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2025年2月の読書メーターまとめ

中山りの
読んだ本
9
読んだページ
2002ページ
感想・レビュー
8
ナイス
33ナイス

2025年2月に読んだ本
9

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

中山りの
再読。 やはり文体にやられる。脳内で響く、まるくてぬめりけのある文章に。 そうして、膜がかかった緑子の気持ちが解き放たれるのを見守った。
が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
8

中山りの
自分では調べないような、コーヒーのことを知れる雑誌。だから、ほどよく刺激を受けられる。 ラテアートのカオスが特におもしろかった。
STANDART 30
中山りの
子どもが借りてきた図書館の本。 前半は概ね知っていた話だったが、後半の「ジェット」(ブラックホールがガスを「吐き出す」こと)は知らなかった。 ブラックホールは宇宙の諸々を引き込むだけのものだと思っていた。
中山りの
Kindleで。 本書はいくつかの「アメリカ文学」の解説書である。そんな解説が興味深いと感じるとき、おそらくは自分が言語化できていないがなぜか惹かれるようなものが炙り出されているのだと思う。 暴力、戦争、奴隷制や差別の変遷、アルコール、資本主義、神など、アメリカの成り立ちを踏まえて文学を読む。そのように、文学に書かれているものの背景を知ると、認識が深くなる。 そのように文学や物語における深いところをとおると、人間の弱さが見えてくる。それは一方で、弱さを直視できるかどうか、という強さへの意志でもあると思う。
が「ナイス!」と言っています。
中山りの
はじめはゆるりと、しかし町田康らしく、文章を書くために、ということが書かれていく。 しかし最後のあたりになり、コップがいっぱいになったかのように、文章を書くことへの熱が溢れ出す。 とても荘厳だが平和な山だと思っていたところ、いきなりマグマが噴き出してきてこれは活火山だったのか、と思わされるみたいな。 グサグサ刺されながら、読み終えた。
が「ナイス!」と言っています。
中山りの
『知らないものを否定するな』 『いつだって「やりたいこと」や「モチベーション」を生んでくれるのは、「小さな結果」だ』 文体に西野さんらしさが出ている。
が「ナイス!」と言っています。
中山りの
再読。 やはり文体にやられる。脳内で響く、まるくてぬめりけのある文章に。 そうして、膜がかかった緑子の気持ちが解き放たれるのを見守った。
が「ナイス!」と言っています。
中山りの
図書館本。 動物である人間と植物の違いは、数多ある。 それらの違いから、比較的視点で人間をみる。 動けることの、なんと業の深いことか。と思う反面、一つひとつの個体が思考することの、なんとめんどうなことか。 しかし思考もシステムでしかないと思えば、人間も結局自然のなかであるべきようにしかあれない存在だ。そして、植物がないと生きられない存在だ。 そんな存在である人間は、あるべきさまについても植物たちから学べる。それは人間のシステムのひとつでもあるのだろうし、良いことだな、とも思う。
中山りの
イチョウはヒトが存在するはるか前から存在していた。人類が進化してきた過程を、イチョウを含めた樹木、植物は酸素を作り出しながら見守ってきた。ときには避難場所、ときには燃料、ときにはその実を食糧として身を捧げながら。一方で人類はイチョウを愛でて、その絶滅危機を救うことになる。 そうやって地球ではさまざまな植物や動物が相互関係をもちながら生きてきた。 そうしてふと身近なイチョウを見ていると、冬のその丸みを帯びた樹形に、愛おしさのような畏怖のような感情を抱いた。 そんなことを感じさせてくれる良書。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/12/01(4480日経過)
記録初日
2010/12/16(5196日経過)
読んだ本
2672冊(1日平均0.51冊)
読んだページ
609443ページ(1日平均117ページ)
感想・レビュー
1678件(投稿率62.8%)
本棚
1棚
性別
URL/ブログ
https://note.com/yama_masa/portal
自己紹介

読書メーターでは読んだ本のメモを、noteでは長文になってしまったものを。

2022/07/06、ニックネームとプロフィール画像を変更し、noteのほうと名前を同じにしました。

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