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すごく似た境遇の方のお話があったが、私とは全く違う反応の仕方で、悲しみ方とは人それぞれなんだなと思った。いつか私もお手伝いできたらいい。

悲しみの乗り越え方 (角川oneテーマ21 A 137)高木　慶子

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あらすじ・内容

ナイス ★2

コメント(0)2017/05/06

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私は栄伝亜夜の演奏が好きだ。並べられた表現の言葉による演奏で私はそう直感した。

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別の角度から見れば、同じの対象物でも様々に違って見えて来る・・・・人も、風景も、現実も。位置関係と人物にギャッツビーを思い出す。

騎士団長殺し :第1部顕れるイデア編村上春樹

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あらすじ・内容

ナイス ★26

コメント(0)2017/03/31

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自分のことは自分がいちばんよく分かっている、何て虚しい言葉なのだろう。決定的に異なってしまった世界の中で変わらずにあるそこにいる自分の変化をつかみ取ることは難しい。下に降りていって、自分と自分を揺さぶる何かと対話することは危険だけれども、その経験は確実に人を成長させる。私にもそんな瞬間があるのだろうか。

騎士団長殺し :第2部遷ろうメタファー編村上春樹

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あらすじ・内容

ナイス ★27

コメント(0)2017/03/31

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ひどく心が荒んでいたときに、どうしようもなく誰かの言葉が欲しくなって読んでみた。ほっとした。私はたぶん、いつも喋る同じ年の仲間よりかは、死を意識して暮らしている。それによって、自分が違う世界にいるような、ひとりぼっちの気持ちになっていた。でも、私はそれをよくないと思わなくても良いみたいだ。たった一人の人の死は一人の人の生を大きく揺さぶる。それは当たり前のことで、そして、それは私に大きなものを与えてくれる。そのままで、いいかな。

心の深みへ―「うつ社会」脱出のために (新潮文庫)河合隼雄,柳田邦男

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あらすじ・内容

ナイス ★11

コメント(0)2016/09/04

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臭い、音、感触、リズム、言葉とにかく体の様々な感覚器官に訴えてくる。ヨシヤマのケイに訴えかけるシーン印象的。「俺たちは世間の奴らとちょっと違う次元で生きてるんやからもっと労りあってさ」「俺達はさあ、お互いを必要としてるわけよ。」 19歳のリュウの目に映る風景はリュウをどこへ運んで行くのだろう。限りなく透明に近いブルー。

新装版限りなく透明に近いブルー (講談社文庫む 3-29)村上龍

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あらすじ・内容

ナイス ★11

コメント(0)2016/09/04

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高校生最後だけど、高校生ってほんとうに楽しくて苦しい時間。私もこの前サッカー部の試合を観に行って、ああGKってこんな感じなんだって思ったばかりだったから、何か不思議だった。この二人のように言葉よりも先に互いを求める何かがある関係ってなかなかできないな。

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『螢』と『ノルウェイの森』その２つのそれぞれの共通点、相違点に注意しながら読むと、２つの物語がひとつひとつとしてあることの意味が分かって来るかもしれないような。彼のつくる世界はいつもちょっとおかしい。ちょっとこの世界よりも頭が良くなっていたり、できそこないになっていたり。今の世界に馴染めなくて、どこか他の世界の存在に希望を抱いている者なら、きっとちょっと微笑ましい。