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2025年11月の読書メーターまとめ

夕葉
読んだ本
9
読んだページ
1558ページ
感想・レビュー
8
ナイス
98ナイス
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2025年11月に読んだ本
9

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

夕葉
ネタバレ労働新聞の紹介をきっかけに読みたくなった。最も恐かったのは「ある商品」。商人を名乗る宇宙人が若返りの薬を売りに来る。目を輝かせる人類に、宇宙人はテレビ中継で製法を話す。ある学者が、薬が普及すれば人口爆発が起こると警鐘を鳴らすが時すでに遅し。宇宙人の目的は増えすぎた人間を奴隷として買い叩くことだったのだ。他にも「無罪の薬」「オフィスの妖精」「少年と両親」「夢の時代」「おカバさま」など。少し怖いショートSF。この本の発行が昭和57年。当時想像した未来がAIが発達する現代に通ずる点がリアリティを増す。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

夕葉

いつも見てるスクール革命が「読書の秋」特集! 鎌倉のメッゲンドルファー、また行きたいな🥺 https://tver.jp/episodes/epzn1if7pj?p=493

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2025年11月の感想・レビュー一覧
8

夕葉
ネタバレ子どもは大人のことをよく見ていると思う。前作に続き、ふふと笑ってしまう作品たち。「大人はお酒で嫌なことを忘れるけど、子どもはジュースで忘れられないから不公平」という日記が可愛かった。家出ごっこで背伸びをする姿も、朝起きれなくてお母さんがお布団から大根みたいに抜く姿も、ヨシタケさんのイラストがより可愛くしている。「僕が寒いと言うとお母さんはお外を走っておいでと言うけど、お父さんが寒いと言うとストーブと電気カーペットで温もらします」なんて、家庭であったことをそのまま書かれるから、下手なことを言えないなと思う。
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夕葉
ネタバレ「せんせい、あのね」の出だしで書いたあのね帳が懐かしい。子どもの目線で書かれる、素直な大人への不満だったり、詩的な風景だったり。今となっては書けないし、1年生当時の私もきっと「入学した頃の先生は天使みたいに優しかったのに、今は山姥より恐い」なんて書けなかっただろうな。(1年生の時の担任は優しいおじいちゃんだったけど。)やはり、家庭のことを書いたものが秀逸。ヨシタケさんの絵も相まって、ついふふっと笑ってしまう可愛い本だった。お札にアイロンをかける祖母と、チョコの中のアーモンドを庭に埋める弟の話が好き。
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夕葉
ネタバレ本書は共働き夫婦と幼い子どもを想定している。家が整えば人生も整うという考えのもと、共働きなのに、負担は妻に偏りがちという問題を解決すべく、家族の生活をどのようにシステム化すべきかを提案している。不満を感じるのは、自分が家事をしているのに相手は休んでいる時、という点には最も納得。そこで「料理してないほうが食器洗いをする」など、パラレル家事を推奨。時間は「夫婦の共有財産」と考える、家族の予定は「大切なアポイントメント」と捉える等、主に世の中のお父さんたちに読んでほしい内容だった。
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夕葉
ネタバレ労働新聞の紹介をきっかけに読みたくなった。最も恐かったのは「ある商品」。商人を名乗る宇宙人が若返りの薬を売りに来る。目を輝かせる人類に、宇宙人はテレビ中継で製法を話す。ある学者が、薬が普及すれば人口爆発が起こると警鐘を鳴らすが時すでに遅し。宇宙人の目的は増えすぎた人間を奴隷として買い叩くことだったのだ。他にも「無罪の薬」「オフィスの妖精」「少年と両親」「夢の時代」「おカバさま」など。少し怖いショートSF。この本の発行が昭和57年。当時想像した未来がAIが発達する現代に通ずる点がリアリティを増す。
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夕葉
ネタバレ今年の春頃に岡山まで行き、現物を見て感動したセツさんのちぎり絵。ポストカードブックの冒頭には、セツさんの1日が書いてあり「夜は集中して、ちぎり絵に取り組む。1時半頃に娘に早よ寝なと言われる」とあり、本当に夢中になって趣味を楽しんでいらっしゃるのだと思う。どの作品も、新聞を貼り合わせて、ここまで色や光を再現できることに感動する。前作同様、やはりセツさんの口調そのままのコメントが素敵。「ホットケーキの蜜を再現するのに麻婆豆腐の写真を使いました」など、意外なものを使っていることが分かるのも面白い。
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夕葉
ネタバレモラハラ夫と離婚する為、主人公の希は息子を連れてアパートに引っ越す。息子と同い年の娘を持つ、お隣の一軒家に住む千夏とママ友になる。最初は優しかった千夏に対し、娘の様子や言動から段々と違和感を抱く。仕事が忙しく留守にしがちな夫が居ない程、苛々を募らせる千夏。優しそうな千夏の夫、アパートの1階に住む年配女性、隣に住む男性、誰が良い人で誰が悪い人なのか不安になりながら読み進めた。最後、一件落着したようで裏側にある会話、終わり方にモヤモヤが残る。ご近所付き合いの怖さと、弱者である子どもが被害者になる怖さを感じる。
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夕葉
ネタバレ夫には何度も失望した。言っても治らない。だから外では家族を演じながら、妻は何年も夫を無視した。序盤は数日、何ヶ月、何年と妻から無視され続ける夫の姿が描かれる。原因不明ながら取り敢えず謝ってみたり、周りのアドバイスをもとに花やケーキを贈ってみたり。子どもが幼い頃は耐えることが出来たけれど反抗期を迎え、生地獄だと感じ始める。離婚を切り出したとき、妻から意外な言葉を告げられる。そこから、妻の目線に切り替わり、無視を始めて夫が変わる様子と妻自身も気付かぬ複雑な感情が紐解かれる。夫婦って難しい。
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夕葉
ネタバレ夢に出てきた「あの子」は、妻が連れ去った幼き日の娘。夫目線で描かれる漫画は、「ある日突然妻が自分の子どもを誘拐した」「子どもに会える条件で離婚したのに、一度も会えない」という彼自身の事実を語る。入社してきた若い女性社員に、今はどこかで成長している娘の姿を重ね、彼女の後押しもあって、終に娘へ会いに行く。けれど、そこに感動の再会は無い。最後は娘目線で語られる。母が父親の悪口を言って洗脳した訳ではない。けれど、母の態度から父に会いたいという気持ちを自然と封印した現実が切ない。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/31(5006日経過)
記録初日
2011/07/13(5268日経過)
読んだ本
501冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
95312ページ(1日平均18ページ)
感想・レビュー
396件(投稿率79.0%)
本棚
18棚
性別
年齢
30歳
血液型
B型
職業
事務系
現住所
広島県
自己紹介

好きな本を好きな時に好きなだけ。
とってもマイペースですが、皆さんと感想を共有できたら嬉しいです。
今年も、できるだけ多くの本に出会い、できるだけ感想や内容をまとめたいと思います。

社会人になり、自己啓発本を中心に。
最近は話題の小説を読むことも増えました。
その時のドラマや流行にも結構影響されやすいです。一方で小学生の時にハマったものを繰り返し再読したりもします。

アイコンはpicrew見習い魔女メーカー様より。(2022/2/26変更)

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