2025年8月の読書メーターまとめ

読んだ本: 9冊

読んだページ: 2836ページ

感想・レビュー: 9件

ナイス: 176ナイス

2025年8月に読んだ本
9

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2025/08/31
営繕かるかや怪異譚 (角川文庫)
- 小野不由美
288
登録
3810
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2025/08/30
私はチクワに殺されます (双葉文庫こ 33…
- 五条紀夫
200
登録
1525
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2025/08/29
新装版青い壺 (文春文庫)
- 有吉佐和子
345
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6172
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2025/08/26
パズルと天気
- 伊坂幸太郎
240
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4285
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2025/08/18
マタタビ町は猫びより
- 田丸雅智
184
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550

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2025/08/16
犬がいた季節 (双葉文庫い 64-01)
- 伊吹有喜
392
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761
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2025/08/10
ありか
- 瀬尾まいこ
368
登録
3214
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2025/08/10
警視庁捜査一課・碓氷弘一1 - 触発 - 新…
- 今野敏
403
登録
522
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2025/08/04
署長シンドローム (講談社文庫こ 25-5…
- 今野敏
416
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302

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2

2025年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

りっつん

2025/08/10

シングルマザーの美空と娘のひかり。娘の事を大事に育て、自分の事を二の次にしているのに常に自信なさげに不安なのは、自身が毒親の育てられたせい。毒親の定義は難しいが、子どもに暴力を振るわなくても、支配しようとするのは絶対NG。義理の弟の颯斗君、ママ友、バイトのおばちゃん・・・と、瀬尾作品はほんとにあったかい人が多くて、読んでいてこっちまで救われる思いがする。周りの人のおかげで季節を追うごとにたくましくなった美空が母と対決したときの母親のセリフが胸に来る。こんな人でも頑張ろうとしていたんだなと。

2025/08/11 23:02

図書館の予約待ちですが、装丁が好きです。

りっつん

2025/08/12 11:29

娘のひかりちゃんがめっちゃ可愛いんよね！主人公のお母さんにはほんとにイライラさせられたけど、ラストのセリフがぐっときました。瀬尾さんの作品は優しい人が多いしこうありたいと思わされますね。瀬尾さんらしくない装丁ですが、めっちゃ素敵ですね。

が「ナイス！」と言っています。

2025年8月にナイスが最も多かったつぶやき

りっつん

2025/08/04 13:38

７月は今野敏の竜崎シリーズをせっせと読んでいた。このシリーズ良かった。さて8月は面白いシリーズに出会えるか！？おすすめシリーズ大募集。 2025年7月の読書メーター読んだ本の数：13冊読んだページ数：4446ページナイス数：319ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/207723/summary/monthly/2025/7

が「ナイス！」と言っています。

2025年8月の感想・レビュー一覧
9

りっつん

2025/08/31

小野さんで怪談物なので、読む前は相当怖いのだろうと思っていたら全然違った。武家屋敷の街並みに住む主人公の家や家の付近に起こる不思議な出来事6つが納められた短編。あれ？これって・・・？？っって感じからじわじわと迫ってくるが、ホラーとはまたジャンルが違う。読者を怖がらせるのをメインにしてるのではなく、あくまで読み物として楽しめる。主人公が営繕屋という家のキズや修理を請け負っている青年に相談する。が、青年は霊をお祓いするのではなく、あくまで家を直すだけ。解決までのアプローチと、青年の淡々とした佇まいが面白い。

2025/09/07 16:10

そうなのよ！ホラー好きじゃなくても楽しめるし、短編それぞれの終わらせ方が秀逸。ここまで潔く終わらせられるのが小野さんって感じ。このシリーズの続きも読みたいが「みおつくし」手を出してしまったわ！！

紫

2025/09/09 14:26

みおつくし！　感想楽しみにしてるよ！りっつんさんなら、たぶんあっという間に読了だね☆

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りっつん

2025/08/30

これはジャンル分けが難しい。チクワの穴から人を覗くと、相手は死ぬという思い込み？をした男性がチクワに翻弄される一話から、男性の娘のインタビューの二話・・・と続いていき、意外と（失礼）ちゃんと練られたストーリーなのかと。スーパーで安価で買えるチクワを題材にホラーミステリーに仕上げるというのは、スポーツでいうとオリンピック並みにすごいことなのかも。これを読むとチクワを見るたびに思い出してチクワを買う気がなくなるので、チクワ業者からクレーム来そうだわ。最終章で無限ループのようになったのかホラーで終わった気がする

私はチクワに殺されます (双葉文庫こ 33-01)

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有吉作品二作目。この作品が昭和51年に書かれたとは思えないほど、令和に読んでも十分楽しめる。無名の陶芸家が焼いた青い壺が、売られ、譲られ、忘れられ、贈られ・・・と持ち主を次々と替えていく短編集。戦争が終わり日本がどんどん伸びていく激動の時代。印象的なのは同窓会に参加するおばあちゃんの話。この時代は今よりももっと、戦争前後での生活格差などが激しかったし老若男女共々大変だっただろうなと思う。ラストをどう終わらせるのかなと思ったら、やはりそう来たかという感じ。他の有吉作品もぜひ読んでみたい。

