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2024年10月の読書メーターまとめ

tomi
読んだ本
10
読んだページ
2088ページ
感想・レビュー
10
ナイス
1236ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月のお気に入り登録
2

  • Nao023
  • ぶぶ ひこ

2024年10月のお気に入られ登録
3

  • 夜間飛行
  • Nao023
  • ぶぶ ひこ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

tomi
ネタバレ山奥の怪しげな地下建築に探検に入った若者グループと偶然出会った三人家族。日が暮れて一夜を過ごす事になるが、大地震が発生。入口は岩で塞がれ、地下は浸水し始める。この大ピンチのさなか殺人事件が起こる…という、とんでもない設定のクローズドサークル物のミステリー。脱出するには誰かが犠牲にならなければならない状況が、より緊迫感を増す。犯人を犠牲者にすべく、語り手の従兄が探偵役になって犯人を突き止めるが… 最後のどんでん返しには驚いた。そして怖い!
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

tomi

丸焼きにしてやろうか😸 そろそろ出勤です。

丸焼きにしてやろうか😸 そろそろ出勤です。
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2024年10月の感想・レビュー一覧
10

tomi
自律神経について、仕組みや乱れた自律神経の整え方などをイラスト入りで分かりやすく解説。若い頃から自律神経が乱れやすく不定愁訴に悩まされてきたので、大体のことは知っていたが、気になった事もいくつか。チョコレートは副交感神経を活性化させ、腸の働きも良くなる。嫌いなものを無理して食べたり、ストイックな食べ方や生き方は自律神経を乱す。起き抜けにコップ一杯の水はやってみます。ところで、シリーズ名なので仕方がないものの、この本を読んで「眠れなくな」っては本末転倒(笑)
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tomi
第4回日本ホラー小説大賞を受賞したサイコサスペンスの名作。保険会社の社員が異臭と不穏な空気が漂う家で首吊り死体を発見、保険金殺人を疑う彼の元に夫は毎日催促に押し掛ける… ホラーと言っても怪異の類いは出てこないが、もっと恐ろしいのは生身の人間。罪悪感が欠如し、常識が通じない人間が主人公をじわじわ追いつめて行く恐怖たるや! 30年近く前の作品なので精神医学など古めかしい記述も多いが、怖さは不変。終盤は一気読みでした。
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tomi
ユーモアをまじえた語り口で、野菜や園芸植物など身近にある有毒植物を紹介。中毒事故が起こる要因のひとつが、身近な植物への警戒心の薄さ。事故が突出して多いジャガイモが代表格で、インゲンマメはテレビでダイエットに良いと紹介されて中毒事故が続出した。山菜の事故は経験のある年配者が少なくないのも重要な傾向。ギンナンをはじめ多少食べても問題ないが、食べ過ぎると中毒を起こすものも少なくない(ルピナスの種は栄養価が高く、毒性除去の技術開発が進められているとか)。薬になるとか、聞きかじった怪しい情報を信じるのも危険⚠️
tomi
2024/10/26 18:26

この本には取り上げてないですが、昔共同作業でじゃまなウルシの木を高齢者数人で半袖の軽装で切り倒し、その後全員かぶれて病院通いになりました。どうも年を取ると自分は大丈夫という変な自信が出るようで、そういう人は山菜の誤食も起こしそうです…

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tomi
胎児内胎児として兄の腹から生まれてきた父を持つ、杏と瞬の姉妹は結合性双生児。しかもそれぞれが左半身と右半身をひとつの身体で共有しているという特殊過ぎる設定の物語。脳を共有していても思考は別々、しかし相手の思考を感じ取るために時に混沌とする。ひとりが病気になれば相手も体調を崩す。もしひとりが死んだらどうなるのか? 医師でもある作家の想像力が何とも凄い。芥川賞受賞作。
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tomi
国名と位置ぐらいは知っていても、それぐらいしか知らない国が多いアフリカ諸国。55か国をイラストと写真をふんだんにオールカラーで紹介。隣同士でも政情が不安定で貧しい国と安定した民主国家だっりする。例えばかつて合邦計画があったというギニアビサウとカーボベルデも、片や内戦続きの最貧国、片や政治の安定で経済成長をしているという。やはり民族間の争いによる内戦や独裁政治などにより貧困や人権などの問題を抱えた国が多く、国の発展には政治の安定に拠るところが大きい。小さな島国のセーシェルとモーリシャスが富裕国ツートップ。
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tomi
お姉ちゃん、赤ちゃんみたいに甘えたいときもあるよね。お母さんもストレスが溜まって赤ちゃんみたいに泣き叫びたいときもあるよね。お父さんも…お父さんだけお店で赤ちゃんプレイじゃないか(笑) たぶん大人(アダルト)向け絵本です。
tomi
2024/10/19 10:18

