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2025年11月の読書メーターまとめ

西澤 隆
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6
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1571ページ
感想・レビュー
6
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76ナイス
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2025年11月に読んだ本
6

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

西澤 隆
文章を書く時に無意識にやっていることをこれでもかと細分化して具体的に例示する本。でも「人にいろんなやり方で伝える」ということのトレーニングを全くやっていない子が「心の中の!をどう伝えるか」を考えたとき、こういう技法には膝を打つのかもしれないな。たとえば読書感想文や作文を書けない子に「カードに要素をいくつも書いて、それを並べ替えてから文章に置き換えていったらどう?」みたいな提案。それを「伝わると楽しいでしょ?、そんなに難しくないでしょ?」とこまめに勇気づけながら進める本。SNSで酷い目に遭わない提案もあり。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
6

西澤 隆
文章を書く時に無意識にやっていることをこれでもかと細分化して具体的に例示する本。でも「人にいろんなやり方で伝える」ということのトレーニングを全くやっていない子が「心の中の!をどう伝えるか」を考えたとき、こういう技法には膝を打つのかもしれないな。たとえば読書感想文や作文を書けない子に「カードに要素をいくつも書いて、それを並べ替えてから文章に置き換えていったらどう?」みたいな提案。それを「伝わると楽しいでしょ?、そんなに難しくないでしょ?」とこまめに勇気づけながら進める本。SNSで酷い目に遭わない提案もあり。
が「ナイス!」と言っています。
西澤 隆
深掘りせず、噂話程度の確度のものも気にせず、関わった(かもしれない)当時の偉人有名人とお店のエピソードと名物を並べる「当時のモチーフで作った旅行ガイド」的なもの。だから幕末のいろいろについて深い知識がなくても楽しめるし、最初から順を追って読まずともぱらぱらと知ってる店、ゆかりのあるお店のところを拾い読みしても楽しい。とらやの項で当主の本「虎屋 和菓子と歩んだ五百年」が紹介されているように、深掘りしたい時の読書ガイドにもなります。おいしいお茶とともにあんこがおいしい和菓子を傍らに読むと楽しいんじゃないかなあ
が「ナイス!」と言っています。
西澤 隆
この本の出版直後ラジオ番組で彼女に番組のほぼ同年代の女性アナさんが一番の疑問として「なぜ離婚されなかったのですか?」と質問されていたのが印象的。家族は弱いところを最も目にするということを割り引いてもこの人の夫は個人的にはお付き合いしたくないタイプ。そして彼に限らず周辺のいろんな人を、しかも実名でどんどん言及していく、ほんわかとした絵や文体に隠れて、実は相当怖い本だなと感じて読んだ。公選法自体が相当実情に合っていない中、恣意的な立件はいくらでもできる状況を改善しない政治家と信頼の置けない検察が印象的でした。
西澤 隆
2025/11/16 13:35

それにしても、ここしばらく警察・検察絡みの話はいろいろ出てきているけれど、えん罪事件の再審後のいろいろといい、ウイルス罪のようにきちんと法律に定義されていない罪での超拡大解釈の上での無茶な逮捕立件といい(いわゆるCoinhive事件などは象徴的)、はたまた今回の広島での河合不在の事件のようにあきらかに違法な司法取引といい、正直なところ「信頼されるに足りない」仕事の話はどんどん出ていているのには辟易している。完璧にコンプライアンス上クリーンな捜査が相当難しいというのは想像がつくけれど(1/N)

西澤 隆
2025/11/16 13:37

どんどん内部統制がキツくなり、箍がはまってやりにくくなる時代だということの認識が、検察も警察も薄いのかもしれない。だとすれば、きちんと外部のひとが監査する仕組みや組織がいるということなのかもしれないなとも思う。自助努力による自浄作用が働かないという状況に対して、申し開きができる状況ではなくなりつつあるだけに(2/2)。

が「ナイス!」と言っています。
西澤 隆
図書館の「短い紹介文とともに表紙を隠して並べてある(てづくり栞つき)」コーナーにて。栃尾油揚げのことが紹介されていたので手に取る。個人的には酒井順子の文体は読んでいて引っかかることが多く最近は読むことが減っていたのだけれど、読めばやっぱり楽しい。旅先の文章は一編一編それほど長いわけではなく、軽く読んでいくのにはとてもいい感じ。掲載誌のことはよく知らないのだけれど、なかなかセレブな女性誌とのことで、その中にこの観点の旅行エッセイがあると面白い変化球として存在したんだろうなあと思う。イラストの感じも好きです。
が「ナイス!」と言っています。
西澤 隆
つい最近、西浦教授の「接触八割削減」論への疑問と再検証について話されている方がきっかけとしてこの本をあげておられたので読む。2022年暮れ頃、一山越えたあとに後出しでいろいろ言う話を、さらに時間が経過した2025年暮れに読むわけで、いろんな的外れの論評も数多くあるがこの感想は意地悪に過ぎるかも。基本的に一つ一つの分析が浅く、総花的にあれにもこれにも触れたという印象。文中のグラフや数字は巻末にリンクが大量に紹介されていて「おなじ資料を見て著者のものとは別の考えに至ることもできる」という意味では有用な資料集。
西澤 隆
2025/11/08 20:15

個人的には、たとえば単純に「陽性率が高いほど見落としが多い」と決めてしまっていること、検査規模が大きくなったことで激増した感染者数を感染規模の増大と認識していたり「比較のために前提条件をそろえる」という感覚が希薄で数字の扱い方もあまり「統計的」ではない。「ファクトとして存在する数字をつかって自らの意見を提示するためにどれくらい恣意的に利用できるか」の実例集のような部分もある。本当に、こういうテーマのきちんとした分析をもっといろんなひとにやってほしいと願っています。

が「ナイス!」と言っています。
西澤 隆
考えてみればCOVID-19の時期は本当にホテルが安くて、外で呑むこともできないので、出張先ではホテル飯とかコンビニ飯を楽しみに仕事してました。それがいまでは都内では2万円以上がアタリマエ。しかも以前は安かった下町っぽいエリアのほうがかえってインバウンド客が多くて高くなっていたりと本当にビジホは利用しにくくなりました。そうじゃないエリアを探して地方にいくと、こういう楽しみはまだまだ楽しめるかも。入浴剤買ったり、朝飯で組み合わせ新メニューを「開発」したり。ちょっとまた一人でビジホに泊まりたくなってきました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/07(4939日経過)
記録初日
2012/06/07(4939日経過)
読んだ本
2541冊(1日平均0.51冊)
読んだページ
633359ページ(1日平均128ページ)
感想・レビュー
1754件(投稿率69.0%)
本棚
13棚
性別
年齢
56歳
血液型
B型
職業
IT関係
現住所
新潟県
URL/ブログ
http://www.facebook.com/takashinishizawa
自己紹介

新潟県在住のコンピュータの技術屋です。絵本読みだったり、素人写真撮りだったりもします。すべての感想はちょうど255文字になるように書いているので、無茶な言い回しもありますが、ご容赦ください(笑)。

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