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2024年2月の読書メーターまとめ

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2024年2月に読んだ本
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2024年2月のお気に入られ登録
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2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Naota_t
#2064/★3.6/私は読書が好きで、年間130〜150冊本を読む。本書では、読書の良さが様々な角度から全部盛り込まれており、全て深く頷けるものだった。「読書が人生の深みをつくる(=教養が人格や人生にまで生きる)」ことが齋藤氏の主張。私には良書だが、読書をしない人は、この本をきっかけに読書をするようになるのだろうか。読書は誰かに強制されるものではない。読書をするかしないか、読者の自由だ。読書は自分を成長させ、人生を豊かにする。それは読書が習慣になった人にしか分からない。私が美術館に行くのも同じ理由だ。
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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:3470ページ ナイス数:103ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/189538/summary/monthly/2024/1

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2024年2月の感想・レビュー一覧
17

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#2076/★3.4/著者は、中国・日本でディッキーズの爆発的成長に導いた平山真也氏。アパレル業界の低成長は、彼の言うように、消費者の反応を見て、売れ行きに応じて計画を随時見直す、思いを込めた魅力的な商品を作るなど、当たり前の企業努力を怠った結果でしかない。インタビューなどでまずは不況を言い訳にする経営者に読んでほしい一冊だ。ーー守るべきことと、時代や環境に応じて変化していくべきところを見極めながら、現場の丁寧なコミュニケーションを行うこと。その終わりのない作業によってブランドは培われるのです。p122
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#2075/★3.2/『カメラに訊け!―知的に遊ぶ写真生活』に続く、田中長徳氏によるカメラ本の第2段。すぐ読み終わる。カメラを極めた人の言葉はどれも一家言がある。・現実をそのまま美しく再現すべき、・向上心を捨てよ、・ドレスダウン、ステップダウン志向に真実のカメラの楽しみがある、・使いこなせない機能は使わず、とにかくシャッターを押すことが大切。カメラはとにかく撮りまくって楽しむことが大切なのだ。なお、アンディ・ウォーホルが8時間とり続けた《エンパイヤ》は、当時超高額なコストがかかったのは知らなかった。
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#2074/★3.4/「制作進行」という聞きなれない仕事を軸に、アニメ制作について書かれています。アニメ業界に興味がある人は必読。アニメが総合芸術ということに改めて気付きました。アニメにかかわらず、仕事観全般に参考になります。特に「暗黙の実務(目に見えない重要な仕事)」を文字化することは仕事において、大事だなと思いました。経験により培われた自分なりの答えを常にもつべし!ーーアニメを作るスタッフは紙の上では生物を想像する神になれるのです。こんなお仕事は他にありませんよ!なんて素晴らしいことでしょう!p40
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#2073/★3.1/全体的にかなり論文寄りで、著者の意見は少なめ。データの羅列が多い印象だったため、読み進めるのに若干苦労した。中でも自動車素材とシュレッダーダストの項目は身近なため、ゴミについて考えるきっかけになった。捨てることまで考えた上で自動車を購入する人は稀だろう。その場合、シュレッダー段階の廃棄物量を減らすこと、素材リサイクルの促進を念頭に置いて、回収・再利用をはかる必要がある。中でも発生抑止が最も重要だ。基本的なことだが無駄なものを買わない・生産しないことがゴミの削減につながると気付いた。
