読後感の良いサスペンスでしたね。 ストーリーも展開も分かりやすく、納得のいく良き結末！ タイトルにもある使命を誰もが持って懸命に尽くす姿が快く感じられる本でした。

本の帯に釣られて買いましたが、非科学的で荒唐無稽すぎて、結局物語にのめり込むようなことなく読了。 登場人物の誰にも共感できず、これで終わり？という思いにに至ってしまいました。

著者とタイトルからもう少しコメディ風かとイメージしてましたが、終始淡々と進んで終わったという感じでした。 コミカルさも重苦しさもなく、現実にありそうな政治の裏世界や駆け引きを垣間見ただけで小説としては物足りなかったかな。

もうちょっと『医療』そのものに絡む話であってほしかったですが、最後以外はどれも楽しめるストーリーでした。 ｢人格再編｣は今の時世にハマりそうで、現実味を帯びそうな怖さがありましたね。

う～ん、ホラーという感じではなかったかな....。 サスペンスやミステリーというのもちょっと違うような感じもするし。 展開が少し現実離れしたところに行ってしまった分、面白さは半減、タイトルとは逆に記憶には残らなさそうです。

読後感の良いサスペンスでしたね。 ストーリーも展開も分かりやすく、納得のいく良き結末！ タイトルにもある使命を誰もが持って懸命に尽くす姿が快く感じられる本でした。