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2024年5月の読書メーターまとめ

狐狸窟彦兵衛
読んだ本
6
読んだページ
1867ページ
感想・レビュー
6
ナイス
12ナイス

2024年5月に読んだ本
6

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

狐狸窟彦兵衛
百人一首は、藤原定家が古代から同世代の歌人100人の歌を一首ずつ選んで、小倉山荘を飾った歌集と、習い覚えていたと思うが、なんだか全部違うらしい。定家が選んだのは、百人秀歌という百一首で、それから三首けずって、後鳥羽院と順徳院の二人を入れたのは後世の誰か。その謎解きが、定家の日記や同時代の人間関係、政治情勢などを手がかりに解説されていて大変興味深かった。百人一首が、ある意図をもって並べ替えられているという指摘は、こちらに十分な知見がなく、そうですか、と頷くしかないが、面白い見方だと思った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
6

狐狸窟彦兵衛
下巻も読了。江戸時代とはいえ、古文なのでなんとか通読したという感じです。詠み手のエピソードがふんだんに書かれていて、百人一首の「奥行き」のようなものが理解できた気がします。それにしても平安時代の歌人、貴族って、本当にみんな親戚なんですね。
が「ナイス!」と言っています。
狐狸窟彦兵衛
百人一首は、藤原定家が古代から同世代の歌人100人の歌を一首ずつ選んで、小倉山荘を飾った歌集と、習い覚えていたと思うが、なんだか全部違うらしい。定家が選んだのは、百人秀歌という百一首で、それから三首けずって、後鳥羽院と順徳院の二人を入れたのは後世の誰か。その謎解きが、定家の日記や同時代の人間関係、政治情勢などを手がかりに解説されていて大変興味深かった。百人一首が、ある意図をもって並べ替えられているという指摘は、こちらに十分な知見がなく、そうですか、と頷くしかないが、面白い見方だと思った。
が「ナイス!」と言っています。
狐狸窟彦兵衛
正蔵(彦六)や志ん朝、小三治など、元気だった頃の高座に触れた記憶のある名人たちの日常が言葉がさらりと書いてあって面白かった。上方落語の会のことを、チケット販売の担当者が「どかたらくご」と読んだというエピソードは伝説として知っていたが、実際にその場にいたという「証言」にも時代を感じた。古書肆で目次を見て「『ちはやふる』の解釈」とあったので買い求めたことを思い出した。そこに書いてあった「百人一首一夕話」も読む連鎖にはまってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
狐狸窟彦兵衛
古文に悪戦苦闘、というか我流で、無理矢理読んで上巻読了。歌人のエピソードが次から次へと書かれていて面白かった。解説書に歌の番号が振られているけれど、だいたいの年代順だったのね。よく考えたら、当たり前だけど、歌人たち、みんな縁続きなんですね。巻五に大河ドラマ「光る君へ」に登場する女性たちがかたまっていて、ほほぉ!と思った。というミーハーな感想でした。
が「ナイス!」と言っています。
狐狸窟彦兵衛
大坂、堺、京都、奈良の町の成り立ちを、建築、町並みの視点から読み解いていて興味深かった。大坂の表長屋と裏長屋、借家人と家持ちと、通りと筋の関係など、これから町を歩く時にちょっと見方が変わりそうです。大阪くらしの今昔館のコンセプトの解説も当事者ならではのおすすめ着目点が紹介されていて、行って確かめようと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
狐狸窟彦兵衛
「ちはやふる」の在原業平のことをもう少し知ろうと読み始めました。最初の現代語訳があって、原文もあるので読みやすい構成でした。百人一首の「ちはやふる」は伊勢物語にもでてくるのですね。江戸時代の人は、庶民まで古典に親しんでいたのだなぁ、と思いました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/05/20(4413日経過)
記録初日
2012/05/13(4420日経過)
読んだ本
355冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
108932ページ(1日平均24ページ)
感想・レビュー
350件(投稿率98.6%)
本棚
4棚
性別
年齢
65歳
血液型
O型
職業
その他
現住所
大阪府
URL/ブログ
https://www.facebook.com/korikutsu.hikobee
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