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年代がバラバラの伊坂さんの短編集。すこーし繋がっている箇所があるものの、基本的に単品で楽しめる。ワンダフルストーリーに載っていた「イヌゲンソウゴ」は、伊坂節がきいていて、何よりラストの一文が秀逸！！！ラストのwhetherは、元カノが同僚と結婚することになり、浮気を疑う元カノから浮気をしているかを調べるように頼まれた主人公が一人ハラハラしたりする。こういう「人畜無害な普通の主人公が濃いキャラ達に振り回される系」って伊坂さんほんと上手だわ。短編が苦手というが短編からスピンオフで長編に昇華させてほしい。

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猫まみれのショートショート。これはマタタビ町に住みたい！って切望する読者殺到しそう。不思議な猫がたくさんいるマタタビ町。パトロールしたり、目覚まし時計のように起こしたり、うどんを作ったりと大活躍。どのにゃんにゃんも可愛く、お話もほっこりとするのが多かった。ショートショートっていうのがほんとに丁度いい。装丁に全ての話の猫がでてきているので、それを探すのも楽しかったりする。猫好きは読むと楽しめること間違いなし。

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学校で飼うことになった犬が3年毎に卒業生を見送る短編集。時代が昭和平成令和と巡り、阪神大震災やオウムなど出てきて、私自身が世代なので激動の時代を懐かしく思った。高校三年という人生の大きな岐路を迎えた18歳たちの悩みや葛藤や青春が眩しく、羨ましくもある。一話目の話が最終話で上手に着地していて安堵した。短編ながら18歳から48歳までの優花の歩みが見れてよかった。良い大学を出て、ちゃんと仕事して・・・と順調に進んでいても身内が原因でつまづくこともあるのが人生。それでもめげずに頑張ってきて良かった。

2025/11/13 20:13

読みました。自分にとっては地元ネタだったので没入して読めました（笑）

りっつん

2025/11/13 21:12

地元民には絶対楽しいですよね！

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りっつん

2025/08/10

シングルマザーの美空と娘のひかり。娘の事を大事に育て、自分の事を二の次にしているのに常に自信なさげに不安なのは、自身が毒親の育てられたせい。毒親の定義は難しいが、子どもに暴力を振るわなくても、支配しようとするのは絶対NG。義理の弟の颯斗君、ママ友、バイトのおばちゃん・・・と、瀬尾作品はほんとにあったかい人が多くて、読んでいてこっちまで救われる思いがする。周りの人のおかげで季節を追うごとにたくましくなった美空が母と対決したときの母親のセリフが胸に来る。こんな人でも頑張ろうとしていたんだなと。

2025/08/11 23:02

図書館の予約待ちですが、装丁が好きです。

りっつん

2025/08/12 11:29

娘のひかりちゃんがめっちゃ可愛いんよね！主人公のお母さんにはほんとにイライラさせられたけど、ラストのセリフがぐっときました。瀬尾さんの作品は優しい人が多いしこうありたいと思わされますね。瀬尾さんらしくない装丁ですが、めっちゃ素敵ですね。

が「ナイス！」と言っています。

りっつん

2025/08/10

碓井シリーズ第一弾。25年ほど前の小説なので出てくるパソコンやネットに関しては時代を感じる。碓井シリーズの割に、脇役に濃い人が多く霞んでしまう。裏？の主人公であるまっすぐな岸辺や、有能だが謎な陣内など、ドラマにしたらメリハリのある感じになりそう。内容は、元傭兵が日本に帰国し、爆弾を作りテロを起こす。この事態に警察と自衛隊がタッグを組んで挑む。最後は盛り上がるかと思ったら案外あっさり終わった。このテロの糸を引いていた人物の話をもっと膨らませても良かったな。このシリーズは回を重ねるごとに面白くなるのかしら？

警視庁捜査一課・碓氷弘一1 - 触発 - 新装版 (中公文庫こ 40-24 警視庁捜査一課・碓氷弘一 1)

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前署長である竜崎がさった後の大森署の話。任侠シリーズが好きな人は好きだと思う。効率重視で原理原則を重んじる竜崎とはタイプの違う藍川署長はかなりの美貌の持ち主。イメージ的には叶美香さんかな。大森署シリーズは苦労性の貝沼副署長目線というのも良き。この副署長実はかなり野次馬な性格だったのね。新署長率いる大森署メンバーが麻薬密輸取引情報を得て密輸犯を捕まえる。ほんわかしているように見える藍川署長だが、芯を食った発言や、無駄を嫌がるところを見ると、実はそうとうな切れ者な気がする。面白かった。

署長シンドローム (講談社文庫こ 25-55)

今野敏

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。