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2024年10月の読書メーターまとめ

記憶喪失した男
読んだ本
5
読んだページ
2152ページ
感想・レビュー
5
ナイス
111ナイス

2024年10月に読んだ本
5

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

記憶喪失した男
ネタバレカントの構想三十年の意欲作の下巻。カントは、法律を法論に、法律ではないものを徳論に分けた。徳論には、カントの愛に対する記述が数十ページにわたり書いてある。しかし、「人倫の形而上学」で最も面白いのは、徳論への序論で、ここでのカントの目的と行動の思索は極めて独創的で哲学的だった。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

記憶喪失した男

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1961ページ ナイス数:132ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/237179/summary/monthly/2024/8

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2024年10月の感想・レビュー一覧
5

記憶喪失した男
ネタバレ独特の文体で書かれている。一章が短いので読みやすい。珍しい構造の小説を読みたい人はぜひ読んでみるべきだろう。文章で魅せる室町時代を舞台とした時代小説。前半は文章が味わい深く、不思議なリズムにのって読むことができた。五重塔の描写の文章力はかなり高かった。下巻へつづく。
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記憶喪失した男
ネタバレディックの日本オリジナル短編集。10編あるなか、傑作が4個。「凍った旅」はこれではあまり楽しめなかったが、SFマガジンに掲載されていた訳の方は傑作だった。短編集全体として、重厚でいて笑えて、ぞくぞくする短編が多かった。アメリカでは「フィリップ・K・ディック短編全集(全5巻)」なんてものが出ているのか。まだ私が未読のディックの傑作がまだあるんだろうな。
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記憶喪失した男
ネタバレカントの構想三十年の意欲作の下巻。カントは、法律を法論に、法律ではないものを徳論に分けた。徳論には、カントの愛に対する記述が数十ページにわたり書いてある。しかし、「人倫の形而上学」で最も面白いのは、徳論への序論で、ここでのカントの目的と行動の思索は極めて独創的で哲学的だった。
が「ナイス!」と言っています。
記憶喪失した男
ネタバレカントの73歳での著書。法学的な哲学。中身は濃く、教科書などで読んだ箇所の原典である。カントの主著とする意見もあるが、カントの主著はやはり「純粋理性批判」の方だろう。フランス革命期にプロイセン王国で出版された。カントの性善説にもとづく立法思想は、現代にも受け継がれているのだろう。あまり、形而上学という内容ではないが、最初は感情の分析から立法思想を検討している。
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記憶喪失した男
ネタバレ宇野弘蔵の1950〜1952年に出た旧版「経済原論」を、1964年に書き直したもの。世界的なマルクス経済学の古典。私が考えた「貨幣は商品を購入した時に価値が合意される」と似たことを、宇野弘蔵は本著で「購入したときに商品の価値が社会的に確認される」とすでに指摘している。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/30(4529日経過)
記録初日
2013/09/11(4091日経過)
読んだ本
2726冊(1日平均0.67冊)
読んだページ
975709ページ(1日平均238ページ)
感想・レビュー
2726件(投稿率100.0%)
本棚
21棚
性別
自己紹介

「記憶喪失した男」の中の人です。
「木島別弥(旧:へげぞぞ)」名義で小説家になろうに、おれが読んだ小説全部の面白かった順位のランキングをつけています。「記憶喪失した男の読んだ小説2000冊の面白かったランキング(随時書き変えで更新)」の作者です。「デフレ派のブログ」の作者です。

おれの好む人格の五か条。

未知への好奇心。
自分より強いものと戦う勇気と戦略。
性行為より重視する事柄があること。
自分の命より大事なものがあること。
多様な分野(カテゴリー)の交流。

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