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2024年4月の読書メーターまとめ

寝落ち6段
読んだ本
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読んだページ
3570ページ
感想・レビュー
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ナイス
238ナイス

2024年4月に読んだ本
16

2024年4月のお気に入り登録
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2024年4月のお気に入られ登録
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2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

寝落ち6段
アスリートの新星が現れると、挙ってマスコミは「○○の誰々」などと喧伝し、大衆はそれに踊らされる。この「誰々」の部分は、偉大な先人であり、多くの人の記憶に焼き付いている。そうすると、その新星は、先人ありきの評価を下されてしまう。その新星個人の特性や個性は、大衆の中の先人に埋没させられてしまう。だから、私はあまりこの表現を好まない。なんだか新星本人を見ていないのだと思ってしまう。人はそれぞれ違う。アスリートでも、個性がある。今はその個性が伸ばされる時代になった。先人を超えるのは新しい個性以外にない。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

寝落ち6段

新年度です。今年度もよろしくお願いします。 2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3692ページ ナイス数:304ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/263421/summary/monthly/2024/3

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
16

寝落ち6段
ネタバレ芦毛と芦毛の一騎打ち、88年天皇賞(秋)。本当にオグリキャップが末脚を飛ばしても、タマモクロスとの差は縮まらず。この時、本当にタマモクロスは最強だったと思う。作中ではあまり深く語られていない病床の男性。たぶん、タマモクロスが活躍する前に倒産した生産牧場なのだろう。作中では、勝利を見届けることができた。同じ時期、最も強い者が勝つと言われる菊花賞。この新人トレーナーは、たぶん武豊。偉大な父を超えようとする。スーパークリークは、ここで名乗りを上げる。次々と名レースが出てきて、体感が短い。
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寝落ち6段
ダービーは、ホースマンの憧れだ。一観客としても、気合が入る。オグリキャップはニュージーランドトロフィーにしか出られなかった。そういう制度だから仕方がない。特例は公平に反する。これを機会に、追加登録料を払えばクラシックレースに参加できるようになった。それを利用して11年後に皐月賞をオペラオーが獲る。ダービーを勝ったのはサクラチヨノオー。マルゼンスキー陣営の無念を晴らす称えらるべき栄光。毎日王冠、シリウスシンボリの回し蹴りの一幕かな。このオグリのレースは、真に怪物。どうしても敗者の絶望に目が行ってしまう。
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寝落ち6段
中央に転入するも、重賞を連勝するオグリキャップ。制度上クラシックレースに出ることができない。誰もが望んだオグリキャップのクラシックレース。戦うライバルたちの絶句も見ものである。レースの内容もほぼ史実に則って描かれているので、レース映像と比較するのも面白い。ディクタストライカは、サッカーボーイなんだな。
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寝落ち6段
地方と中央では、経営母体が違うため、馬主も調教師も騎手もライセンスが違う。オグリの馬主も当時騎手だった安藤氏も、中央にはいけなかった。トレーナーという立場から、その苦渋を表している。そして、トレーナーは選手ではなく、選手を支える立場であること。主体は選手なのである。自分の夢を選手に賭けてもいいが、トレーナーは選手にとっての最善を最優先しなければならない。この裏で、タマモクロスが金杯から勝ちを積み重ねている。早く、芦毛と芦毛の一騎打ちを見たい。
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寝落ち6段
ウマ娘が始まって、笠松競馬場も大変賑やかになった。80年代後半、地方競馬から中央競馬に乗り込み、様々な名勝負と感動を生んだ名馬・オグリキャップをモチーフに、その史実に沿って擬人化した作品。当時の熱狂は知らないけれど、競馬好きの端くれとして、史実はある程度把握している。才能あふれる愚直なオグリが、地方の器では収まりきらない様子が描き出される。フジマサマーチ(恐らくマーチトウショウ)も魅力的。冒頭から87年ダービー(勝者メリーナイス)が熱い。最後にクラシックを活躍できなかったタマモクロスの登場がいい。
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寝落ち6段
荒唐無稽な怪奇現象、良い意味で迷宮と例える。この世とあの世ではなく、同じ世界にあるはずなのに、交わることは無い世界。母への思いを抱えた男の因業が、それを呼び寄せたのか、もっているから呼び寄せたのか。まだ闇の世界があったころの、暗い世界に対するある意味での浄土観が垣間見える。光の世界に見えないものは、闇の世界にあるのかもしれない。
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寝落ち6段
新撰組と新選組が邂逅する場面が、胸を昂らせた。人間、恨みとか憎悪で生きて行くのはつらい。今、一番楽しい事をしたい。義経とハンニバルの放浪、土方の生き様、勢いで描いているんだろうけども、そこに納得できるのが恐ろしいところ。一体、次は何年後に8巻が出るのだろうか。
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寝落ち6段
巨大な戦力と、人間ではない巨人や竜との合戦。苦戦を強いられる人間たち。負けの判断が速い程、戦力を温存でき、未来につなぐことができる英断だ。我々は歴史上の人物の運命を知っている。それは結論ありきで歴史を学習しているからだ。だが、実際に生きていた彼らは、自らの運命を決定していたわけではない。剛毅があって、誰よりも戦って、誰よりもまっすぐな豊久が、一番、自分の運命に囚われているのが意外だった。
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寝落ち6段
己ができる最善を行う。豊久たちは豊久たちで、菅野と山口多聞はスキピオと、廃城では文官たちが。黒王軍は、根絶やしにするために。緊張感が高まり、物語の重大な戦いに向かうひりひり感がする。軍事物は、戦場だけではなく、それまでの準備が面白い。「築 織田信長/島津家久」とは…。史実では決して交わらなかった者たちの碑文が気になる。
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寝落ち6段
島津豊久vs土方歳三。隊士たちを纏い、島津を滅ぼそうとする土方。信長は「戦闘の合戦の玄人だが、帥の素人」だと寸評する。新撰組は、恐らくそういう集団だったんだろうな。豊久は「ようやっと日本武士と戦さん出来た」と評す。侍ともいえぬ者たちの集まりだった新撰組。土方の口角が上がった意味を考える。サンジェルマンが語る、メカや魔人にもなる信長。この作品だって無茶苦茶である。もし、現代に蘇った時、どう思うのだろう。
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寝落ち6段
島津豊久vsジャンヌダルク。豊久がただの猪突猛進向こう見ずではない、戦いに特化した智将であることがわかる。さらに豊久のスタンスもわかる、面白い闘いだった。それはドワーフ解放戦も同じで、飯を振舞うところが、豊久の強かさを表してるように思う。廃棄物の謎も次第に明らかになってきた。与一は、お色気担当。
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寝落ち6段
信長自身が将にならず、豊久を王に置く。どんな作品でも、信長が頂点を目指すことが多く、それも読者は納得のうちに進む。そうではなくて、補佐に身を置くというあまりない人物像ではあるが、そこに説得力を感じてしまう構成と画力がすごい。戦法も真っ向勝負ではなく、相手の心理を搔き乱す、勝つための戦いであるのもよい。現れたるは、ジャンヌダルクとジルドレ。炎を纏うオルレアンの少女は、とても皮肉めいている。
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寝落ち6段
島津豊久、織田信長、那須与一、スキピオにハンニバル。歴史上の人物が、異世界に飛ばされ、何やら黒王と名乗る魔族を率いる人物と戦う。世界を滅ぼそうとする黒王には、土方歳三、聖女・ジャンヌダルク、ロシア帝国最後の皇帝ニコライ二世の皇女・アナスタシアという、悲惨な最期を迎えた者たちがつく。こういう時に、織田信長という便利などう使っても面白くなる人物像。個人的には、撃墜王・菅野直が竜をぶち抜く場面が好き。画力も含めて、初めて読んだときは面白くて震えたっけな。次巻出るまで待ったなあ。
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寝落ち6段
2011年発行なので、最新ではないが、基礎基本を示してくれる。それから10年以上たった今でも、まだまだ人類は宇宙の解明に至っていない。宇宙を解明できるという人間の驕りなのか、夢なのか。宇宙には謎が多いほうがわくわくする。だれもが思い描いた、違う世界。宇宙は本当に一つなのか。まさにこのタイトルこそが、夢とロマンだ。
が「ナイス!」と言っています。
寝落ち6段
アスリートの新星が現れると、挙ってマスコミは「○○の誰々」などと喧伝し、大衆はそれに踊らされる。この「誰々」の部分は、偉大な先人であり、多くの人の記憶に焼き付いている。そうすると、その新星は、先人ありきの評価を下されてしまう。その新星個人の特性や個性は、大衆の中の先人に埋没させられてしまう。だから、私はあまりこの表現を好まない。なんだか新星本人を見ていないのだと思ってしまう。人はそれぞれ違う。アスリートでも、個性がある。今はその個性が伸ばされる時代になった。先人を超えるのは新しい個性以外にない。
が「ナイス!」と言っています。
寝落ち6段
「鬼みたいな奴だ」などと現代を生きる我々は、鬼を見たことが無いのに鬼を知っている。物語を通して、我々は鬼についてイメージを共有できている。遡ると古来から日本人は中国の影響を受けながらも、日本風にアレンジしてきたことがわかる。時代を経るに従い、恐怖から滑稽なキャラクターとしての鬼の変遷がわかる。案外、近世の人々というのは現実を見据えていたんだなと改めて感じられる。鬼は、今でも多くの作品に登場する。滅するべき悪であったり、人を守る髪であったり。日本人の価値観はこれからどのような鬼を生み出していくのか楽しみだ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/09/16(4305日経過)
記録初日
2012/04/02(4472日経過)
読んだ本
1604冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
454409ページ(1日平均101ページ)
感想・レビュー
1545件(投稿率96.3%)
本棚
55棚
性別
年齢
36歳
現住所
愛知県
自己紹介

 ナイスやお気に入り、ありがとうございます。

 小4の頃に出会った「ファーブル昆虫記」
 連日、学校の図書室に通った。これが私の読書歴の原点。
 中学生の頃は、江戸川乱歩や横溝正史、アガサ・クリスティーといったミステリーを読み耽った。
 高校生では、滝沢馬琴「南総里見八犬伝」で古典の力を思い知った。
 大学生では、ロマン・ローランや島崎藤村、トルストイ等に触れた。
 社会人になって、ジャンルを問わず手に取るようになった。

 読書は、楽しい。

 読書メーターは、地域、年齢、職業問わず、多くの人の多くの感想を拝見でき、時には驚き、感銘することのできる場だと思います。大変楽しいし、為になります。
 感想は極力書くことにしています。255字制限を守って、書くことにしています。とりとめのないものです。

 これからも続けていき、多くの世界を知り、自分の世界を豊かなものにしていきたい。そして、誰か一人でも読書の良さに触れてくれるようになればとも思います。

「人生で影響を受けた本100冊」というイベントに参加中
https://bookmeter.com/events/7335
私自身の「人生で影響を受けた本100冊」をまとめようと思います。
https://bookmeter.com/users/263421/bookcases/11547506?sort=book_count&order=desc
 まだ未登録の本があったり、幼少期の本もあったりするので、蔵書をまとめつつ、本棚に登録していこうと思っています。
シリーズ物は初巻のみの登録です。

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