面白かった！生き埋め状態になった地下施設の中で起こった殺人。誰か1人を犠牲にしないと脱出出来ない状況下で、何故起こったのかもポイント。独特のピリピリ感とラストで全てがひっくり返る絶望感が非常に良かった。この状況下で自分からどうするかとは思ったけど、誰かのために残る決断は私には無理だな…

解剖で死因を明らかにする法医解剖医のお話。作者が解剖技官のため、描写はかなり詳細です。法医学ものはこれぐらいの淡々としてる方が読みやすくて個人的にはよかったりする。主人公の過去とか幼馴染との関係とか気になるところはあるので、続編も楽しみです。

プレオープン時に無差別殺人があり、廃墟となった遊園地に集められた場で殺人が起こる…という設定。案内図とかギャニーちゃんとか雰囲気は抜群でワクワクはした。個人的には派手さをどうしても求めてしまうので、後半に行くにつれて尻窄みになってしまった感はどうしてもありますが、全体としては面白かったかな。続編あるみたいなんで、楽しみにしてます。

面白かった！生き埋め状態になった地下施設の中で起こった殺人。誰か1人を犠牲にしないと脱出出来ない状況下で、何故起こったのかもポイント。独特のピリピリ感とラストで全てがひっくり返る絶望感が非常に良かった。この状況下で自分からどうするかとは思ったけど、誰かのために残る決断は私には無理だな…

江戸川乱歩のオマージュ・令和版な作品。AIにスマートスピーカーなど電子機器の登場が多めかな。かなりアレンジはきいてます。「人でなしの恋」は良かったけど、個人的には三津田信三版のオマージュの方が好きです。

深緑先生はこういった荒廃した世界観が上手いなぁと思う。タイトル通り神様は出てこず、やるせない終わり方が多い。『伊藤が消えた』は、人の醜さが全面に出ていて良かったです。

ようやく読了。終盤は面白かったのだが、序盤に世界観に入り込むのに時間がかかってしまった。黒田官兵衛の執念のすさまじさを感じることができた。