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2024年12月の読書メーターまとめ

藤中恭美
読んだ本
5
読んだページ
1776ページ
感想・レビュー
4
ナイス
42ナイス

2024年12月に読んだ本
5

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

藤中恭美
「デスゲーム~」はせっかく全財産賭けて死に物狂いで死のゲームを作ってもという感じの結末。「行列のできる~」は絵美と同じくクロワッサンは食べないので私も行列が出来ていても並ばないけれど、それがどんどん長くなってきたら、というところの心理が絶妙。「花嫁が~」はやり玉にあがった人の気分も最悪になる展開が良い(笑) 「ファーストが~」は鳥兜の色々な言動で真実はこうだと匂わす上手い手法。「完全なる命名」は平凡な名前からキラキラネームまで付けられた子供の人生を想像して、この名前では駄目だとの繰り返しが面白い。★★★☆
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
4

藤中恭美
ネタバレ耐えて忍んでという、昭和な女の一代記といったストーリー展開に圧倒される。 文章もさすがベテランの筆致でサクサク読ませて面白い。 しかし、ここに描かれているのは、歌舞伎役者、松川鶴蔵という昭和な男、雪雄なので、カッとするとすぐに手が出て、という感じで、それを相手にしなくてはいけない女というのも大変。 もう、こういった女性は今では絶滅危惧種に指定されるかもしれない(笑) でもなんだかんだ言っても、身分とかそういったものを超えて、ちゃんと結婚というケジメをする雪雄は漢ですね。★★★☆
が「ナイス!」と言っています。
藤中恭美
シリーズ4作目で、内容的には「ネットワーク・エフェクト」の続編らしい。 もうすっかり忘れていて、ついていけるかなと思っていたら、冒頭、編集部で付けたらしい「ネットワーク・エフェクト」のあらすじが。。。ありがたい(笑) 続篇だからか、今回、割合コンパクトな展開。 きっと、弊機が話が長くなりそうだと「編集済」という手を使ったからだと思う(笑) これで大概の話は、ぶった切れるので、良い手を考えたかも。 あと肝心なことも「編集済」になっていて、上手く読者に色々と悟らせないようにしているのが良いですね(笑) ★★★
が「ナイス!」と言っています。
藤中恭美
「ベルを鳴らして」で日本推理作家協会賞短編部門受賞した新人作家さんの短篇集。「ベル~」はあまりミステリーという感じではないので、というか、どういう風に話が展開してゆくのかが読めない作品かも。 この新鮮なストーリー展開が新人としては異例の受賞となったのかも。。。全体的に独特の一筋縄ではいかない不思議感はたしかに満載だし、文章力もある。「ベルを鳴らして」はさすが賞をとっただけあって読ませる作品。★★★☆
が「ナイス!」と言っています。
藤中恭美
「デスゲーム~」はせっかく全財産賭けて死に物狂いで死のゲームを作ってもという感じの結末。「行列のできる~」は絵美と同じくクロワッサンは食べないので私も行列が出来ていても並ばないけれど、それがどんどん長くなってきたら、というところの心理が絶妙。「花嫁が~」はやり玉にあがった人の気分も最悪になる展開が良い(笑) 「ファーストが~」は鳥兜の色々な言動で真実はこうだと匂わす上手い手法。「完全なる命名」は平凡な名前からキラキラネームまで付けられた子供の人生を想像して、この名前では駄目だとの繰り返しが面白い。★★★☆
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/08/18(5618日経過)
記録初日
2009/01/05(5843日経過)
読んだ本
1202冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
388543ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
794件(投稿率66.1%)
本棚
20棚
性別
現住所
神奈川県
URL/ブログ
https://fujinaka.fc2.net/
自己紹介

ジャンルを問わず手を出しています。
好きな作家はF・ポール・ウィルスン。
よく読む作家はスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、近藤史恵、伊坂幸太郎などです。

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