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2024年8月の読書メーターまとめ

どら猫さとっち
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2024年8月に読んだ本
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2024年8月のお気に入られ登録
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  • あしぶえ

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

どら猫さとっち
日本でピルが承認される以前に、ピル解禁と中絶の自由を訴えた女を、関係者や家族などの証言によって浮かび上がる素顔。彼女は女性の生き方を提唱したにもかかわらず、忽然と姿を消した…。その真実を追ったノンフィクションライターが見たものは。実在した女性運動家をモデルに、女性の生き方と幸福とは何かを問う最新長編。本書を読み、私たちは今どの時代を生きているか、考えてみる必要がある。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

どら猫さとっち

2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3604ページ ナイス数:192ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/216560/summary/monthly/2024/7

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2024年8月の感想・レビュー一覧
16

どら猫さとっち
誰にも言えなかった、旧統一教会の真実。そして、これまでの人生のなかで抱えていた葛藤や苦悩、良心の呵責としがらみ。それらをすべて告白し、世に知らせるために刊行したのが本書である。著者は、ドキュメンタリー映画「ゲバルトの杜」の原案で知られ、自らも出演している。川口大二郎事件から始まり、旧統一教会を脱するまで、自民党との関わりなど語り出す。リアルなまでの体験に、おぞましささえ感じさせた。旧統一教会は下火になっているが、まだ終わったわけじゃない。
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どら猫さとっち
今も最低賃金で働く人たちは、多くいる。特にコロナ禍は、仕事も収入さえなくなるという事態を生み出した。それでも働き続ける人たちの落胆や苦悩、絶望と怒り。そこから希望を紡ぎ出すには。現在の社会の見えそうで見えない現実を、描き出したルポ。もはや普通の幸せ、普通に生きるのは贅沢だろうか。それを望むのはわがままだろうか。ほんの少しの希望を、本書で見つけ大切にしたい。
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どら猫さとっち
日本でピルが承認される以前に、ピル解禁と中絶の自由を訴えた女を、関係者や家族などの証言によって浮かび上がる素顔。彼女は女性の生き方を提唱したにもかかわらず、忽然と姿を消した…。その真実を追ったノンフィクションライターが見たものは。実在した女性運動家をモデルに、女性の生き方と幸福とは何かを問う最新長編。本書を読み、私たちは今どの時代を生きているか、考えてみる必要がある。
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どら猫さとっち
もはや大手メディアでも問題視するようになった、大阪・関西万博問題。遅々としている建設、悪条件の開催地、維新の会と電通、吉本興業の関係…。失敗だと思われながら何故認めようとしないのか。ノンフィクション作家や建築家、財政・経済学者が読み解く万博の正体。これまでに万博に問題点について、さまざまな媒体で知ったが、改めてこの万博は取り止めるべきではないかという想いを本書で強くした。これは一般市民のではなく、主宰者や推進する人たちだけの、利権を得るための万博ではないか。
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どら猫さとっち
神戸市の精神科病院で起きた、患者への虐待事件。看護師たちによる非道な行為は、何故起きたのか。神戸新聞の記者たちは、その事件を追うべく取材した。そのとき見たのは、患者たちの人権侵害と、とんでもない医療の裏側、虐待加害者になる恐ろしさだった。この国の医療は、本当に壊滅的になったのか。目を背くような事件から、私たちは何を考え動けばいいのか。本書が著していることは、医療だけでなく、他の分野でもいえることではないだろうか。
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どら猫さとっち
もうパリオリンピックは終わり、パラリンピックが開かれるが、これまでにも、WBC(野球)やサッカーなどのスポーツによって、肝心なニュースが届いていなかったり、アスリートたちの人権を無視したりするような“スポーツウォッシング”は、多々あった。スポーツの裏側にある見えない事柄は、何故生まれるのか。本書ではそれを追及している。スポーツ関係者のインタビューなど、本来それは誰のものか、誰のためか、深く考えさせられるところがあり多い。
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どら猫さとっち
自民党も相当酷すぎるが、維新の会もそれ以上に酷すぎる。不祥事の呆れた数々、大阪万博とカジノ利権の闇の裏側…超辛口評論家と大阪在住のジャーナリストが、“半グレ”政党の実態と正体を暴き、一刀両断で笑いながら怒る‼︎YouTubeチャンネル・デモクラシータイムスの超人気番組を構成して刊行。このお二方は「路上のラジオ」にも出演され、お馴染みの存在。あまりにも面白すぎて一気読み。このような政党を、無条件で受け入れるこの国の政治は、恐ろしささえ感じる。
