★3 コロナ禍の折、閉塞感に満ちた世の中に有川さんが撒いてくれた物語の種10個。どの短編も面白かった。好きなのは『ぷっくりおてて』だけれどそれとは別にヅカネタ多めなのが有り難かった♡『Mr.ブルー』の所長がニクい。そして登場するジェンヌさん皆んなモデルはあの人だなぁと分かっちゃうのも良き。第10話に登場するアズーロ、本物も超弩級にお美しいよね😍 年に数回抽選当たれば観る程度のファンである私だがこの本は本当に有難い！有川先生ありがとうございます！この本読んで宝塚に興味を持って下さる方がいることを願って。

★★★ 三越をテーマにした6人の作家による短編集。ちょっと幻想的な話や母娘の物語などだけれど時空が歪む系（？）のお話が多めなのはやはり三越が歴史ある百貨店だからでしょうか？確かに三越ならそんな事が起きてもおかしくない気がする。東野圭吾さんはなんと湯川先生が登場。え？湯川先生と三越、どうやって繋がるの？と思ったらそう来たか！という感じです。どれも面白かったけれど伊坂幸太郎さんの話が1番ドキドキハラハラして好き♡読み終わると久しぶりにあの天女像に会いに行きたくなる本です。

宝塚退団後のたそさん（天真みちるさん）の日々を綴ったエッセイ。舞台に立つ側ではなく創る側になりたいという思いがあったたそさんはプロデュース事業を展開する会社に就職、そして独立。けれどどう考えてもこれは大変だったろうなぁ。緊張とわからないことだらけの毎日だったろう、プレッシャーもあっただろう、それなのにいつも前向きで頭フル回転させてエネルギッシュに進んでいく姿には頭が下がる。更にはまさかの結婚！退団後の進むべき道を模索しながら常に全力で前進を続けるたそさん。これからもどうぞご活躍を！そしてお幸せに♡

電子版　こちらも美容院にて。日本にも最近素敵な列車が増えてきたけどやはり外国の豪華列車は違うなぁ😍ななつ星とか憧れるけれどお値段が💦そして豪華客船の記事。数年後にディズニーの船も就航するけれど凄い人気になるのかしら？その他素晴らしいホテルの数々の特集。目の保養をさせていただきました。

電子版、美容院にて。特集記事はあまり参考にならず。今まで色んなところで言われてきたことと同じ内容で特に目新しいことな無かった。それより本の紹介ページが読みたい本が沢山あって嬉しかったです♡

電子版、美容院にて。“「オルカン」の次を探せ”の見出しについフラフラと。久しぶりに文字がいっぱいの雑誌読みました。投資信託については結局よく分からずじまい😅でも世界情勢の記事とか普段あまり読まない記事も読めて良かった。

★4 サミット関係者殺人事件の捜査を命じられたポー。MI5やFBI捜査官も登場し、数々の妨害にもあいながらもいつも通り自分の流儀で捜査を進めていく。一つ謎が解明されたと思ったら次の謎、次々と新たな謎が現れて物語から目が離せない。700ページ超だけれどあっという間に読み終えてしまった。速い展開のストーリーに引き込まれて振り回されて目が回りそうであ〜疲れた！でも面白かったからもう一度読みたい！そんな気分です。そしてこの終わり方は何⁉︎気になって仕方がないから今すぐ次作品買いに書店に走りたいくらいです💦

電子版。たまに読む好きな雑誌だけれど今回は台所道具の特集と知って。気になる道具が色々あったのでメモメモ。角田光代さんのエッセイを読んでとっても久しぶりに幸田文『台所のおと』が読みたくなった。

星3 歴史ある料理学校の家に生まれながらも後継者とされる事に反発し家を出て畑違いの会社に就職するが血は争えない（？）のかSNSで発信したレシピから料理家としての仕事も始める留季子。そして時は遡り昭和2年、女中奉公先で隠れた料理の才能を見せるしずえ。2人の人生がある料理で線上の一本になる。時代を超えて料理は繋がり、進化していく、という印象の本。苦も無くスイスイ料理を作っていく留季子には凄い！の一言。しずえさんの話には引き込まれたが現代のお家騒動の方の話はもう少し深く掘り下げて欲しかったような気がします。

★3 コロナ禍の折、閉塞感に満ちた世の中に有川さんが撒いてくれた物語の種10個。どの短編も面白かった。好きなのは『ぷっくりおてて』だけれどそれとは別にヅカネタ多めなのが有り難かった♡『Mr.ブルー』の所長がニクい。そして登場するジェンヌさん皆んなモデルはあの人だなぁと分かっちゃうのも良き。第10話に登場するアズーロ、本物も超弩級にお美しいよね😍 年に数回抽選当たれば観る程度のファンである私だがこの本は本当に有難い！有川先生ありがとうございます！この本読んで宝塚に興味を持って下さる方がいることを願って。

★3 誰しも心にモヤモヤを抱えて生きている（と思う）。そんなモヤモヤは吐き出せる場も無く益々大きくなっていくばかり。その上コロナ禍で行動制限などかかったからもうどうしたらいいの？という感じだ。でもそういう時に喫茶ドードーに巡り会えた人は幸せだ。店主のそろりさんの出すメニューと心に刺さる言葉で癒されていく。物語の雰囲気とか短編同士が緩く繋がっているところとか青山美智子さんに似ているような。どちらもほっこりする話で安心して読める。そろりさんがドードーを始めたきっかけと名前の由来も最後に分かって良かった。

★★★ 著者が紫式部の語り、という形で綴った紫式部の人生の物語。漢文の素養がある事が逆にコンプレックスで自分などつまらない人間だ、という紫式部は女房の仕事を嫌悪していたのに出仕せざるを得なくなるが、華やかな内裏で中宮彰子様に仕えるうちにその人格に魅了され、女房の職業意識に目覚めていく。源氏物語をはじめとする様々な著作から紐解かれた彼女の人生は私がそれまで考えたこともないものだった。大人しく控えめに見えて、その胸の内では厳しく冷静な目で周囲のものや人を論じている紫式部。紫式部がリアルに感じられた一冊でした。