ほぼ1日1章ずつ読んで2か月以内に読了したことになる。注は読んだり読まなかったり。ミステリ史としては書き方が独特。題名にも表れているようにミステリ作家の生涯にも照明が当てられているのが特徴。その意味でゴシップ的な興味もかき立てられる。今でも記憶に残っているのは、ラインハートのコックが錯乱して作家を襲って殺そうとしたとか、F. T. ジェシーが飛行機のプロペラで手を負傷したとか、ロスマク‐ミラー夫妻の娘が自動車事故で少年を殺したなんてことだ。英米に限らず限定的ではあるが世界にも目を向けている。
昨年出たクリスマス・ミステリのアンソロジーで、全15編収録。アントニー・ギルバートのThe Christmas Spiritや掘り出し物と編者が胸を張るヴィンセント・コーニアのAmong Those Present Was Santa Claus、長編Mystery in Whiteを思わせるファージョンのSecrets in the Snow、グリン・ダニエルの珍しい短編Death at Christmas、マイクル・ギルバート、マイクル・イネスの短編など、どれも楽しめた。
ほぼ1日1章ずつ読んで2か月以内に読了したことになる。注は読んだり読まなかったり。ミステリ史としては書き方が独特。題名にも表れているようにミステリ作家の生涯にも照明が当てられているのが特徴。その意味でゴシップ的な興味もかき立てられる。今でも記憶に残っているのは、ラインハートのコックが錯乱して作家を襲って殺そうとしたとか、F. T. ジェシーが飛行機のプロペラで手を負傷したとか、ロスマク‐ミラー夫妻の娘が自動車事故で少年を殺したなんてことだ。英米に限らず限定的ではあるが世界にも目を向けている。
コックが錯乱……包丁を振り回したりしたんでしょうか? もっと怖い想像もできますね😅。