読書メーター KADOKAWA Group

2024年9月の読書メーターまとめ

ばう
読んだ本
17
読んだページ
5054ページ
感想・レビュー
17
ナイス
1842ナイス

2024年9月に読んだ本
17

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ばう
★★★長かったこのシリーズもとうとうこれで終わり。寂しいような気もするけれど素敵な終わり方だった。幸の「買うての幸い、売っての幸せ」が全編に詰まった物語。最終話、結の娘の作ったお守り袋が幸の手に渡った場面に「ああ、良かった」とホッとした。結の心の蟠りもようやく解けて、これからは家族みんなで心を一つにして暮らしていけるはず。皆が幸せになれて良かった。でも一番好きなのはやはり惣次と菊栄との掛け合い。この二人は本当に良いコンビだなぁ。読み終わった後もしみじみと心が温かくなるお話でした。
ばう
2024/09/11 20:22

それにしても常に目先の利益ではなくもっと大きな視野で商いをする幸は凄い経営者です。最終話を読んで改めて頭が下がる思い。

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

ばう

8月は遊び回った割には読めました。マイベストはなんと言っても『木挽町のあだ討ち』最近時代物も面白くなってきました♡今月もよろしくお願いします。写真はこの夏東北で見た花火🎆また行きたいなぁ2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:4078ページ ナイス数:1773ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/280369/summary/monthly/2024/8

8月は遊び回った割には読めました。マイベストはなんと言っても『木挽町のあだ討ち』最近時代物も面白くなってきました♡今月もよろしくお願いします。写真はこの夏東北で見た花火🎆また行きたいなぁ2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:4078ページ ナイス数:1773ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/280369/summary/monthly/2024/8
えにくす
2024/09/01 20:26

いつもありがとう😊 花火綺麗🎆 木挽町、良かったね🙌 月と日の后も面白そう😝 先月は地震に台風に米不足と、不安になるような出来事ばかりだったね😅 逆にパリオリンピックは、結構楽しめたわ🏃‍♀️今月も宜しくね👍

ばう
2024/09/02 06:49

えにくすさんおはようございます😃木挽町はほんと良かった!『月と日の…』は大河ドラマの彰子があまりにイメージと違うので読みました。こっちが本当の彰子だと思う!今月もよろしくお願いします🤲

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
17

ばう
ネタバレ★★★ 山奥の奇想天外な家「眼球堂」。天才建築家によって作られたこの家に招待された各界の天才たちが次々と事件に巻き込まれていく。早い段階で何となく犯人はあの人だろうなと予想しながらも面白いストーリーでした。でものめり込めなかったのはおそらく私が数学と物理にアレルギーがあるからでしょうか?いや、絶対そう。でも探偵役の数学者十和田只人のキャラクターは良かった。ラストまで読んだ後もう一度最初から読み返したくなる内容でした。でも私には荷が重い。物理嫌い…数学苦手…😓
が「ナイス!」と言っています。
ばう
学生時代に読んで以来の再読。読みながら昔の自分を思い出してしまった。この主人公の考えていること、そっくりそのまま私も考えて日記なぞ書いていたあの頃。いろんな事を考えているけれどまだ地に足がしっかりついていなくて危なっかしさもある女生徒の姿は清々しく魅力的。女の子が考える事は今も昔もそんなに変わらないように思えた。そしてこの小説が書かれたのが1939年である事を考えるとその後の主人公は過酷な毎日を過ごすはずだけれど何があっても彼女なら前を向いて進んでいける。
女生徒
が「ナイス!」と言っています。
ばう
ネタバレ★1.5 (辛口すみません🙇‍♀️)世界全てに反抗的な気持ちしか持てなくなっている中2の百合、家を飛び出し一夜明けるとそこは昭和20年の夏だった、というタイムスリップ物。そこで見た戦争の現実、特攻隊員達との交流から生じた百合の気持ちの変化。本の裏表紙のあらすじを読めばラストまで全て話の筋が分かってしまう類の本でした。「涙なくしては」とあるけれど泣かなかったのは多分私が大人だからだと思う。この主人公と同じくらいの年代の人達が読むべき本でした。私じゃなかった…😅
が「ナイス!」と言っています。
ばう
★4明治の三大建築家の一人妻木頼黄の物語。洋風化が一気に進む中背伸びして無理に異国に合わせようとし、建物ではなく自分の作品を残そうとする建築家達を尻目に、名誉や功名の為ではなく真に使う人の為に無心で日本に合った建物を造ろうとした妻木。議院建築に熱意を燃やしながらも病に倒れた時にも部下達に無念を訴えるのではなく「みなさんが、私の財産であり誇り」と告げるあたり、その器の大きさに頭が下がる。ラスト2ページでまさかの涙が。妻木頼黄、素晴らしい人物だ。
Yacco
2024/09/21 18:03

