読書メーター KADOKAWA Group

2025年9月の読書メーターまとめ

りっつん
読んだ本
10
読んだページ
3019ページ
感想・レビュー
10
ナイス
141ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年9月に読んだ本
10

2025年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

りっつん
ついに最終巻!最終巻でも波乱は起こる。佐兵衛が料理の道を断った出来事や、登龍門が商いを広げたわけ…色々な出来事が繋がっていく。4000両の算段をつけた澪があさひ太夫を身請けしない・・・?!最後の最後までこれぞ「粋」な計らいで後半はずっと目から水が止まらない。源斎、佐兵衛、あさひ太夫、全てがあるべき姿でぴったりピースがハマって圧巻のラスト。あさひ太夫が吉原を出るシーン、これは映像で見たい!特に、最終ページの付録の料理番付が最高に良かった。最初から最後までしっかり練るに練られたことがよくわかる良作。
が「ナイス!」と言っています。

2025年9月にナイスが最も多かったつぶやき

りっつん

8月は仕事が忙しくあまり読書がはかどらず。9月に入って高田郁のシリーズ物に手を出してしまったので、9月からは充実した読書ライフを満喫できそう★ 2025年8月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2836ページ ナイス数:176ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/207723/summary/monthly/2025/8

が「ナイス!」と言っています。

2025年9月の感想・レビュー一覧
10

りっつん
ついに最終巻!最終巻でも波乱は起こる。佐兵衛が料理の道を断った出来事や、登龍門が商いを広げたわけ…色々な出来事が繋がっていく。4000両の算段をつけた澪があさひ太夫を身請けしない・・・?!最後の最後までこれぞ「粋」な計らいで後半はずっと目から水が止まらない。源斎、佐兵衛、あさひ太夫、全てがあるべき姿でぴったりピースがハマって圧巻のラスト。あさひ太夫が吉原を出るシーン、これは映像で見たい!特に、最終ページの付録の料理番付が最高に良かった。最初から最後までしっかり練るに練られたことがよくわかる良作。
が「ナイス!」と言っています。
りっつん
いよいよシリーズ第9弾で、最終巻手前!芳が無事に結婚してつる屋を出たり、澪も自分の進むべく道を見つけつる屋を出る準備をしたりと、着々とラストに向けて進んでいっている。良い事があったら、悪い事が・・・って、また何か辛い事が起こるかとひやひやしたけど珍しく不穏な事なく読み終えることができた。一柳からきた政は頼もしく、今後つる屋を任せられそう。澪はべっこう珠を商いとして成立させるにはまだまだ工夫が必須な船出とはなったものの・・・。あさひ太夫を身請けする4000両への道がまだまだ遠いが最終巻でどうなるのか!?
が「ナイス!」と言っています。
りっつん
シリーズ第8弾。そもそもなぜ江戸にとどまっているのかすっかり忘れてしまっていたくらい、つる屋で働いている澪とご寮さんが当たり前になっている。又次の死が癒えきれないが、なんとかみんなで乗り越えようとしているつる屋の面々。そんな中ようやく息子の佐兵衛と会うことができたご寮さん。本当に良かった。料理の世界と縁を切った理由がはっきりしないから今後も気になるところではあるが・・・。今回は、親の幸せとは?子の幸せとは?を考えさせられる。相変わらずりうの言葉は重い。
が「ナイス!」と言っています。
りっつん
シリーズ第7弾。ほんとなんでこんなに次から次へと試練ばかりが起こるのか・・・!!澪が辛い決断をして傷が癒えない中、味覚を失うことに。料理人にとっては絶望的な状況に陥っても、周りの人は優しい。一見厳しい一柳の店主も、こんな時にも料理人として精進できる道を示す。吉原から又次が来てくれて、つる屋で料理人として過ごすうちにどんどん馴染んでいく。それがまさかの最後で吉原の火事で・・・・。つる屋はほんとに辛い事がたくさんあってもこの面々だからこそ乗り越えてきたんだろうし、そろそろ報われてほしい。
が「ナイス!」と言っています。
りっつん
