「ともぐい」を読んだ後、同直木賞同マタギ物？を読みたくなりこの作品を読んでみた、野性的・性的描写は「ともぐい」を凌ぐリアル感があり、あっという間に読み終えてしまった。この作品は繋がりがあるか不明だが3部作らしい。内容が濃いだけに、次はお口直しにさらっとした作品を読んでみたい。

内容が濃かった「邂逅の森」を読んだあと同作者のさっぱりとした作品が読みたかったのでこの本を読んでみた。邂逅の森は例えると二郎系ラーメン調律師はハートカクテルといった感じでした。あとがきを読むと気仙沼の津波、東日本震災の影響があり強引に物語を展開し終わらせてしまったとありますが、ピアノの調律の伝え方も上手く良い作品だと思います。

「ともぐい」を読んだ後、同直木賞同マタギ物？を読みたくなりこの作品を読んでみた、野性的・性的描写は「ともぐい」を凌ぐリアル感があり、あっという間に読み終えてしまった。この作品は繋がりがあるか不明だが3部作らしい。内容が濃いだけに、次はお口直しにさらっとした作品を読んでみたい。

正直、文章や内容そして動機私には合わなく、読むのに時間がかかった。犯人が仕掛ける罠という話は、羊たちの沈黙やセブン、SAWという映画が有名だがこの犯人にそこまでの深みは感じられなく。登場する刑事や主犯関係者も無駄に多く無理やりパズルを作ったように感じる。続編は読まないだろう。