2024年11月の読書メーターまとめ

読んだ本: 13冊

読んだページ: 3988ページ

感想・レビュー: 13件

ナイス: 205ナイス

2024年11月に読んだ本
13

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2024/11/30
誘拐ジャパン
- 横関大
424
登録
309
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2024/11/26
百年かぞえ歌
- 大崎梢
312
登録
262
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2024/11/24
婚活マエストロ
- 宮島未奈
248
登録
2346
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2024/11/22
気の毒ばたらききたきた捕物帖（三）
- 宮部みゆき
480
登録
837
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2024/11/19
禁忌の子
- 山口未桜
320
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2438

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2024/11/14
代替伴侶 (単行本)
- 白石　一文
192
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154
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2024/11/11
小鳥とリムジン (一般書)
- 小川　糸
302
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1248
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2024/11/09
おとこ川をんな川
- 唯川恵
308
登録
164
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2024/11/06
世界のすべて
- 畑野智美
292
登録
495
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2024/11/05
さやかの寿司
- 森沢明夫
288
登録
496

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2024/11/03
アーセナルにおいでよ
- あさのあつこ
252
登録
232
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2024/11/01
地獄の底で見たものは
- 桂望実
280
登録
457
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2024/11/01
ウバステ
- 真梨幸子
290
登録
411

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

キャラメルパフェ

2024/11/19

ネタバレ鮎川哲也賞受賞作で初作家さん。救急救命医の航は搬送された男の自分と瓜二つの顔にゾッとするところから始まる。同僚の城崎響介と共に男の身元と自分の出生について調べるが真相を知る女医が首吊りで発見されハラハラドキドキ。いくら子どもを切望して藁にも縋る思いだったとしても凍結融解胚盤胞移植で誕生した生物学的兄弟妹が3人が約束を反故され虐待されたり、生物学的近親相姦の上夫婦になっていた結末は想像できなかった。3/5信也の言葉も残る。結局禁忌の子を出産し・・・。城崎響介シリーズ化は楽しみ。彼の性格も興味深い。

が「ナイス！」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
13

キャラメルパフェ

2024/11/30

ネタバレ冒頭に登場人物紹介がありわかりやすかった。出来過ぎ君の誘拐された孫息子や過去に誘拐された被害者だった美晴が今度は誘拐の加害者に。ところが誘拐事件なのに緊迫感もなければドキドキハラハラ感もない。そして真相はああ、そうだったのねって納得。他の方も読書メーターで記載しているように映像化したらより面白さが伝わるのではないかと思った。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ里海町の町役場に勤務し地元作家貴地崇彦生家館の担当者の坂口由佳利は、長年の恋人で婚約者だった真人にシングルマザーに心変わりされた挙句、婚約破棄されてしまう。失意の中、作家の愛人だったという艶子から作家のやり残したこと心残りについて調べていくうちに同級生も合流しかぞえ歌も交え深めていく。次第に由佳利が元気になっていったようで良かった。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ初作家さん単行本。６つの婚活連作短篇集。大学時代からずっと同じマンションに一人暮らし40歳の猪名川健人は在宅ライターは大家の田中に連れられ婚活会社の記事レポを書くことになる。婚活イベントに実際に参加し次第に人と関わることに抵抗感がなくなっていく。会社で婚活の司会を務める同い年の鏡原奈緒子と最後は何だか良い雰囲気というか自然とサイゼリヤに誘えるようになったのは良かったと思った。読みやすかった。表紙の女性は、鏡原かな？ちょっとイメージ違うかも(;^_^A

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ北喜多シリーズ第3段！P475の長編。岡っ引きの北一と相棒の喜多次が今回も事件に奮闘する。長編のシリーズものは図書館本だと読み返しができないのが痛いところだが読み始めて記憶をたどりながら読了。おみつさんも結婚かぁ。おかみさんの相変わらずのハズレない洞察力は圧巻というか怖い。いつもながらイラストもほのぼの。北一が周囲の皆から愛されているところがホッコリ。「あい。すみません」などのあいが無性に可愛く思える。次はどんな事件が起きてどんな活躍するのか楽しみだ。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ鮎川哲也賞受賞作で初作家さん。救急救命医の航は搬送された男の自分と瓜二つの顔にゾッとするところから始まる。同僚の城崎響介と共に男の身元と自分の出生について調べるが真相を知る女医が首吊りで発見されハラハラドキドキ。いくら子どもを切望して藁にも縋る思いだったとしても凍結融解胚盤胞移植で誕生した生物学的兄弟妹が3人が約束を反故され虐待されたり、生物学的近親相姦の上夫婦になっていた結末は想像できなかった。3/5信也の言葉も残る。結局禁忌の子を出産し・・・。城崎響介シリーズ化は楽しみ。彼の性格も興味深い。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ親友の恋人を奪ってまで結婚したのに不妊治療をきっかけに妻のゆとりに浮気され子どもまでできてあっけなく離婚。捨てられた夫隼人は代替伴侶ツインを依頼する。これが何度となく繰り返されどれがツインでそうでないのかこんがらがってくるから注意深く読む必要があった。10年限定の代替伴侶や妊娠したらDNA検査の義務、一人っ子政策とSF小説だったが最近の野蛮で狂気的な発想作家とは雲泥の差で結局はお互いが一番しっくりくるし愛し合ってると再確認する内容だった。不妊治療が絡まなかったら亀裂やすれ違いはなかったと思うとシビアだな。