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どら猫さとっち
第二次世界大戦下の日本は、どのように戦争を報じていたか。何を伝えて、何を伝えなかったか。膨大な資料と当時放送に携わった人たちの証言をもとにした、畢生のノンフィクション大作。本書は報道とは何かを、読む人の心に訴える。そして、彼らの行持に心を熱くする。今報道の在り方が問題視されているなかで、本書はその手がかりを見い出す。分厚い本だが、根気よく読む価値は大きい。
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どら猫さとっち
本厄のなかで芥川賞受賞した作家のL。そのなかで湧き起こったネットなどでの、不当なヘイト・差別問題。罵詈雑言や誹謗中傷のなか、自分として生きることを強く決意するL。本書に書かれていることは、いままでの著者自身の闘いの記録である。目まぐるしく、気が滅入る一年で、彼女はどう生きていくか。そして私たちが生きているこの国は、本当に誰もが幸せに生きていけるのか。さまざまなことを深く考えさせられる一冊だ。
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どら猫さとっち
世界の哲学史を、わかりやすい解説で紐解くシリーズの最終巻。フッサール、サルトル、デリダ、ベンヤミン、フーコーなど、現代思想までの哲学を紹介する。この時代はニーチェなどの哲学者が多かったせいか、取り上げなかった人もいる。しかし、不在も気にならないくらい哲学の世界が面白い。いずれ別冊として刊行するのではないかと思う。わかりやすいとはいえ、難解な部分もあるが次第にわかっていく。古今東西の哲学の世界に触れる入門書として、本書が刊行されたのは、とても喜ばしいことである。
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どら猫さとっち
わかりやすい解説のアプローチで哲学史を紐解く、シリーズの第2巻。デカルト、スピノザ、ジョン・ロック、カント、ヘーゲルなど、古典哲学のマストピープル揃い。名前だけ知っている哲学者の、意外な解釈と素顔が垣間見えて面白い。巻末には山本貴光さんと吉川浩満さんのインタビューも収録。哲学史は芋づる式というのは、確かに言えることで、それが今に繋がっているのが面白い。
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どら猫さとっち
パンダから映画、オイルショックまで、戦後を彩ったものや歴史的出来事を、主役がないという形で、その時代を生きた人たちを語る蒙昧前史の第二部。忘れている出来事を、時折思い出して、こういう見方や受け止め方があったのかと思わせる。これはあくまでも小説だけど、もしかしたら、別に見えてくるものがあり、それが面白く興味深い。淡々と描かれている裏で、記憶を刻み込むような感触がある。
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どら猫さとっち
人類の知性の宝庫のひとつである哲学。それはいかにして生まれたのか。古代から現在まで、遥かな時空を経て生まれてきた、人間の真理そして知性。哲学をわかりやすく面白くたどっていく哲学史入門シリーズ。第1巻は古代ギリシャからルネサンスまでの哲学をたどる。ソクラテスやプラトン、アクィナス。難解でややこしい哲学も、専門家の解説にかかれば面白くなってくる。
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どら猫さとっち
電車内のマナーはどのように変容していったか。エチケットからマナーへ、戦前から現在までのマナー事情を、膨大な資料で読み解き論じた一冊。僕も電車通勤だが、他人のマナーが気になるときもあるし、他人から快く思ってないのではと思うときもある。怒られたことはないが、近年のマナーのうるさい感じは、度を超えているのは頷ける。マナーを守って、寛容でいられるには、どうしたらいいのだろう。
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どら猫さとっち
王国でありながら、立憲君主制である英国。その歴史を紐解くと、17世紀の名誉革命にあった。王国であるのに、絶対君主制にならなかったのは何故か?パーラメント=議会の始まりは、ヘンリー3世にあった。現在まで続く英国王室の秘密を、歴史から解明する名著。伝統と改革が両立する、英国の真の姿がここにもある。チャールズ3世が統治する今の英国は、どのようになるか、気になるところだ。
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どら猫さとっち
昨年末頃から、主に自民党議員の裏金問題が発覚。それを告発したのは、神戸学院大教授の法学者だった。あれから、今最も注目され多忙となった著者が、裏金についての問題点と改善点をわかりやすく解説した入門書。裏金問題を摘発されたにもかかわらず、未だにのうのうと勤める自民党議員たち。怒りを抱えながら、本書を読めば、まだ諦めるわけにはいかないという希望が湧き上がる。全国民必読書が、ここに登場した。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/05/04(4592日経過)
記録初日
2012/05/05(4591日経過)
読んだ本
1608冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
468740ページ(1日平均102ページ)
感想・レビュー
1598件(投稿率99.4%)
本棚
12棚
性別
年齢
48歳
職業
ガテン系
現住所
岐阜県
外部サイト
URL/ブログ
http://www.facebook.com/sshibuya2
自己紹介

大の読書家です。読むのも、書店や図書館など、本のある場所ならどこでも好きです。その分時間は早く過ぎます(笑)。
他にも音楽や芸術も趣味です。

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