ネタバレ面白い。一つ一つの短編も面白いが、最後に明かされる火石司の性別にはなるほどと感心した。確かに読み手が勝手に男性だと思い込んでいただけで、どこにも男性だとは書いてないし、女性と言われれば納得できるところもある。帯の「驚きの結末」は言い過ぎだが。

ネタバレ相変わらず退屈させない展開で面白いが、今回は少々漫画的というかドラマ的というか。最後ダラダラと犯人の独白を聞いてるのもどうなんだと突っ込みたくなる。

ネタバレ芸能人「堀尾葉介」との関わりを描く連作短編集。どの話もとても良いのに加え、徐々に堀尾の人物・背景が明かされて行くのが面白い。予想通り最終話は堀尾自身が主人公。腑に落ちる内容。

ネタバレこの著者は主要キャラクターに独特な過去を背負わせることで話をより一層面白くさせる傾向があるが、今回は犯人と同じ境遇というなかなかハードな設定。読んでいてつらい場面が多いが面白い。

ネタバレ「ツバキ文具店」というより「ツバキ代書店」。良い話ではあるが平和で退屈…と思いながら読んでいたら、字が汚い女性のあたりで胸を打たれ、祖母の本心を知ったあたりでのめり込み、最後の公園のシーン～祖母への手紙で泣きそうになった。

ネタバレ長いのに飽きさせず面白かった。いろいろ解決したし、矢三郎と海星の距離も近づいたし、これで終わりかと思ったらまだ続くような終わり方。