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2025年11月の読書メーターまとめ

りっつん
読んだ本
11
読んだページ
2807ページ
感想・レビュー
11
ナイス
110ナイス
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2025年11月に読んだ本
11

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

りっつん
高級なショコラ詰め合わせのようなお話。チョコをテーマにした短編が12編。BOX1は最後に仕掛けが明かされ、こんな連作パターンもあるのかと驚き。見事にやられた。BOX2では、BOX1での相手側のストーリー。主人公が変わると当然視点も変わってこれもまた切ないし楽しい。何度読み返しても楽しくなっている。何が一番良かったって、あとがきの青山さんのエッセイ。なんて甘酸っぱくてほろ苦い。読んでて一番切なかった。人生後半戦の差し掛かった人のほうがこの本は響きそう。カカオ95%のチョコだわ。
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2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

りっつん

9月は高田郁祭り!みおつくし面白かった!ずっと目から水が止まらずドライアイとは無縁に。伊吹作品のシリーズものもチャレンジしたいし、ちょっとしばらくは色んなシリーズチャレンジだわ。 2025年9月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3019ページ ナイス数:141ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/207723/summary/monthly/2025/9

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2025年11月の感想・レビュー一覧
11

りっつん
芦沢作品二作目。装丁からホラーテイストかと思いきやまさかの将棋の短編だった。将棋の駒の動きもおぼつかないくらい将棋の知識はないけれど、すごく良かった。将棋の世界の苛烈さ、激しさに目がくらむし、火花が散る静かな戦いに手に汗握る。著者自身がしっかりと取材をして描いたのであろうことがよくわかる。ルール等の説明がなくとも十分読ませてくれる。ミステリーテイストの表題作よりも、最後の将棋の駒を作る子弟の話にじんわりした。将棋を題材にこんなに膨らませることができるのかと舌を巻く。他の芦沢作品もぜひ読んでみたくなる。
紫
2025/11/27 20:55

読まれたのですね〜、神の悪手! 今将棋小説を中心に読んでるけど、将棋とミステリ、人間同士の心のやりとり?(上手く表現できない)がこんなにマッチした小説はなかったな。

りっつん
2025/11/27 21:22

紫さんも読んだのね!今年読んだ本のベスト3に入る勢いで良かった!!文章力というか物語の紡ぎ方が秀逸。いやー良い本に出会えた!!!

