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2024年10月の読書メーターまとめ

CCC
読んだ本
47
読んだページ
14992ページ
感想・レビュー
23
ナイス
308ナイス

2024年10月に読んだ本
47

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • 木梨子(きりこ)

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

CCC
ネタバレアニメ寄りじゃないキャラ小説という感触が強かった。終盤ではっきりした主人公のキャラ特性が今後のシリーズの柱になりそう。事件については対比的な2つの動機が並び立つ状況はわりと好みだった。動機の内容は月並みだったかもしれないけれど。キャッチーなキャラ+グロの組み合わせで、やりたいことがはっきりした作品だった。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

CCC

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2024年10月の感想・レビュー一覧
23

CCC
科学とオカルトが交差する地点という感じがあって、時代背景込みで興味深くはあった。ただその先にあるのが疑似科学なのはがっくりもきた。検証について考えることの大切さをしみじみと感じた。
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CCC
性愛の話だった。もっと抑圧とか価値観の話になるかなと思っていたし、そういう要素もあったけれど、物語の視線は性愛からずっと逸れなかった感じ。ポルノ的とも取れる内容だったが、ポルノ的消費はむずかしい形になっていたような気もする。少なくとも自分はエロいなー(客観)みたいな気持ちで読んでいた。着地点を見てもまとまってはいるし、存外真っ当な話だった……のか?
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CCC
3巻目は宇宙海賊と海賊狩りでスペースオペラ。未来の技術、価値観は見られるものの、やっていることは大航海時代を思わせるところもあり、未来的なものと過去的なものが混在しているような少し不思議な時代感覚がした。
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CCC
臨場感があって没入しやすかった。コロナ流行より前にこれを書けているのもすごい。現実と照らし合わせても読める水準にあると感じた。
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CCC
未熟な愛は必要だから愛する、成熟した愛は愛しているから必要とする、みたいな文章があって、ラクス構文だ~と少し微笑ましい気持ちになった。元ネタなのかもしれない。内容については父性、母性という概念への意識が強すぎる気もした。ただ結婚のチーム化(≒仕事化)、偏愛の不可能性についてなど、面白いと思える話をしているところはあった。
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CCC
ネタバレラストでのアバターと魂の扱いがエモくて良い。カオスな話だったけれど一気にまとまりも出た。ただカオスと言っても、バーチャルだからいくらでも無茶できるよね、というのが前提っぽくなっていて、枠内でのカオスという感じもあった。しかしそれが独特な感覚でもあった。ドンパチは個人的に少し長く感じた。でも小ネタが小刻みに入るので読むのは楽しかった。
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CCC
ネタバレトリックを成立させるための根性がすごい。話は悪役が本当にどうしようもなかったので、社会が介入しないならこれはしょうがないなと思うしかなかった。悪役いなかったら、あるいは社会が機能してたら、人情ヒューマンドラマの世界観だったかもしれない。
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CCC
ネタバレアニメ寄りじゃないキャラ小説という感触が強かった。終盤ではっきりした主人公のキャラ特性が今後のシリーズの柱になりそう。事件については対比的な2つの動機が並び立つ状況はわりと好みだった。動機の内容は月並みだったかもしれないけれど。キャッチーなキャラ+グロの組み合わせで、やりたいことがはっきりした作品だった。
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CCC
ネタバレ胎児(未来の子供)との対話が話の中核にあるのはファンタジーだけど、それを前提にしてしっかりがっつり特殊ミステリをやっていた。胎児の忠告を聞いて扉を開けなかったことにより分岐する世界。こういう開けてはいけないものは開けてしまうのが定石っぽくなっているけれど、ちゃんと話を聞いてくれると主人公が愚かに見えなくて良い。その後も対話を続け、なんだか胎児とのバディものっぽくもなっていた。話自体は分岐した世界、それぞれの事件を自然に処理しながら、館を使ってやるべきこともしっかりやっていて、手際の良さを感じた。
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CCC
日本で実質的に自殺推進法が施行された設定。作中世界はガラが悪く、法は半壊、倫理は完全崩壊していて世紀末感さえ出ている。しかし極端な戯画化はされているものの、部分的には現実味を感じてしまうところもあった。様々な貧しさに溢れているが、思想の貧しさが特につらい。
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CCC
1作品としては人間心理を丁寧に書いていて好感の持ちやすい作品だったと思う。ただシリーズとしてはここで止まるのは消化不良。やはりこのままだと恋愛要素の扱いが不明瞭なので、そこになんらかの決着が欲しい。
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CCC
「VS演劇部秘剣帖」「EX々人事件」みたいな読解ミステリ(?)方向の話はやはり独自性を感じる。それプラス心理描写も丹念で、青春小説としても信頼して読める。手堅い。