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#2072/★3.2/著者はゆめタウンなどを運営するイズミの創業者・山西義政氏。私の生活圏にゆめタウンはなかったが、仕事や、旅行で九州に行った際に存在を知った。全てを地域一番店にしなくては広げる意味はない。そこで暮らす人のことを考え、どのような店が必要とされているのか考え抜かねばならない。著者の述べる「地域一番店」「いい場所」を追求する姿勢は重要だ。時代とともにニーズが変わり、それに適応したものが生き残るのだろう。そのために社員を主役にすることが”個店経営”の鍵だと思う。これらは全ての小売業に当てはまる。
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#2071/★3.6/内館作品を5冊読んだ中で最も良書。主人公・壮介のジジババになりたくないと意義を張る「定年退職あるある」がどれも笑える。後半で中小企業の顧問になった点は現実離れして残念だったが、その後の夫婦関係のギクシャクはリアルでいい味が出ていた。「終わった」と決めるのは本人次第。「その人がその人らしく生きられる場があれば、それは誇りにつなが」(p110)ることが重要だろう。現代は個性を尊重するし、生涯1社も少数派になりつつある。終わらないように、一定の手に職を付け、会社人間にならないようにしよう。
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#2070/★3.2/著者はフランス人の歴史家、人口学者のエマニュエル・トッド氏。過去にソ連崩壊、アメリカの金融危機、アラブの春、イギリスのEU離脱などを予言したという。家族制度、識字率、出生率などから分析する手法は初めて聞いた。日本などの先進国は消費社会の段階を終えて、低成長時代に突入。直近で日本のGDPはドイツに抜かれた。その背景も本書から紐解けるかもしれない。ー「文明は衝突すると言う考えには反対だ。世界は宗教や文化で細分化され、各文明は自らの中に閉じこもるといったようなイメージは正しくない」p150
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#2069/★3.2/著者は児童書『魔女の宅急便』を書いた角野栄子。角野氏は「ブラジルへと海を渡り、2年間暮らし、また船でヨーロッパに行き、小さな車で9千キロ走り回り、気候機でアメリカ、カナダをまわっ」た経験をもつ。広い視点と数多くの人との接点があったからこそ、想像力豊かな世界が描けたのだろう。私もたくさん旅したい。その他、1)少し書くと、目の前に読者がいると思って大きな声で読むことを繰り返すという校正方法は参考になった、2)本の「扉」は、違う世界に入るためのワクワクする「扉」という考えは素敵だと思った。
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#2068/★4.1/著者は弁護士の中坊公平氏。平易で読みやすく、引き込まれた。豊島事件について知りたく読んだが、中でも森永ヒ素ミルク中毒事件は冒頭陳述は心に刺さった。企業の面子を保つべく責任回避を続けた森永。今でも当該事件について、HPや統合報告書での記載はない。雪印はしっかり記載し、コンプライアンス向上に努めている。今後、森永製品を避けたい。あるべき正しさを貫いた中坊氏のような人間になりたいと思う。ー「事件を紐解く本質は法律にあるのではなく現場にあります。現場の中に小宇宙があり、現場に神宿る」p18
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#2067/★4.2/非常に良書。広報・法務・IR担当者は必読。詳細を丁寧にまとめた著者に感謝。トステム創業家出身の潮田が偽計を行い、当時CEO瀬戸の解任から事件が始まる。株主提案で臨時株主総会を計画したり、総会で取締役候補を双方に立てるなどドラマの域を超えた事実の数々。潮田が相続税を払わないため、会社のシンガポール移転が発端で、羅列しきれない数の姑息な権謀術数を働く。総会で瀬戸が勝った後、従業員が駆け寄るシーンは感動。ガバナンス、指名委員会・取締役会の透明性、実効性の重要さが如実に理解できる一冊。
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#2066/★3.1/内館牧子の本を読むのは3冊目。過去作よりも地に足がついた内容になったため、読みやすくなったと感じた。本書は女性の年齢や「おばさん」観に焦点を当てる。主人公の蜜は取り柄もなく、勉学に努力もしなかったパート主婦。そのため、若さをキープするしか能がない。年齢で評価する社会も悪いが「自身の人生の満足度」のなさも問題だ。1つ趣味でもあれば、年齢で何を言われようと矜持を保てると思う(最後に蜜もそれに気付く)。34歳を「とっくに春を終え、夏の盛りも過ぎたころ」という表現は著者らしさが出ていた。