なんか面白そうやねーー😆

ばう
2024/09/21 19:56

Yaccoちゃん♪読み終わったら国会議事堂とか日本橋とか見にいきたくなっちゃう😊建築好きなら是非是非〜!

が「ナイス!」と言っています。
ばう
9月も半分以上終わったのにまだ真夏の暑さ💦あまりの暑さに「少しは涼しくなるかな?」と再読。相変わらず涼しげなお話でした。読んでる間は涼しい気分だったけど読み終わったらやっぱり暑い〜🥵
が「ナイス!」と言っています。
ばう
人間ドックの合間に。“リアルラグジュアリー フレッシュコンサバ かわいげミドル クラシカルエレガント 品格をもたらすジャケット 華ありスカート”…この言葉だけ見ると気恥ずかしくなってくるのは私がラグジュアリーな人間ではないからでしょうか😅 三浦しをんさんとジェーン・スーさんの対談はしっかり読む。「結婚は、その人を愛した記憶とお金があれば続く」というしをんさんのお母様がしをんさんの友人に託した言葉が最高。しをんさんにではない所がまたしをんさんのお母様らしい。
が「ナイス!」と言っています。
ばう
★★★ 愛妻に先立たれた81歳のサムの前にある日白い犬が現れ、共に過ごすようになる。サム以外の人間には殆ど姿を見せず鳴き声も立てない白い犬はサムが妻の元に旅立つまで寄り添い続ける。多分何十年も前に話題になった時、気にはなったのだけれど「動物に感動の片棒を担がせる小説なんて!」と思ってスルーしていた小説。今読んでみると自分も老いの入口に近づいているせいか(?)主人公と白い犬の過ごした時間がかけがえのないもののように思えて静かに感動しました。
セシルの夕陽
2024/09/16 22:55

「マディソン郡の橋」はわたしもその昔読んで感動でむせび泣いたのだけど、今読むと不倫を美化しているだけでは⁈と冷やかな気持ちになりそうです😅 本書は未読ですが、犬が出てくるだけで泣きそう😭(笑)

ばう
2024/09/17 06:20

セシルの夕陽さん♪私も昔は「なんて素晴らしい話!」と思いましたが今読んだら絶対「何やってんの」ってなっちゃうと思う😆本書は古き良きアメリカの真っ当なお話なので安心して読めます。何なら最後はじ〜んと涙ぐんじゃう🥲