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CCC
ネタバレまさかの館もの。燃えない、殺人も起きないけれど。鏡を拡大解釈した万鏡館の論理は面白かった。作者的には奇想小説を志向したらしい。しかし色々上手く説明がついたからか、なんだかまとまった印象に。
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CCC
「vsかぐやテスト」では現国の問題でこんなミステリを書けるんだ、と舌を巻いた。発想も素晴しいが作品への落とし込みもスマート。本当によくできている、という感想しか出てこない。話全体としては賑やかさがあると同時に脇が締まった印象。ラノベ的なキャラ付けこそあるものの、根幹はしっかり青春小説だよなあと思う。キャラに人間味がある。
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CCC
時代を感じた。青春小説に近い自伝だが、笑える話ばかり選んでいて、界隈の内情が少し見える部分はあったものの、踏み込んだ話はあまりなかった。おおらかな昭和イメージに沿ったエピソードが並んでいて、最後までそこから外れなかった。
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CCC
最後はやはりネズミ。舞台はディズニーランド的テーマパークだが、悪趣味度マシマシで教育上よろしくない感じになっている。しかししっかりディズニー的な受容をされていた。作中社会のSAN値の低さがすごい。シリーズ全体としては邪悪でトチ狂ったマスコットに火器で立ち向かう、とコンセプトが強固で一貫していた。悪趣味要素は多々あるが、主人公サイドのキャラが皆至って真面目な顔をしているから、普通にバトルものの感覚で読まされた。緻密な銃の描写には、本当に書きたかったのはこっちだったのかなと思ったりもした。
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CCC
ネタバレ二の矢はピーポくん、もといP君ネタ。連続で父親の話にもなっている。主人公の状況も親の影響が大きいし、もしかしてシリーズの裏テーマは家族だったりするのだろうか。
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CCC
ニコ動ではドナルドってこういう感じだったなあ、となんだか懐かしい気持ちになった。しかし話はハードかつシリアス。思っていたよりもずっと真面目で重かった。
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CCC
ネタバレ切実な話ではあった。緊張感もあった。ただ最後まで読むと様式美だったなあという感触になった。図式が完成している。ラストは読みようによっては社会の勝利とも取れそう。倫理に救われなかった子供らが倫理に中指立てて反抗しているところは手段の過激さを思うと挑発的でもあり、すっと飲み込みにくいものもある。しかし主人公も社会も明確には断罪せず、システム的な処理に温情を加えて角を立てずにまとめたことで、社会が主人公たちを受け止めるのにある種成功した形になり、安心して読める範疇の内容になったと感じた。
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CCC
タイトルは進化論と大きく出ているが、特別独自の論があるという感じでもなく、70年代付近以降アイドルの通史的な内容だった。といってもいろいろ抜けはあり、たとえば自分が好きなアイドルだとw-inds.や戸川純は出てこなかった。SPEEDや浜崎あゆみ、安室奈美恵を素通りしてるところを見ると、アーティストの雰囲気があると取り上げない方針なのかもしれない。90年代以降でやや焦点が合ってない感じがしたのはそのせいだろうか。ただ、偏りはあるけれど、持論に我田引水するようないやらしさはあまり感じなかった。そこは良かった。
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CCC
切迫感のある作品だった。プロレタリア文学っぽい感触もある。ただ息苦しさはあっても、プロレタリア文学のイメージにある闘争やそこからくる高揚感はなく、トーンは淡々としている。そこは好みだった。現代日本における下層部の袋小路を説得力をもって描き出している。堪忍袋の緒が切れやすい主人公に共感できるかは微妙だったが、理解不能ではなく、等身大の人間としては受け止めやすかった。欠点も多い人物像ではあるけれど、一人の戦いを強いられていなければフォロー可能だったのだろうと思った。
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CCC
ネタバレここに至るまで少し長かったという感触もある。ただシリーズ全体を見ればここは折り返し地点。なんにせよこれがゴールにならないのは良かった。ライトノベル的には一番の山場を消化し終えた気がするが、個人的にはこの先になにがあるのかの方が気になったので。
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CCC
ネタバレシリーズがあまりにも長大なので尻込みしていたが、試し読みのつもりで手を付けた。技術には未来の要素もあるが、制度運用は封建的という少し不思議な世界観。終盤まではじっくり話を展開して革命史で終わりそうな流れだった。しかしそこから急転直下。このラストは好みだった。でもさすがにここで止めるのはつらい。近々続きも読もうと思う。文章も思ったほど硬くなくて読みやすかったし。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/04/10(4611日経過)
記録初日
2012/04/01(4620日経過)
読んだ本
11588冊(1日平均2.51冊)
読んだページ
3543371ページ(1日平均766ページ)
感想・レビュー
3033件(投稿率26.2%)
本棚
12棚
性別
年齢
35歳
血液型
A型
職業
フリーター
現住所
熊本県
自己紹介

いろいろよみます
感想は自分なりの考えが浮かんだときだけ書きます
日和ったり的外れでズレた話をすることも多いでしょうが、そのへんは大目にみてやってください

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