シリーズ第6弾。今回も目から水が止まらない一冊に。つる屋としても澪としても大きな決断を迫られる巻に。吉原に芳念願のお店を復活させるか、ライバル店の登龍楼に居抜きで入るか。これは自分の気持ちよりも他人の気持ちを汲む澪としては辛いところ。巻が進むにつれて、りうの存在感が増していく。歯のないおばばは、ほんとに良い事言うし、場の雰囲気を和ませたり引き締めたりもしてくれる。小松原が澪に決断を迫るところで種市が出てくるあたりは、ほんとに澪のことを大事に思っているだなと目から水が・・・・・。
が「ナイス!」と言っています。
りっつん
シリーズ第5弾。今回は切ない話が多かった。とにかく人のいい店主、種市の過去。娘さんが亡くなったことは当初から判明していたけれど、その経緯について描かれていて、人は変われるし、生き直すことはできるんだなと感じた。我儘お嬢様の美緒の決意は、潔くかっこよくもあった。失恋は辛いけれど人を成長もさせる。最後に小松原がメインの短編があり、謎が多かった男の人となりや仕事がわかり、面白くもあったが、この時代の身分について考えさせられた。
が「ナイス!」と言っています。
りっつん
繁盛しているつる屋は、現状維持に甘んじることなく三方良しの日だけお酒を出すことに。商売は順調だけど、お店の常連の戯作者である清右衛門が吉原のあさひ太夫を題材に書くことに。今と違い身分の差がある江戸時代。辞めてもらうために煩悶する澪。今回の話はどれも身分について考えさせられた。お互いに思い合っていても身分のせいでどうしようもない想いや、伝えたいことがあっても伝えられない思い。そういった思いに折り合いを付けたり、断ち切ったりしなければならないというのは本当にしんどいと思う。澪の恋の行方も気になる。
が「ナイス!」と言っています。
りっつん
すっかり忘れていたが、大阪の料理屋天満一兆庵の江戸店に来た澪が、江戸店の主である佐兵衛が店を遊郭狂いでつぶして行方不明になっているから探す・・・っていうところから物語がスタートしてたのに、いつの間にかつる屋で女料理人として腕を振るってるからすっかり忘れていた。その江戸店での料理人がひょんなことからつる屋に料理を習いにくることになる。ようやく物語が大きく動くと思いきや・・・。料理人は男が当たり前のこの時代に女料理人というだけで嫌がれる。そんな時代に澪が華麗に鱧をさばく姿はあっぱれ。よくやった。
が「ナイス!」と言っています。
りっつん
シリーズ第二弾。種市の大事なお店が付け火に合い、場所を変えて心機一転スタート。嫌がらせにも負けずに、料理には料理で勝負をする潔さは頭が下がる。元料理屋の女将で上品な芳に、場の空気を明るくするご近所のおりょう。そして新メンバーの下足番としてやってきたふき。どの登場人物も味が合って良い。上方と江戸での食生活の差は勉強になるし、それぞれの良いところを活かして料理するのは料理人としては腕の見せ所だと思う。味醂粕をこぼれ梅と呼ぶのはなんて雅な・・・。おりょうの息子が麻疹にかかった話は泣けた。
が「ナイス!」と言っています。
りっつん
大阪の水害により天涯孤独になり、料理屋で女ながら料理を教えてもらっていた澪。そんな澪が大阪から江戸に出てきてからの話。とにかく読んでいて目から水が止まらない。加齢のせいもあるだろうけど、孫を見るような目でひたむきな主人公澪を応援したくなる。大阪と江戸の違いにとまどいつつも周りの人に支えてもらいながら、日々精進し続ける澪の姿は胸を打つ。そんな澪を支えるつる屋の主人種市のあったかい人柄や広い心も泣けてくる。とにかくドライアイとは無縁の話。最後に料理のレシピが載っているのも良き。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/04/10(4996日経過)
記録初日
2012/04/08(4998日経過)
読んだ本
1432冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
390648ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
641件(投稿率44.8%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

滋賀生まれ、結婚と同時に名古屋→カナダ🇨🇦3年半→ベトナム🇻🇳6年弱→北海道🐄いまここ

久しぶりの日本生活!
読むぞー

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう