ネタバレ「最後の一行」と言われて「？」と思っていたが、エピローグではなくてある章の最後の一行だったとは。その昔友達に借りて読んだが、ストーリーは全く記憶になかった。なので初読と同じ感覚で読めた。冒頭部分を読んで「とんがった作品だ」感じたが、作者が読み返して同じように感じたと後書に書かれていて苦笑した。社会派から本格派のゆり戻しの件も、同じことを考えながら読んだ。「回生」という表現も「京大出身だな」と納得したりで、本筋意外でも楽しめた。作品は◯◯トリックなのであえて感想は書かない。ドラマ化作品を観ようと思う。

ネタバレ全体的にミステリを読んだという印象が強い。特に1作目は◯◯トリックで書かれていたので「こんなところで遭遇するとは」という驚きが強かった。2作目も殺人事件が絡むのでミステリに見える。3作目は書簡のまま最後まで進むのかと思いきや、途中からいつものスタイルに戻り、長いプロローグを読んだ気がした。でも琴子が出てきたこともあり、怪異が前面に押し出されたので、この中で一番ホラー小説だと感じた。今回はホラミスとして楽しめる1冊だった。このシリーズは姉妹以外にも共通したキャラが出てくるので、登場人物をまとめておきたい。

ネタバレ「最後の一行」と言われて「？」と思っていたが、エピローグではなくてある章の最後の一行だったとは。その昔友達に借りて読んだが、ストーリーは全く記憶になかった。なので初読と同じ感覚で読めた。冒頭部分を読んで「とんがった作品だ」感じたが、作者が読み返して同じように感じたと後書に書かれていて苦笑した。社会派から本格派のゆり戻しの件も、同じことを考えながら読んだ。「回生」という表現も「京大出身だな」と納得したりで、本筋意外でも楽しめた。作品は◯◯トリックなのであえて感想は書かない。ドラマ化作品を観ようと思う。

ネタバレ子供向けの本を文庫化したためか、文字も大きく行間も広かった。でも内容は本格ミステリで、座敷わらしや祟りなどはスパイス程度だった。座敷わらしの存在が忘れられたころに正体が解り、いなくなったことで解決の手がかりを得る。この辺りは上手い。子供たちがあれこれと犯人探しをするときのメモがあったおかげで、読む側も混乱せずにすんだ。結局誰が後継者になったかは明記されてないものの、それとなくラストに表現されていて、読後感も良かった。小中学生に夏休みに読んでほしい小説。