定義の問題。行き過ぎた数学はもはや文系ですらあるのでは？軽快な会話劇と真相は秀逸

1巻を踏襲してるような表紙でありながらも、眉美がいることとみんながチョーカー鈴つけていることに感動感涙しかない、ありがとうキナコ先生。最終回にして胎教委員会代表と直接対決。美しさとはなんなのか、滅びの美と不滅の美。将来の展開が面白すぎるというか、ロリコンさんへのサービスが厚い。言いたいことというか興奮はやまほどあるけどとりあえず大団円でよかった！

序盤の伏線というか今までのことフル活用フルコースはもはや笑えてくるレベル。彼らを美少年たらしめる「美」、すなわち美点とはなんなのか。本当に際立つものなのか？思えばオドルの話は本題そのものだった。埋没し見えなくなった少年たちと、本当に美点としていたものを失った眉美。でもきっと彼女は「美観のマユミ」でなくなることはない

次巻はついに進展しそうかな？

表題作と「愛と美について」好き。黄村先生シリーズといい、太宰の滑稽な人間たちの繰り広げる世界にハマるしかない。「女の決闘」のやりたい放題しまくるDAZAIには笑ってしまった

魔眼蒐集列車完結、そしてアトラスの契約編。合間の普段のエルメロイ教室を絵で覗けるのは楽しい。事件簿という作品を語るうえで欠かせない第五次聖杯戦争が強調される巻。聖杯戦争に勝つ準備のために訪れた場所で聖杯戦争を象徴するような相手の写し鏡にあうⅡ世さすが。ところで東冬先生作画の鬼の皆さんみれるの最高すぎでしょ

借り物、勧められて、1巻未読。分からないところも多いけどなんとなくで楽しく読むことが出来た。片倉優樹の過去、あり方が多い。ところどころ先に向けて不穏あり。2人の感情のすれ違いを感じる。居酒屋に始まり居酒屋に終わるのは良いうえに、ふたりの心中は最初よりどこかが変わっているとニヨニヨしながら終わり

当社比で綺麗で優しいハッピーエンド。そのなかにも友達の話のような毒の効いたものから爆発オチまで様々でお得。個人的には、本来はついでというか流されがちな異世界転移という概念やそこにまつわる世界観について丁寧に練られているところが好み

定義の問題。行き過ぎた数学はもはや文系ですらあるのでは？軽快な会話劇と真相は秀逸