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りっつん
スーさんのエッセイ。互助会員なので余計に楽しく読めた。冒頭の「化粧が写真に写らない」はヒジョーによくわかる。自分の写真を見るとえ?え?ってなる。すっぴん?って。なんといっても40歳半ばに差し掛かると今までのメイクが劇的に似合わなくなる・・・!!首がもげるほどうなずいたわ。人生の先輩であるスーさんのエッセイは、元気を貰えるし、勉強にもなる名言が多数。年を取ることが怖くなくなるわけではないけれど、必要以上におそれなくても良い。他のエッセイも読んでみたい。パワフルな女性は気持ちがいい。
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りっつん
高級なショコラ詰め合わせのようなお話。チョコをテーマにした短編が12編。BOX1は最後に仕掛けが明かされ、こんな連作パターンもあるのかと驚き。見事にやられた。BOX2では、BOX1での相手側のストーリー。主人公が変わると当然視点も変わってこれもまた切ないし楽しい。何度読み返しても楽しくなっている。何が一番良かったって、あとがきの青山さんのエッセイ。なんて甘酸っぱくてほろ苦い。読んでて一番切なかった。人生後半戦の差し掛かった人のほうがこの本は響きそう。カカオ95%のチョコだわ。
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りっつん
最終巻!こんなに巻を追うごとに面白くなっていく作品も珍しい。余一がこんなに変わるなんて。人も着物も生まれ変われることを自分自身で証明した。井筒屋も件も最後すったもんだの末、大旦那が動いた。結局はみんなお人好しなのよね。千吉の決断、おみつの覚悟と、どうしようもないこともあるけれど、それも全て受け入れて前に進むしかない。みんな幸せになってほしい。お糸も無事に出産。なるほどタイトルはそういう意味か。スピンオフで唐橋花魁をやってほしいし、千吉のスピンオフも面白い気もする。着物の柄にも詳しくなれて良かった。
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りっつん
シリーズ第9弾。この巻はあきない世傳やみおつくしを彷彿とさせる。とうとう唐橋が身請けされる。そのときの打掛を綾太郎のお店が作ることに。世間では面白おかしく言われている最後の花魁道中を、どうやって華々しく見せるか。いやー、これは映像で見たい。この花魁道中ももちろん井筒屋が絡んでくる。お糸の懐妊で余一がどんどん柔らかくなっていくのがいい。このタイトルの意味もすごく良く、余一自身が自分に対しても言っているのかもしれない。さてラストスパートだ。
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りっつん
シリーズ第8弾。ようやく夫婦になった二人。お糸としては飛び上がって喜びたいところだけど、お互い言葉足らずや相手の事を思うあまり距離が縮まらずでもどかしいところ。おみつのお節介はもう性分よね。今回もお節介の虫が騒いで、訪問先の若新造さんのお世話?をすることに。結果いつもの如く余一を頼ることになったけれど、結果上手くいってよかった。この本は「血とは?」をつくづく考えされられる。親を見限ったおみつや、生まれるのを望まれなかった余一やらみんな何かを抱えている。さてもうそろそろラストスパート。無事大団円となるのか。
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りっつん
シリーズ第7弾。当初は余一をさんざん目の敵にしていた綾太郎。なんだかんだで良いとこのお坊ちゃんゆえか、人がいいのか、お糸への結婚へ余一にはっぱかけたりと、何気にいい意味でお節介。だんだん仲良くなってきていないかこの二人?綾太郎はお玉との結婚を経てすっかりと男っぷりをあげてよかった。余一の協力もあり、大旦那からの覚えもよくなった。がしかし、まだまだ井筒屋からの横やりは入りそう。余一とお糸の二人もどうにか許しを得て晴れて結婚に。いやーめでたい。というかここまで引っ張りすぎやで。
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りっつん
シリーズ第6弾。ようやく!!ようやく二人がくっついた。長かったー。六さんじゃないけど「早くくっついちまえ!」って前読者が思っていたはず。天乃屋との一件があったゆえ、お糸の父がかなりのご立腹。なんせ余一は可愛いお糸をさんざん泣かせてきたしね。ここまでさんざん気を持たせ来ただけあってなかなか結婚までもスムーズにいかないねえ。おみつの気持ちを考えるとつらいところでもあるし、おみつも良い人見つけて結婚してほしい。
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りっつん
シリーズ第5弾。余一との仲をようやく父親にも認められたのに、余一からきっぱりと振られるお糸。うーん、女心を誰よりも理解しているのに余一は煮え切らないというかなんというか・・・・。このタイミングで、お玉の幼馴染である天乃屋の礼次郎からの告白。タイミングよすぎる気がするし、これは実は裏があるのかないのか。どうも今までの礼次郎とはキャラが違う気がする。シリーズが進むにつれ、どんどん登場人物の背景が浮き彫りになってきたりして、今後どうなるのか楽しみだし、果たしてどこに着地するのやら。
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りっつん
シリーズ第4弾。ここにきてぐっと物語が面白い展開になってきた。京都から江戸に進出した呉服屋、井筒屋。その井筒屋は実は綾太郎に嫁いだお玉とも浅からぬ関りがある。そのうえ余一とも実は関りがあるらしく・・・。お玉も余一も自信と井筒屋との関わりを知らないので、事情をしってる面々が振り回される。さぁこれは一体どうなるか。井筒屋の引き札5枚で絹のしごきがもらえるというアイデアは素晴らしいが、その裏の戦略はなかなかだわ。綾太郎にはぜひ頑張って井筒屋をギャフンと言わしてほしい。
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りっつん
シリーズ第3弾。1,2は比較的あっさりとした話だったがシリーズが進むにつれて奥が深く、事件?の解決も鮮やかになっていくのが非常に良い。なんだかんだで糸と余一がくっつくのかと思いきや、思いのほか余一の事情が込み入ってそうで、最後の最後まで読めない。お糸の親友でもあるおみつも余一の事が好きになるくだりは、なんだかんだいって彼女たちもまだまだ十代。こういうことってあるよね。この時代の女性も男性も無邪気な子供でいられる時間が短いのがなんだか切ない。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/04/10(4995日経過)
記録初日
2012/04/08(4997日経過)
読んだ本
1432冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
390648ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
641件(投稿率44.8%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

滋賀生まれ、結婚と同時に名古屋→カナダ🇨🇦3年半→ベトナム🇻🇳6年弱→北海道🐄いまここ

久しぶりの日本生活!
読むぞー

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