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#2065/★3.3/予想以上に良書だった。2000年代のこの手の本は機能の説明に終始しているため、今読むと時代錯誤で読む価値が薄いことが多い。しかし、本書は、歴史や背景、基本的な知識などから説明しているため、今読んでも勉強になる。具体的には、メモリ単位「k」「K」の違い、キーボードがQWERTY配列の理由(機械式タイプライターが印字しやすい)、macやMSが生まれた背景など。著者は「かな漢字変換すらまともにできない機械で人工知能なんでできるはずがない」と述べているが、今の世の中を見たらどう思うだろうか。
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#2064/★3.6/私は読書が好きで、年間130〜150冊本を読む。本書では、読書の良さが様々な角度から全部盛り込まれており、全て深く頷けるものだった。「読書が人生の深みをつくる(=教養が人格や人生にまで生きる)」ことが齋藤氏の主張。私には良書だが、読書をしない人は、この本をきっかけに読書をするようになるのだろうか。読書は誰かに強制されるものではない。読書をするかしないか、読者の自由だ。読書は自分を成長させ、人生を豊かにする。それは読書が習慣になった人にしか分からない。私が美術館に行くのも同じ理由だ。
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#2063/★3.2/著者は元・ドイツ証券副会長の武者陵司氏。著者の示す道筋は分かりやすい。日本にはオンリーワンのビジネスモデルを持つ半導体などの中枢、周辺、基盤の技術分野が強く、世界シェアが高い商材が多い。今後もIoT技術は発達し続ける。その川上産業はなくてはならない存在であり、米国は中国を排除したサプライチェーンを再構築中のため、日本はチャンスが大きい。現在、中国が不景気で日本株に注目が集まっている。賃上げ、インフレの循環がうまく回れば、現在の日経平均は36,863円は、近々4万円になると私も思う。
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#2062/★3.4/本書の趣旨は「ファイナンシャル・インテリジェンスを高めることが、人生でよくぶつかるいろいろな問題を解決するのにいかに役立つかをみなさんにわかってもらう」こと。要は「自分のビジネスを持つこと」が重要。そのベースには会計力・投資力・市場の理解力・法律力が必要になる。私ならそこに自分の収支・財務状況を正しく理解することを加える。ーやる気、忍耐が必要だし、失敗に対して堂々たる姿勢を取れなければダメだ。負ける人は失敗を避けようとして負ける。だが実際は、失敗は敗者を勝者へと変える。(p212)
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#2061/★2.6/内館牧子の本を読んだのは2冊目。『あしたがあるから』より内容は若干マシだが、引き続き読み進めるのが辛かった。社会進出しただし女性のステレオタイプな内容と、現実離れした三文少女漫画のようなストーリーを読むと、こういう本が出版されていたこと自体に、かなり時代を感じる。有名なキャストを使って、ドラマ化もされたらしいが、当時はウケたのだろうか…。約30年で価値観はこうも変わるのかという社会勉強には役に立つかもしれない。結局「…ひとりでいいの」と考えたのは寿子くらいだし、題名もチグハグ。
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#2060/★3.3/鮫の表面の特徴を応用した「鮫肌水着」として有名な競泳水着がある。このような厳しい生存競争を勝ち抜いてきた生物たちの超技術を、研究・開発に活かす動きが盛り上がっている。中でもイエバエの応用は未来があると感じた。畜産廃棄物をウジによって堆肥に変え、成虫したハエを捕らえ、加工することで効果的な飼料にも変えられる。これはコスト面でも環境面でも良いことづくめだった。様々な事例が見る中で、世の中には未知の世界がまだ無数にあり、それをうまく応用すれば便利な世の中に変えられることがよく理解できた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/02/23(4515日経過)
記録初日
2006/05/06(6634日経過)
読んだ本
2127冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
523216ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
2126件(投稿率100.0%)
本棚
9棚
性別
URL/ブログ
https://note.com/naota_t
自己紹介

新書が好きです。電車で本を読むために会社と家を往復してます。
年間レビュー数は120〜170ほど。
以下、5冊のルーティーンで本を読んでいます。
1)興味のある新書、2)仕事に役立ちそうな新書、3)ブックオフでタイトルを見ずに選んだ新書、4)小説、5)ジャンル不問のハードカバー、1)に戻る

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