。結論部分やブロックチェーン(特にハッシュ)の解説が分かりづらかったが、座右に置いて適宜読み直すのも良いと思う。噂に違わぬ傑作だった。
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ソ連の思想を築いたレーニンの著作。共産主義や社会主義に関しては無学だが、取り掛かりとして読了。資本主義の対比するこの思想は、類書をもう少し読んで理解を深めたい。人は環境に慣れるという考察は、深さと怖さを覚える一文だった。
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一流大学を卒業したエリートがキャリア形成で失敗しつつも、ファンド運営者として成功した過程を描いた自伝。パブライやバフェットなど一流投資家の影響を受けて、どのように人格形成し、投資哲学を築いたのか赤裸々に書かれており一読の価値はある。次はパブライの書いた『ダンドー』を読んでみたい。
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火山の基礎知識を学ぶには最適。個人的には巻末近くのふるさと(地方)の山々の論評が興味深かった。口永良部島に次いで箱根山が危険なのは初めて知った。次は火山からの避難や対策に関する本を読んでみたい。
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行動心理学の新名著。非難は逆効果、ミスを共有して改善に繋げることが大事。他著にて紹介されていたプレモータムも有益との記述。『失敗の本質』に続いて読んだので、負ける組織の共通点をより理解できたと思う。再読棚入り。
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脳科学をさまざまな角度から解き明かす名著。カロリスや赤色の使い方、ワーキングメモリの育て方など知っていると人生で得するノウハウも多数あり。良く生きることは良い経験をすること、すると良いクセ(反応)が出るという考えに強く賛同するし、今後も意識して生きていきたいと感じました。
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3年ぶり2度目の読了。易の入門書として最適。近鉄の幹部(当時)向け講義を書き起こした本で平易に読める。著者の安岡正篤氏がいう通り、「易は占わず」の高みを目指すべきだと改めて実感。紹介されていた『呂氏春秋』の人間学にも興味を持ったので、こちらも読んでみたい。
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四書五経の一つ。筆者があとがきで嘆いているように、昔に比べ中国古典の存在価値は薄れ、特に五経は関連書が減っている。その中でこの一冊は、最も古い中国詩の世界をわかりやすく開陳してくれる。香は天を敬い、酒は地を敬うためのアイテムだという事を知れた。次は杜甫の詩の世界を楽しんでみたい。
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dexter4620
これまでかず多くのユダヤ本を読んできたが、本書は従来の考えが一新されるほど衝撃的な内容だった。著者はパレスチナ寄りに講演を展開するが、多少割り引いて考えたとしてもイスラエルのユダヤ人によるパレスチナ人迫害は行き過ぎで、メディアがそれを正しく報道していない事も分かる。今のイスラエルパレスチナ情勢が気になる人は間違いなく読むべき一冊だ。
が「ナイス!」と言っています。
dexter4620
10年ぶり2度目の読了。有事の際は期限を決めて戦う事、ゴールと撤退するラインを決めておく事、プランBを持っておく事、指揮系統を2つ以上作らない事、適宜戦術を変える事など学びが多すぎる一冊。やはり現場の声を拾えず、精神論と過去の栄光にすがった戦術を用いた事、戦略なく戦いに挑んだ事などが敗因と言えよう。現代ビジネスにも使える名著なのは間違いない。野中氏の『失敗の本質 戦場のリーダーシップ』も読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
dexter4620
『悪童日記』から始まった三部作が大団円。ふたりの結末と家族構成、育ってきた環境などが明かされる本作。ブロガーのまなぶ氏が紹介していた本にここまでのめり込むとは自分も思わなかった。筆者クリストフの4作目も読んでみたい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/02/20(4450日経過)
記録初日
2012/02/10(4460日経過)
読んだ本
1313冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
377360ページ(1日平均84ページ)
感想・レビュー
1251件(投稿率95.3%)
本棚
1棚
性別
現住所
神奈川県
外部サイト
自己紹介

2004年に米軍ヘリが墜落した大学卒。在学中にこの事件に遭遇する。英語(異文化理解)専攻。2009年ダライ・ラマ拝謁。翌年、アジア放浪。チベットとアンコールに感銘を受け、写真展を開催。旅人、ファイナンシャルプランナー(FP)、ライター。

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