野菜レシピがズラリ。それもよかったですが、この方のお気に入りの調理道具と調味料の紹介が自分の使っているものと同じものがあったりしてうれしくなりました。野田琺瑯、耐熱ガラスのiwaki。ステンレスの菜箸欲しい。

ほぼ毎日、高校生息子と自分のお弁当作っているので参考に。息子だけ義母に頂いた曲げわっぱ2個持ちです。一つがご飯、もう一つにおかず。小学生の頃、友達の曲げわっぱのお弁当で羨ましがっていたことなど忘れていそうなのですが。いろいろ美味しそうでしたが、瀬尾幸子さんの10分でできるお弁当が現実的でいいなと思いました。薄焼き卵を被せたた焼かない焼きそば弁当やってみたいです。

何を食べるかに目がいきがちですが、いつ食べるかに着目した時間栄養学の本です。すでに知っていることもありましたが、「高カロリー・高脂肪の食事は昼食時がおすすめ」、「睡眠も集中も90分サイクルがいい」、「朝ごはんにゴマでコレステロールと血圧を下げる」くらいなら覚えておけそう。あと、例えば朝7時に朝食をとるなら夕刻の7時以降は食べないプチ断食は是非やりたいし、実行できそうなのでやってみたい。

一気に話の流れが最終段階に向かって進んだ感じ。とにかく登場人物が多いので、彼らの着地点を収まるべきところに収めていく様子が見えました。皇帝であった碧成の最後が穏やかであったことが救いでした。何かを得れば何かを失う可能性が大なので、この多くの血が流れたやり直しの雪媛（玉瑛）の人生では青嘉とは最後まで一緒にいられるかわからないなと思いました。

「リーダー論の最高峰とされる『貞観政要』。著者はそれを「どんな人にも役立つリーダー論」ととらえ、組織を円滑に運営するためにリーダーとそれを支える人たちのありかたをご自分の経験をもとに解説してくれています。大唐帝国やモンゴル帝国など長く繁栄した国では人種や宗教に寛容だったということはなるほどなと腑に落ちました。

梶よう子さんの「広重ぶるう」を読んだ流れで。2007年初版で、こちらは改訂版。表紙は「名所江戸百景　亀戸梅屋舗」。あのゴッホも模写したんですね。絵のことは詳しくないのですが、縦の作品も横の作品も構図がお洒落で特に雪景色の作品が好きです。

移動映画館「キノ・イグルー」の館長である著者が、25のテーマによってセレクトした映画とその作品に関するような作品を紹介した本。結構な映画の数ですが、私が見たことがあるのは10作品くらい。映画好きとはとても言えませんね。18歳までとありますが、たくさんの中から何を見ていいかわからない人にはこういう本は役に立ちそう。本のデザインも素敵ですが、文字がもう少し大きい方が読みやすいなと思ってしまう年齢になりました。