MIさん、おはようございます。この本面白いですよ😊

MI
2024/10/19 10:25

ありがとうございます😊ヨシタケさんは面白いですねー

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tomi
バリ山行とは、整備された登山道から外れたバリエーションルートでの登山。会社付き合いを避けてきたために会社をリストラされ、再就職先で同じ轍を踏まないように誘われて親睦を兼ねた登山を始めた波多。対して職人気質で社内で孤立している妻鹿は一人でバリ山行をしている。リストラがあるとの噂で社内がざわつくなか、自由に振る舞い会社の方針で上層部を衝突して辞めてゆく妻鹿に、不満を抱えながらも会社に残った波多はある種の憧れを抱いていたのだろう。登山ルートも生き方もそれぞれ。余韻の残るラストが良い。
tomi
2024/10/18 23:31

第171回芥川賞受賞作。松永さんは「オモロイ純文運動」を掲げているだけあって、ストーリー性もあり読みやすい。ただ読みやすく面白い作品は直木賞に回されたり、選考で通俗的と批判されて落とされやすい。技巧を凝らした作品だけではなく、こういう作品も純文学として評価されるのは良い事だと思う。

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tomi
58年を経てようやく無罪が確定した「袴田事件」の裁判を追ったノンフィクション。知らなかったが袴田巌さんは若い頃、寺山修司からも「打たれ強い」と評された有名プロボクサーだったという。一家惨殺の犯人として確たる証拠もなく重要参考人として事情聴取、そんな彼でも音を上げる苛烈な取り調べの末に逮捕、後に死刑判決を受ける。警察も検察も余りの酷さに呆れ返る。証拠の捏造から偽証、都合の悪い情報の隠蔽、何でもあり。素人目にもおかしいと解る矛盾を突きつけても頑として認めない検察。人権蹂躙も甚だしい。
tomi
2024/10/14 23:13

⇒メンツのために凶悪犯を野放しにした事も、こういう冤罪事件が稀ではない事も恐ろしい。

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tomi
舞台は明治後期の道東。山奥の小屋で相棒の犬と暮らす孤高の猟師・熊爪。動物的な勘に秀でた彼は、凶暴な穴持たずの熊や若熊・赤毛と壮絶な死闘を繰り広げる。だが親の愛情を知らず孤独に生きてきた彼は、人間の営みに疎く、煩い人間たちも苦手だ。そんな彼が盲目の女と暮らし始め、物語は思わぬ方向へ… 河崎さんらしい迫力に満ちた描写。読みごたえのある、直木賞受賞も納得の作品でした。
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tomi
ネタバレ山奥の怪しげな地下建築に探検に入った若者グループと偶然出会った三人家族。日が暮れて一夜を過ごす事になるが、大地震が発生。入口は岩で塞がれ、地下は浸水し始める。この大ピンチのさなか殺人事件が起こる…という、とんでもない設定のクローズドサークル物のミステリー。脱出するには誰かが犠牲にならなければならない状況が、より緊迫感を増す。犯人を犠牲者にすべく、語り手の従兄が探偵役になって犯人を突き止めるが… 最後のどんでん返しには驚いた。そして怖い!
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/07/24(5601日経過)
記録初日
2009/01/05(5801日経過)
読んだ本
2131冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
470642ページ(1日平均81ページ)
感想・レビュー
1613件(投稿率75.7%)
本棚
10棚
性別
年齢
56歳
血液型
A型
職業
販売系
現住所
群馬県
自己紹介

2008年の秋から読んだ本を記録しています。それ以前に読んだ本はあやふやのため登録していません。
読書の出発点は中学時代から読み始めた北杜夫。高校では太宰治に嵌まりました。
若い頃は芥川、中島敦、内田百閒、坂口安吾など日本の近代文学が中心で、新しい作家も筒井康隆、井上ひさしらベテラン作家を読むぐらいでした。
次第に現代作家の作品をジャンル問わずに読み始めてからは、読むスピードが遅いので読みたい本がなかなか読めないのが悩みです。
現代の好きな作家は川上弘美、津村記久子、綿矢りさ、村田沙耶香、今村夏子ら女性作家が多めです。


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