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ネタバレ金銭的には小・中と私立学校に通学しセックス依存症の母親に愛されず所謂ネグレクト状態で育った小鳥は自らを護るためにトイレで生活し中学時代の親友の自死により児童養護施設に助けを求めるもここでも性の対象にされ逃げざるを得なくなる。性的行為に極度の嫌悪感を抱き自分の存在意義も否定していた中、難病の実父の養子になり介護後看取り、弁当店を経営している理夢人（リムジン）と出逢い、初恋をし生まれてきて良かったと実感する。自然のこととか著者らしい文体と思想が詰まっていた。美船の高校生になった息子と出逢うのは出来過ぎかな。

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ネタバレ時代は大正が終わり昭和元年。金沢で芸鼓をしている朱鷺とトンボを中心に描かれる物語。芸鼓は水揚げという名の旦那探し（持ち）が不可欠なのか。通る道、常だからと例外なく恋愛感情なしに旦那と呼ばれるような客に身を捧げ、その後に初恋ってこの構図が気の毒でならない。幼子の妹分たちも不安に思っているし。でも経営的に難しいのかな。それとも慣わし？こんなに想い合っていても一緒になることはできないって切なすぎる。トンボが好きで2人を見守る蒼次郎が良い味を出していた。主が癌で急死しトンボが継ぐことになったが今後どうなるのかな。

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ネタバレ普通ってなんだろう・・・表紙のイラストでイメージしやすかったカフェでバイトする鳴海は恋愛感情や性欲がないことに悩んでいる。その事自体というよりもひとに言えなくて普通じゃないと感じることに。カフェには同性愛、異性の洋服を着たくなる、架空（二次元）愛、複数人と性愛など一般的に普通ではない部類にはいる人たちがでてくるが自分らしく生きていっていいんだよとのメッセージが込められていた。只絵梨は病的な気がしたけどまさに十人十色。LGBTと一言でいってもまだま課題があるんだろうなぁ。

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ネタバレ22際のまひろはたった一人の肉親母親を癌で亡くし納骨後にかつてDV男義父と離婚し自由になった際に母ときた江戸前夕凪寿司に訪れる。暴言で傷付けられてきた母から自由になり前に踏み出すために。夕凪寿司で出会ったひとたちがさやかや先代は勿論、皆ホッコリ優しい。まひろはこの地で新しい職に就き、第一印象は苦手意識しかなかった同じ年の未来と仲良くなり互いに一番の友達となる。まひろがどんどん前向きに一歩踏み出し成長していく様子がほのぼの感の中で描かれ著者の書籍らしい穏やかで和やかな気持ちになる読後感だった。

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ネタバレここで知ったがAmazonAudible用の書下ろし小説だったのか。耳で聞いたらまたちがったのかな。人付き合いが苦手で高身長がコンプレックスの川合千香は、推薦で大学も決まり数少ない友達にでさえ妬みっぽいことを言われる日々。そんな時に突然、幼馴染で初恋の男の子芳竹甲斐から連絡がくる。引きこもりを経て友達と企業するという。学校図書館の活用法　新たな空間として考える」と千香が書いた最優秀論文をみて連絡してきたと。甲斐に協力することになり紆余曲折しつつアーセナルでがんばるという内容だった。

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ネタバレ46歳～53歳のアラフィフ女性たちが突然、身近なひとに裏切られ、理不尽・不条理な形で一方的にライフスタイルを奪われたどん底に陥ったところから這い上がり、身勝手な相手たちを見返し、一泡吹かせる、ギャフンといわせ見返す痛快ストーリー。特に最初の専業主婦をグビになる話は脳梗塞になった元夫が歳の差再婚相手妻に捨てられ、再び元妻に復縁をせまるもあっけなく一蹴されるのがスカッときた。どれも面白くて一気に読了。

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ネタバレ還暦を迎えた売れない小説家世津子が主人公。各章昭和の名曲木綿のハンカチーフ、22才の別れ、ガンダーラ、夢一夜、まちぶせがタイトルとなっている。母親の浮気相手の子義弟との関係、突然やってくる脳梗塞。病気になる前もなっても騙されてと散々なところが著者作らしい。最後に著者流「おひとり様終活ノート」のテンプレートが付いている。死ねなかったときの項目で行きたくない病院名、介護してほしくない人があるのが流石だなと。おひとりさまには特に終活は必須だと改めて思った。

ウバステ

真梨幸子

あらすじ・内容

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