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2024年5月の読書メーターまとめ

猿田彦
読んだ本
11
読んだページ
1207ページ
感想・レビュー
11
ナイス
221ナイス

2024年5月に読んだ本
11

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

猿田彦
ウィシュマさんの記事は読むので入管のひどさは分かっているつもりだった。が、この本で入管の言い分がいかに理不尽なものなのかよく分かる。日本の法遵守とは人を人と思わない処遇につながっていくんだろう。スリランカ人の夫と3人で暮らしたいというささやかな夢さえも奪われてしまう国が日本。読んでいて、かわいそうを通り超えどこにもぶつけられない怒りや、失望を感じた。今のタイミングで中島さんがこの本を書いてくれたことに感謝します。私たちはもっと入管のことを知らなければならないと思う。
猿田彦
2024/05/19 10:13

刑務所には刑期があるが、入管施設に一旦入れられれば出国させられるか、ずっと施設の中で暮らすしかないと言う。この本のように日本人妻がいてもタイミングが悪いと入管施設に入れられる。前例を作れないと、体調が悪くても救急車も呼んでもらえない。だからここで人が亡くなるのもうなずける。労働力を外国の人にお願いする一方、日本が決めた法通りじゃないと入管施設に入れられる。人権侵害も甚だしい。始めは読みにくいと感じたが、その後はすらすら読めるこの本を多くの方に読んでもらえればと願います。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

猿田彦

100人のサンタクロース🎄🎅🎁✨の作者、谷口智則さんの作品展を見に行きました。美大での卒業作品や、在学中の作品もありました。確かなデッサン力が今の作品に繋がっているのですね!久しぶりの外出で疲れましたが、見に行ってよかったです。

100人のサンタクロース🎄🎅🎁✨の作者、谷口智則さんの作品展を見に行きました。美大での卒業作品や、在学中の作品もありました。確かなデッサン力が今の作品に繋がっているのですね!久しぶりの外出で疲れましたが、見に行ってよかったです。
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2024年5月の感想・レビュー一覧
11

猿田彦
一つ目小僧を見たという話を聞き、テレビ局の人が番組に出そうと一つ目小僧を探しに行った。ところが、逆に捕まって一つ目の国のテレビに出ることに…。トホホで聞きなれた話だけれど、川端さんに掛かると電気もない江戸時代にテレビという発想が浮かび上がるから面白い。転んでもただでは起きない川端さんかな。
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猿田彦
両国の川開きの花火大会。身重のたがやの嫁を連れて、長屋のみんなで花火見学。お金持ちは船で川から花火見学だが、長屋のご一行は橋の上で花火見学。ところがかみさんのお産が始まってしまった。とりあげ婆が、帯をつないで垂らし下の屋形船からお湯とたらいをもらいと指示する。橋の下ではめでたいことだとばかりに、寿司や浴衣を割いた手ぬぐいまで頂戴する始末。花火の興奮に、赤ちゃんが生まれる興奮。それが一つになって、花火に「たがやー」と叫ぶ皆の衆。なんか粋だね。困った時はお互いさまってね。
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猿田彦
寝たく無い、こねんこさん。アヒルさんがきて自分を枕にしたらどうでしょうと言ってくれるのでそうしたけれど、いつの間にかアヒルさんと森の中をお散歩。ちっとも寝られないから次々に枕を変えていく。どれも気持ちがいいんだけれどやっぱり眠れない。ところが、最後は自分の枕で寝ていたよ。次々に枕を変えていったのは夢の中でのお話。自分の枕がいい夢を見せてくれたんだね。牧野さんに、フワフワ質感のある絵を描かせたら最高と思っている私は、こねんこさんと一緒に寝落ちしたくなりました。
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猿田彦
明治から昭和に活躍した、日本のアンデルセンと呼ばれた久留島武彦さんのお話です。「うつろのゆめや」のふくろうは、子どもたちから抜け出し空に登ってきたゆめを、破れないようにそっとお店に持ち帰ります。そして、動物の症状により、捕まえた夢を処方します。ぴったりの夢を見つけて、それを見れば、たちどころに安心して、ぐっすり寝ることができます。優しいお話です。くるしま童話名作選の一冊なので他も読んで見たくなりました。(教科書紹介本📚️)
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猿田彦
有名でゆったり暮らしているひとは遺言状を書くらしいとリスが言う。皆の話によれば持ち物を全て書き誰にあげるか書いておく書類らしいけど、はてさて残す物は何だろう。檻のなかの木もプールも動物園のものらしい。でもね、フランソワくんは値打ちのある宝ものを持っているという。他の動物たちと一緒に、探す🔎。探すことに必死になりすぎて喧嘩まで始めた。その時ライオンくんは大事なものに気がついた。大事なのは皆を好きで、すかれていると言うこと。教科書紹介本📚️ですが、孫は長過ぎてあまり楽しめないようでした。
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猿田彦
それぞれのものにとって大切なことを書いている絵本。物の本質、どれもなるほどと頷ける。例えばスプーンにとって大切なのはそれを使うと上手に食べられるということ、誰もが認める真実。本に書かれた大切なことは、全てあなたにとって大切なことにつながる大事な大事な要素。あなたにとって大切なのはあなたがあなたであること。これを伝えたいがために、多くのものや、現象を通して大切っていうことを伝えている。まどろっこしくもあるが、どれも必要なステップ。7歳の孫には退屈な本📚️(教科書紹介本)
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猿田彦
いつもご飯は砂と砂利と小枝で作られています。その為か、いただきます、ありがとう、美味しいねなんて言葉は聞こえてきません。パパやママはいつもむっとした顔、子どもたちも小競り合いが絶えません。ある日末っ子が森のひなぎくの上にフワフワポワンとしたものを見つけました。それを持ち帰ると、家族みんなの気分がよくなりました。それからは、集めてくる食材もイチゴやレタスはちみつに変わりました。フワフワポワンとしたもののおかげで感謝の言葉も出るようになり「にこにこ家族」になりました。幸せは心がけ次第ですね。素敵なお話。
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猿田彦
今のタイ国がシャムと言ったころのお話。うっとりするような華やかで美しい絵ですが、武井武雄さんという日本の方が描いています。王様に出来た9人の姫は生まれた順に一月から九月と言う名です。末っ子の九月姫は亡くなったオウムの代わりに飛んできたたウグイスを飼います。姉たちの言いつけを守りウグイスを籠に入れてしまいますがウグイスの願いを聞いて籠から出します。そんな優しい姫だったからでしょう、カンボジアの王と結婚しました。姉たちはシャムネコ1匹貰って大臣と結婚したというのに。(新聞紹介本)
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猿田彦
ふと浮かびそうになって消えて行く何かは、回りすぎる脳を休ませるブレーキというフレーズ以降この本にのめり込んでしまった。私はもう初期の物忘れ段階に入ったと思っていたけれど、忘れるのは人生に必要がないと脳が判断したとなれば気が楽になるし、自己肯定感も上がる。そして、各年代の脳の特徴を知れば、自分の過去も子どもや孫のことも行動に説明がいき、みんなに生まれてきてくれてありがとうと言いたくなる。黒川さんのシリーズが重版を重ねていると言うが納得できる。新しいことを今更初めてもと言う諦めも不要とは心強い。
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猿田彦
ウィシュマさんの記事は読むので入管のひどさは分かっているつもりだった。が、この本で入管の言い分がいかに理不尽なものなのかよく分かる。日本の法遵守とは人を人と思わない処遇につながっていくんだろう。スリランカ人の夫と3人で暮らしたいというささやかな夢さえも奪われてしまう国が日本。読んでいて、かわいそうを通り超えどこにもぶつけられない怒りや、失望を感じた。今のタイミングで中島さんがこの本を書いてくれたことに感謝します。私たちはもっと入管のことを知らなければならないと思う。
猿田彦
2024/05/19 10:13

