ネタバレ初長澤。★★☆。筆者の世代のなんとタフなこと。主婦業の傍ら中国語を学び看護学校にも通う。今の若い世代はもちろん私達の世代でも呆れるほど。子育てから解放されたときに空っぽではいけないと、36歳から中国語の勉強を始め厳しい学校で叱られながら身に付けていく。好きなことをするための経済基盤の準備のため看護師を目指す。この2つが相まって中国との関係が深まっていく。根本的に中国が好きだとひしひしと伝わってくる。筆者は生きがいを自分の全てを傾け何かを成し遂げ、胸に熱いものが込み上げてくるときに感じると。考えさせられる。

ネタバレ贔屓の葉室を図書館でぱっと見借り。文句なく★★★。伊八郎と清吾は正反対の気質だがとてもいい関係。友情の強い絆で数多くの難敵を倒し目的を達成する。伊八郎は領民の心を掴むいい家老になり、清吾はみつと子供と慎ましく穏やかに暮らしていくだろう。清吾とみつの愛情の深さも胸を熱くさせる。白木屋はみつを借金のかたに人質に取るとはえげつなく、ましてや結婚に承諾しなければ布団部屋に幽閉するとはこの主人が一番ひどいかも。ラスト伊八郎が晴れて家老になったが、清吾はみつと別れるのかはらはらしたが、HEで大満足。

ネタバレ初長澤。★★☆。筆者の世代のなんとタフなこと。主婦業の傍ら中国語を学び看護学校にも通う。今の若い世代はもちろん私達の世代でも呆れるほど。子育てから解放されたときに空っぽではいけないと、36歳から中国語の勉強を始め厳しい学校で叱られながら身に付けていく。好きなことをするための経済基盤の準備のため看護師を目指す。この2つが相まって中国との関係が深まっていく。根本的に中国が好きだとひしひしと伝わってくる。筆者は生きがいを自分の全てを傾け何かを成し遂げ、胸に熱いものが込み上げてくるときに感じると。考えさせられる。

ネタバレまたまた図書館でぱっと見借り。エッセイ集は人生激場以来２冊目（覚えていなかったが）★★★。いやはやしをんの漫画ヲタぶりは凄すぎ。当方漫画は全く読まないので話題についていけず、可笑しさ半減かも。それにしてもこれほど自分の体験や思想、家族や友達との交流を赤裸々に語れるのは驚きを超えて適切な言葉が思いつかないほど。でも可笑しいし、漫画を読んでみたくなる。（ジャンルはしをんとは合わないと思うが。）各章名が「ラル」で韻を踏んでいたとは気づかなかった。意味は不明だが。とにかく彼女の自由さは少し羨ましい気もする。

ネタバレ図書館でぱっと見借り。短編集のため正月休み挟んでも大丈夫。★★★。いろいろなタイプの短編が含まれているが、こういうのも悪くない。私的によかったのは「シェ」と「永遠の緑」かな。人を想い、その人のために行動する姿に心打たれる。「姫椿」「再会」は不思議な世界。「零下の災厄」は優柔不断な男がだんだん悪夢のツボに嵌っていくさまが可笑しく恐ろしい。浅田の本はどれも感情を揺すぶられるのでまた読みたくなるな。