それぞれがの語り口調がいかにも江戸っぽくて馴染むまでやや苦戦。慣れるにつれよくよく練られた作品であることに気づき、頁を捲る手が止まらなくなりました。終幕で菊之助が、木挽町の人々に出会って世間知らずの自分が変われたことを語るくだりがよかったです。

トマトのデータ中心のカラー図鑑。生産量ランキングで日本は36位、消費量で90位。だそうで、思ったより下位でした。たくさん種類があって、いつもスーパーで買うようなトマトが載ってるのかどうかよくわからなかったです。やっぱり真っ赤なのが美味しそうに見えます。

詳しい歴史や呼び名、色の知識はなくても眺めているだけでも美しさを堪能できました。鮮やかなのですが、ちょっとスモーキー？な青系、緑系の色に惹かれます。

それぞれがの語り口調がいかにも江戸っぽくて馴染むまでやや苦戦。慣れるにつれよくよく練られた作品であることに気づき、頁を捲る手が止まらなくなりました。終幕で菊之助が、木挽町の人々に出会って世間知らずの自分が変われたことを語るくだりがよかったです。

いやいやこれはちょっと笑えないよ、このリサとガスパール。パン食べこぼしながら歩くは、警報器がなるほどモナリザの近くに行くは、勝手に行動するにもほどがある。出禁レベル。

一人の時でも定食ってなんかいいなと思います。食べ切れる量ですぐ作れそうなので、組み合わせるとバランスがいいし、気持ちも豊かになるような料理が紹介されています。ほうれん草入りのキーマカレーやマーボー春雨はさっと作れておいしかったです。

日本の書について文字の伝来から現代までぎゅっと詰め込んだ一冊。大河ドラマで藤原行成の書に興味を持ちました。小野道風、藤原佐理とともに三蹟の一人であることくらいしか知らなかったのですが、この本には『白氏文集』から8篇の詩を書写した「白氏詩巻」が載っており、とても端正な字だと思いました。その他、奈良時代の写経の作業区分がすごい。パソコンもないのにどうして誤字も乱れもないのか長年の疑問が解けました。

課題図書だったので回ってくるのに時間がかかりました。かわいいだけではない、たてごとあざらしの置かれている状況の厳しさを絵本というかたちで子どもたちにも知ってもらえるのはとてもいいことだと思います。巻末にも生態の説明があるのもいいですね。

運動会シーズンにぴったり。納豆苦手な人にはちょっとキツイかな。「静かな湖畔」の替え歌に合わせて進んでいきます。ぴったり言葉がはまるのが何ともいえず気持ちがいい、楽しい絵本。

普段は読まない雑誌。なぜかというとあまりにも世界が違いすぎるので。ただ今回は表紙の涼しげな和菓子が気になって見てみました。ガラスみたいに見えますが、琥珀糖なんですね。驚きました。