刑務所には刑期があるが、入管施設に一旦入れられれば出国させられるか、ずっと施設の中で暮らすしかないと言う。この本のように日本人妻がいてもタイミングが悪いと入管施設に入れられる。前例を作れないと、体調が悪くても救急車も呼んでもらえない。だからここで人が亡くなるのもうなずける。労働力を外国の人にお願いする一方、日本が決めた法通りじゃないと入管施設に入れられる。人権侵害も甚だしい。始めは読みにくいと感じたが、その後はすらすら読めるこの本を多くの方に読んでもらえればと願います。

が「ナイス!」と言っています。
猿田彦
今まで長岡作品は分かりにくいと思うことがままあった。きっと彼自身が賢すぎて自分の中で理解できていることが、私には理解できなかったからだろう。この作品はそんなもやもやとは無縁であった。さて、風間公親の推理と指導法は6作とも面白いが「妄信の果て」が特に良い。卒論に引用した文章がハニートラップであったため不合格となり、これに恨みを持った学生が教授を殺してしまうというもの。AIをだれもが使う時代に、私たちは内容の真偽を絶えず検証していかなければこの事件のような悲劇は起こる。戒めともとれる話に怖さを感じた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/24(4386日経過)
記録初日
2012/06/30(4380日経過)
読んだ本
1706冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
194515ページ(1日平均44ページ)
感想・レビュー
1705件(投稿率99.9%)
本棚
15棚
性別
自己紹介

こんにちは。
 このサイトでみなさんが紹介される本から、読んでみたいなと思う本を少しずつ読みはじめ、好きな作家本を読みつくすと言う読み方から卒業しつつあります。
 間もなく読書メーターを始めて1年になりますが、自分でもたくさんの作家さんの本を知ることができ驚いています。皆さんから寄せられた感想のおかげかなと感謝しています。
 本当に、素敵な作家さんがたくさん頑張っていらっしゃることを知りました。
 また本が読めることの幸せを改めて感じています。平和だからの一言に尽きるでしょうね。これは有川浩さんの図書館戦争を読んで真っ先に感じました。表現の自由が侵されていないことで、読書の楽しみが満喫できる、ありがたいことです。
 これからも、このサイトで皆さんからたくさんのことを学ばせていただこうと思います。

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