が「ナイス!」と言っています。
ばう
★★★ぎんなみ商店街で起きた事件を三姉妹と四兄弟という2つの視点から解決していく。sister編とbrother編両方読むと単純な1つの事件かと思いきや、別の側面も見えてきて事件の全体像が浮かび上がる…という面白い趣向。一冊読み終わった後もう一冊を読む、あるいは同じエピソードを2冊交互に読む、と色んな読み方が出来るのも面白い。私は一つのエピソードを交互に読んでいきました。謎解き自体は凄い!というほどでは無かったけれど2冊を並べて置いた時に現れる商店街の景色にちょっと「おぉ!」となりました。
が「ナイス!」と言っています。
ばう
sister編とbrother編、2冊一気読み。感想はbrother編にて。
が「ナイス!」と言っています。
ばう
★★★長かったこのシリーズもとうとうこれで終わり。寂しいような気もするけれど素敵な終わり方だった。幸の「買うての幸い、売っての幸せ」が全編に詰まった物語。最終話、結の娘の作ったお守り袋が幸の手に渡った場面に「ああ、良かった」とホッとした。結の心の蟠りもようやく解けて、これからは家族みんなで心を一つにして暮らしていけるはず。皆が幸せになれて良かった。でも一番好きなのはやはり惣次と菊栄との掛け合い。この二人は本当に良いコンビだなぁ。読み終わった後もしみじみと心が温かくなるお話でした。
ばう
2024/09/11 20:22

それにしても常に目先の利益ではなくもっと大きな視野で商いをする幸は凄い経営者です。最終話を読んで改めて頭が下がる思い。

が「ナイス!」と言っています。
ばう
★★『家康、江戸を建てる』を読んだ流れで借りてきたけれど令和の時代に生きる身には辰野金吾に共感出来ずに読了。東京駅と言えば、の辰野金吾。良い意味でも悪い意味でも凄い人物。こんな人が自分の周囲にいたら堪らない。猪突猛進、尊大で自分勝手、空気は読まない。恩師コンドルから日本銀行建設の仕事を横から奪い取り、家庭でも職場でも全て自分の思い通りにしていく。けれど終盤、竣工したばかりの東京駅から街並を見て自分は過渡期の人間と考える。新しい風が吹いたと思ったらもう次の風がやってくる。そうやって歴史は繰り返していく。
が「ナイス!」と言っています。
ばう
YouTubeの『有隣堂しか知らない世界』で見てスキマ時間にちょこちょこ読み。詳しすぎる!さすが地球の歩き方、横浜も手を抜いてません。18区それぞれ個別に紹介されるページ「こんなマイナーな区(失礼🙇‍♀️)も?」と思ったらそういうところはやはり自然と神社仏閣がかなり多め。歴史もグルメもショッピングも痒い所に手が届く様な内容。これは小学校の社会の副読本にしたら良いのに、と思ったけどちょっと分厚過ぎますね😅シリーズ他の本と同様“旅の準備と技術”の項目もあり「習慣とマナー」も真面目な記述でちょっと笑った😆
ばう
2024/09/07 15:45

「ナイトライフ」のページもあるから小学校副読本には出来ないね、残念💧

ばう
2024/09/07 15:50

有隣堂限定バージョン買いました♡

が「ナイス!」と言っています。
ばう
★★★ いやぁ困った人だなぁ。家族を顧みず妻の気持ちを慮る事もなく離婚届を突きつけられた新聞記者の仲上は自堕落な生活を妹に指摘され、家事の学校を勧められる。そこで丁寧に生活する事を知り喜びを感じ、そんな自分を元妻に認めてもらいたいと思うけれど。自分は変わった!と思い込み、確かに変わりはしたけれど本質的な事は何も分かってない。根は素直だから学校では素直に学び、過去の自分を反省するけれど結局は自分本位。多分想像力が無いんだろうな。覆水盆に返らず。さぁ、これからは自分に出来る最良の事をしていくだけ。頑張れ仲上!
ばう
2024/09/07 09:39

