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2025年12月の読書メーターまとめ

どら猫さとっち
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2025年12月に読んだ本
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2025年12月のお気に入り登録
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  • ボリス
  • 天茶
  • 春の夕

2025年12月のお気に入られ登録
6

  • Happy
  • Yuri Sato
  • G.B.
  • ボリス
  • 天茶
  • 春の夕

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

どら猫さとっち
最初の夫に先立たれた彩和は、ギャラリーのオーナーである俊輔と再婚。幸せなはずだった再婚生活。しかし、夫には酒に溺れる体質があった。そして運転手として雇っている野々宮歩と、密かな関係を築く。モラハラといえる危うい日々を過ごすうちに、夫婦の生活は幕切れを迎える。そして、そこから浮上したある秘密…。心理小説の白眉とされる長篇。濃密な物語世界と、心理サスペンスを描いてきた小説手法の巧みさは、著者ならでは。
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2025年12月にナイスが最も多かったつぶやき

どら猫さとっち

2025年11月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:4808ページ ナイス数:381ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/216560/summary/monthly/2025/11

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2025年12月の感想・レビュー一覧
15

どら猫さとっち
太平洋戦争と銀行。どういう関係か。植民地経営から戦費調達、敗戦後の「清算」まで、こんなにも膨大なお金が使われた。何故?そして戦争のために奔走する銀行員たち。そして、驚きの事実が。防衛費や軍事費が問題視される今、本書を読めば何故戦争が出来たかがわかる。しかし、それほど膨大な費用があるなら、他の用途で使えなかったか。そんな疑問が湧き上がる。それはケチだからではなく、平和で幸せな生活を望む人の、素朴な疑問である。
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どら猫さとっち
ジェイソン・スタンリーとどこかで知ったと思いきや、以前「ファシズムはどこからやってくるのか」を読んだことがあるのを、読書メーターで読み返した。本書はファシストの過去の改竄である。本書を読み、現在首相となった高市早苗、現都知事の小池百合子を思い出す。トランプやプーチンといった極右独裁主義は、今や日本にも表れたのだ。今の時代、本書が刊行されたことに感謝したい。
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どら猫さとっち
天下分け目の合戦といわれる関ヶ原合戦。しかし、それは帝国陸軍や司馬遼太郎による通説だった。徳川家康・東軍の勝利は合戦前に決められていたことは知っていたが、豊臣秀吉亡き後、家康はすでに天下人になっていたとか、小早川秀秋は前から東軍で寝返りはしていないとか、東西両軍はすでに和睦していたとか、陰謀や軋轢といったものとは違ったのだ。これからの関ヶ原の描写は、本書によって塗り替わるものになるだろう。
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どら猫さとっち
近年のネット世論は大きく広がりながら、同時に災厄を招くことになった。特に選挙や政治に関しては、それに操られ翻弄されることが多い。フェイクニュース、アルゴリズム、プロパガンダ。何故これらはファクトチェックなしに流すのか。それを垂れ流す者は?その仕組みと現実を読み解くネット世論の解説書。ネットは身近に情報が手に入れやすいツールであり、デマや陰謀論などを生み出し、最悪暴力を引き起こすものである。本書がその悪性を防ぐ防波堤であって欲しいが、本書の尊さが現実に受け入れられるかが問題だ。
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どら猫さとっち
戦後を迎えた日本。東京・下落合の仁藤子爵邸宅で、民主主義の授業を行うことになったサクラギ。生徒は4人の女性たち。試行錯誤や考えの食い違いなどが生ずるなか、民主主義とは何かを考え求めるサクラギや彼女たち。これからの日本に必要なものは何か。アメリカと日本、今と昔、喪失と再生。価値観を超えてわかり分かち合うことの意味とは。新しい時代を模索する姿が清々しい著者の長篇大作。破茶滅茶で心打たれる名作の誕生である。
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どら猫さとっち
戦後、戦犯として巣鴨留置所に送られた政治家や実業家たち。東条英機や廣田弘毅らは死刑に、岸信介や正力松太郎、笹川良一らは出所した。しかし、出所した彼らのドラマは、むしろ戦後にあった。そして巣鴨プリズンから帰ってきた男たちは、時代の勝者になった。A級戦犯たちの戦後を描いた歴史物語。岸の血筋は、安倍晋三に受け継がれ、統一教会信者の家族に襲撃された。A級戦犯たちの闇は、自民党のそして戦後日本の闇となって今に受け継がれる。そして読み終えた今日は、廣田弘毅らの処刑の日である。戦後80年、歴史の皮肉と因縁を感じる。
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どら猫さとっち
前に「ユダヤ人の歴史」を読んだことあって、本書も読んでいかなければと思い手に取った。題名にあるシオニズムは、「ユダヤ人の歴史」にも触れていたが、本書ではさらに詳しく論じている。パレスチナにユダヤ人民族的拠点をつくるという思想&運動であるシオニズム。それが、どのように発展していったか。これはシオニズムの歴史であり、これからの在り方の書でもある。
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どら猫さとっち
桐野夏生がデビューから手掛けた村野ミロシリーズが、本作で最後である。村野ミロシリーズは知っていたが、実のところ読んでいなかった。村野ミロとひとり息子のハルオ。ハルオは医学生に嫌気が差し、自らの人生を模索するが…。一方ミロは、陰惨な過去と対峙することになった。二人が見た闇の世界に、何を思うのか。最後の闘いの果てにあるものは?かつて愛し恨んだ男たち、それぞれの闇に生きる女たち。いびつながら愛しさも垣間見える。
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どら猫さとっち
ユダヤ人というと、シェイクスピア「ヴェニスの商人」のシャイロックがお金に強欲なキャラだったり、ナチス・ドイツに迫害されアウシュヴィッツで強制収容されたということが一般的に知られている。では、そのユダヤ人とは何か?そのルーツは?というと、答えづらくなる。本書は、紀元前から現在までのユダヤ人の歴史を一冊にした、かつてない歴史書である。中近東からオスマン帝国、ヨーロッパまで、ユダヤ人は移動し定着した。ナチス・ドイツ統治、そしてウクライナとガザでの戦争へと至った。
どら猫さとっち
2025/12/14 14:50

多くのユダヤ人の歴史を紐解くことは、世界史そのものを知ることだ。歴史修正主義が蔓延している今、どれほどの人たちが、ユダヤ人のことを知っているか、その人たちを否定していないか、考えてしまう。本書が話題になっているのは、歴史と向き合い受け入れようとしている、希望の兆候と言ってもいいだろう。

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どら猫さとっち
SNSの投稿から弾劾裁判を起こす理不尽、そして絶望のなかの闘い。著者のことは、問題視された白ブリーフ姿で知って、風変わりな人物と思っていたが、まさかこんな裁判沙汰になるとは思っていなかった。それだけに彼の法廷の怒りや憤りは、本書から浮かんでくる。周囲から面罵され、マスコミバッシングを受け、裁判官のプライドすら傷つけられる。これを絶望と言わずして何と言うか。それでも闘い抜いた彼を、本書で見出だして欲しい。彼はもしかしたら、あなた自身かもしれない。
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どら猫さとっち
日本やアメリカだけでなく、フィリピンもまたデマと独裁政権が問題視されているのか。フィリピンのジャーナリストが、権力とネットに立ち向かった。その闘いの記録と人生を綴った、今だからこそ読んでおきたい一冊。SNSは政治や選挙を大きく動かす作用があるが、同時に危険な方向へ導きもした。21世紀は、まさにウェブ媒体が主流になっているだろう。このまま突き進めば、戦争につながりかねない。その危険性を、私たちは身を持って知らさなければいけない。
山下奈绪
2025/12/26 16:51

SNSと権力の関係を、フィリピンのジャーナリストの視点で知るのは非常に示唆的ですね。情報の力と危険性をリアルに突きつけられる一冊だと思います。 この本を読んで、私たちがSNS情報に向き合う上で、まず意識して行動すべきことは何だと思いましたか?

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どら猫さとっち
芥川賞作家にして、翻訳家として、個人編集の日本または世界文学全集を刊行した池澤夏樹。戦後の年に生を受けて、時代を見つめ自らの文学を編み出した。そんな彼の、尾崎真理子氏の聞き手による、インタビュー形式の自伝。複雑な家庭環境から、作家としての経歴、時代を見つめる視線など、池澤文学のすべてが、この一冊にある。80歳の今、どのような世界を見せてくれるだろう。
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どら猫さとっち
最初の夫に先立たれた彩和は、ギャラリーのオーナーである俊輔と再婚。幸せなはずだった再婚生活。しかし、夫には酒に溺れる体質があった。そして運転手として雇っている野々宮歩と、密かな関係を築く。モラハラといえる危うい日々を過ごすうちに、夫婦の生活は幕切れを迎える。そして、そこから浮上したある秘密…。心理小説の白眉とされる長篇。濃密な物語世界と、心理サスペンスを描いてきた小説手法の巧みさは、著者ならでは。
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どら猫さとっち
京都コンサートホール開館30周年を記念して刊行された、エッセイ・アンソロジー。京都市交響楽団の演奏会によく行くので、そこはとても馴染み深い。作曲家、指揮者、作家など、あらゆる分野で活躍している著名人が寄稿、音楽への想いを綴っている。音楽を聴くことの意味、音楽の思い出、ホールの秘密…。読んでいて幸せな気持ちになれた。コロナ禍を経て今、本書を通してその喜びを噛み締めている。
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どら猫さとっち
フェミニストってなんだろう?そんなことを考えている方に、本書はうってつけではないだろうか。7人の著名人が、フェミニズムについて、それをめぐる社会の生きづらさについて語った対談集。著者の語り口が面白く楽しい。YouTubeで著者を見かけ、明るくエネルギッシュな方と思ったが、親に抑圧され、男性に苦しめられたという過去があった。フェミニズムは、自分らしく生きるためにあるもの。そう教わった彼女の存在がまぶしい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/05/04(4996日経過)
記録初日
2012/05/05(4995日経過)
読んだ本
1815冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
533021ページ(1日平均106ページ)
感想・レビュー
1803件(投稿率99.3%)
本棚
14棚
性別
年齢
49歳
職業
ガテン系
現住所
岐阜県
外部サイト
URL/ブログ
http://www.facebook.com/sshibuya2
自己紹介

大の読書家です。読むのも、書店や図書館など、本のある場所ならどこでも好きです。その分時間は早く過ぎます(笑)。
他にも音楽や芸術も趣味です。

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