予約を待って待ってようやくです。あっという間に読めました。人がどう思うかではなく、自分がどうしたいのかが行動基準の成瀬に人は魅力を感じるのでしょう。やりたいことを実現させるために全力を尽くす成瀬のキャラの潔さ同様、文章も無駄がなくスッキリしていて読みやすかったです。相棒の島崎が滋賀を離れることを知ってからの展開にうるっときちゃいました。

男子バレーは本当に見るのが楽しくなりました。強くなったのもそうですが、プレーに華があってどこからでも攻撃するし、もちろん守備もよくて、ちょっとくらい劣勢でも何かやってくれるんじゃないかって思わせてくれてわくわくして応援したくなります。選手一人一人のヒストリーも興味深いものでしたが、やっぱりセッターの関田選手のところで絶対外せない藤井さんのお話は知っていても泣けてしまいました。

お弁当の特集は眺めているだけでも楽しい。みんなおいしそうだし、栄養のバランスもよさそうで誰か私にも作ってほしいものです。高校生の息子に残り2年位作るモチベーションを上げるために読んでます。ゆるいストレッチが載っていたのが、私でもできそうなので、続けようと思いました。

鶏むね肉はヘルシーでお手頃価格で家計の味方。ちょっとのコツでおいしくなることが紹介されていました。ブラインとか、キッチンペーパー巻きとか切り方の工夫とか。カシューナッツ炒めおいしくできました。ただズボラな私はそのちょっとの手間誰かやってくれないかななんて思ってしまうんですよね。

予約を待って待ってようやくです。あっという間に読めました。人がどう思うかではなく、自分がどうしたいのかが行動基準の成瀬に人は魅力を感じるのでしょう。やりたいことを実現させるために全力を尽くす成瀬のキャラの潔さ同様、文章も無駄がなくスッキリしていて読みやすかったです。相棒の島崎が滋賀を離れることを知ってからの展開にうるっときちゃいました。

春巻きの皮に大葉とハムとスライスチーズを巻いて揚げ焼きしたものが息子の好物なので具のアイデアを求めて読んでみました。驚きの連続。とても思いつかない組み合わせ。確かテレビでみかんの皮とチョコレートのものは紹介していたのを見た記憶があります。レシピ本というかとてもおもしろい本を読んだなという感じでした。

うつわの本は何冊か読みましたが、これがいちばんわかりやすかったです。基本のうつわ5点（飯碗、汁碗、鉢、大皿、小皿）にプラスするならどんなものがよいかのアイデアが非常に参考になりました。細長いお皿とそば猪口、深さのある丼はあるので、口縁が広い丼があるといいとわかって、日頃のモヤモヤがスッキリ。黒いうつわも欲しくなりました。

曽野綾子さんの「太郎物語」を読んだことがある人なら興味深い本です。太郎のモデルの太郎さんの奥様の書かれた家族にまつわるエッセイです。曽野綾子、三浦朱門だけでも濃いが、太郎の祖父と祖母にあたる方たちも個性的。ただネタの宝庫（失礼かな）過ぎて文章に起こすとあんまり・・・。この著者も含めてなかなか浮世離れしてる上流なファミリーの一端を見せてもらった感じです。

後半の神の争いの場面はやっぱり「空色勾玉」が思い浮かびました。本当の意味で相手を守るとか、大事にするいうのはどういうことなのか、穢れのせいで虐げられていた柊にはわかっていなかったようですが、蛍のおかげで気づけたかな。だけど蛍が皇太子で大丈夫なのかしら、この国は。

「後宮の烏」の原点とありましたが、私は荻原規子さんの「空色勾玉」を思い出しました。柊の特性が稚羽矢みたいで。コバルト初出ということもあり断然少女小説っぽくて、糖度高めなのもこれはこれで好きな人にはたまらないと思います。蛍と柊の2人がどうなるのか、下巻へ。

プロソフトクリーマーって何と思いましたが、5000本以上食べ歩いたなら恐るべし。その中から130を紹介してるのだから当然載ってないのもたくさんあるのでしょうが、実家方面で人気のしょうゆソフトが載ってなかったのは残念。

朝ドラのモデル三淵嘉子さんの主に法曹界での活躍を追った評伝。日本初の女性弁護士、女性判事、女性裁判所長というのは本当にすごいこと。物語ではないので、割と淡々とどのように経歴を重ねたのかが綴られています。もう少しどんなふうに勉強に取り組んだのかとか、男性優位の環境で苦境をどのように乗り越えたのかなどを知ることができたらよかったのですが、きっとそれはまた別の資料で語られているのかもしれません。

吉本隆明について知っていることと言えば、ばななさんの父親であるというくらいでしたが、才能ある表現者の家族ってどんな感じなのかと手に取ってみました。想像以上にすさまじいご家庭でした。普通の介護だって大変なのにこれだけクセ強めのご両親と一緒に過ごされたハルノさんに頭が下がります。ばななさんはその分好まない仕事も引き受けて家計を援助されていたのですね。吉本隆明が大学教授などの定期収入のある職につかず家計を回していたのには恐れ入りました。

耳のツボがどこの不調に効くかは覚えきれなかったのですが、あちこち刺激してみると気持ちがよいので、ちょこちょこやってみようと思いました。