山猫さんおんそれはパートナー次第でしょうね〜😆

山猫
2024/09/07 09:45

そうだよねえ、そう言うしかないよねぇ🤣

が「ナイス!」と言っています。
ばう
★★ 夫婦だからって「相手に気をつかう」という気持ちを忘れちゃいけない。家の外で妻に対するみたいな口の聞き方しないでしょ?同じ家で暮らしていても所詮他人なんだから常に相手を思いやる気持ちを忘れちゃダメ。ということを妻である私も気をつけねばと改めて思った1冊。幸いウチはこの本に載ってる様な事例は無いけれど(と、思う、忘れっぽいのでよく覚えていない😆)、気を緩めずこれからも暮らして行こう。ところで何故私はこの本を図書館予約したのか???結構な予約待ち人数だったけどそれほどまでして読む本じゃありませんでした。
が「ナイス!」と言っています。
ばう
★★★ 新田次郎がお孫さんの為に書いたという冒険小説。子供向けかなぁと思ってずっと積んでいたけれどなんのなんの読み応え十分、暗号解読もあり、ミステリとしても素晴らしい内容でした。両親を海難事故で亡くした紫郎は日課の様に一人で海に行く。ある日崖に人の姿を見た事から事件が始まる。ここには古き良き日本がある。子供は大人を尊敬しているし大人も子供だからと軽んじたりしない。罪人でさえ立派!何より紫郎が良い子。ラストに取った行動なんて本当に見事、心の汚れた私には絶対取れない行動😆もうこんな時代は来ないんだろうなぁ。
yan
2024/09/25 18:38

ばうさんのレビューを読んで読みました。とても面白かったです。ありがとうございます。確かにラスト私も取れないなと思いました。純粋な心意気が眩しかったですw

ばう
2024/09/27 07:05

yanさん♪共読嬉しいです😊主人公だけでなく他の登場人物達も人としてとっても真っ直ぐで眩しい✨日本人はもうこんな心を持てなくなっちゃったなぁ、なんて思ってしまいました😅

が「ナイス!」と言っています。
ばう
★★昭和12年、銀座の似顔絵描き一兵少年は新聞記者瑠璃子に名古屋の博覧会の挿絵を描くよう依頼され二人して名古屋へ。そこで出会った人々に関係する事件が銀座で起こる。事件の真相に気づく一兵は関係者の前で謎解きを始める(名古屋にいるのに何故銀座の事件を解決⁉︎)。何とも後味の悪い読後感。江戸川乱歩や横溝正史を彷彿とさせる猟奇的な雰囲気が全編に漂い、エログロナンセンスの時代といわれた当時の様子はよく伝わってくるけれど私のようにのほほんとした人間にはちょっと合わないお話でした。辻真先は割と好きな作家なんだけれど。
ばう
2024/09/03 15:55

「このミス」一位になった『たかが殺人じゃないか』の前日譚みたいだけどそっちを読もうか読むまいか…。高校生の話らしいし、戦後の話だからこんなエログロではない筈…そう信じて読もうかなぁ?

が「ナイス!」と言っています。
ばう
★★★何とも現代的な小説。変な言い方だけど中学受験、パパ活、精子提供、リモート飲み会、YouTubeと今マスコミでよく見かけるテーマばかりを題材にした5篇のミステリでした。どの話も「これがオチ」と思ったらその先にアッと驚く真相が隠れていて読み終わった後は本当に「怖い」。今までにないタイプのミステリでした。たど今は“新しい”と思っても何年か後には“古い”って思っちゃうのかも。面白いけど好きか?と聞かれたら…です。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/04(4498日経過)
記録初日
2010/02/05(5501日経過)
読んだ本
2291冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
596096ページ(1日平均108ページ)
感想・レビュー
2128件(投稿率92.9%)
本棚
11棚
性別
血液型
O型
職業
主婦
現住所
神奈川県
自己紹介

子供の頃から本が大好きで、壁面全部床から天井まで本棚がある部屋を持つ事が夢でした(今でも!)。面白いと思ったら、その作家さんの本ばかり読む癖があります。

年のせいか、最近物忘れが多いので、自分がどんな本を読んだか記録するためにこちらに登録させて頂きました。

好んで読むのはミステリ。
かなり偏りがちな読書傾向がありましたが読メに登録させて頂いて今迄読まなかった作品を知る事が出来て、益々図書館通いに拍車がかかっています。

どうぞよろしくお願いしますm(._.)m

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう