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2024年10月の読書メーターまとめ

hakootoko
読んだ本
8
読んだページ
1583ページ
感想・レビュー
6
ナイス
48ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • ヒスイ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

hakootoko
ネタバレブラフマンかわゆす。主人公が飼っていたブラフマンを弔うためだったかのように夏のすぎた〈創作者の家〉には碑文彫刻師、レース職人、ホルン奏者が残っていた。そこに注目すると、この物語がより見えてくるだろう。どう見えてくるのか。それはそっちで考えてくれ。知るかよ。おれはブラフマンを失ったんや!😭
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

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歌集をちょっと読んだ2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:1663ページ ナイス数:52ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/302026/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
6

hakootoko
「エレベーター「閉」は「開」より乱暴に押され、カインはアベルを憎む●「先輩がフランスに行く」と聞いたのはノストラダムス明けの八月●四(五?)次会のカラオケで飲むカルピスの乳酸菌は果てなく生きろ●タッチラインを出そうなボール「生きてる?」と聞けばみんなが言う「生きてる」と●公演の前日の夜の役者たち特大音の屁をしたりする」本書の一個まえに読んだ歌集も引きにくかったがこちらも同様に。こういうのは、ぜんぶ読まないとわからないものな。著者と関わった人々の匂いすら伝わってきて、感情が揺さぶられ、読むとどっと疲れます。
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「片耳が聞こえなくなったと父が言う松ぼっくりを手渡すように●あじさい畑をゆく行列を見てごらん足が濡れているのが獣だよ●花を生かすために捨て去る水がある銀色の真夜中のシンクに●ゆっくりと動くものだけ見えないという複眼に沈みゆく夏●触るたび同じページがひとりでにひらくからだと生きる夕暮れ●湖に沈める肺のすずしさの白菜ひとたま買い求めたり」連作で読ませる短歌だから、引きにくい。読んでいるときにちょうど、TwitterのTLに、著者が新潮新人賞取ったという書き込みが流れてきた。
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「編集部にりんごとみかん配られてお地蔵さんのように働く●夜の街に鋼は冷えて水鳥の羽をいっぽん受け止めている●都市に呼吸しつづけること 真夜中の加湿器のため汲む水はあり●蛍光灯またたき止まぬ夕暮れに報告一つしそびれている●ダブルベッド用の布団をとりこんで春の匂いの一本背負い●五年も経てばわからなくなる君の匂いパジャマの腕に鼻おしつける●博多弁かわいいねってうるさいわ詰めてやろうか梅が枝餅を●やり残したことを思ってみぞおちに甘納豆がこぼれる夕べ」
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ネタバレ「傘をさす一瞬ひとはうつむいて雪にあかるき街へ出てゆく●きらきらと波をはこんでいる川がひかりを落とし橋をぐぐりぬ●わたしがついにわたしで終はるかなしみも肯う橋をいっぽん渡る●落ちてゐる原稿のうへに パンツが落ちていて 淋しさに 痺れる●わが遺影映りぬるべき水面にきらめき与へて蝉時雨」
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創造についての本。創造は、世界を創造する、芸術を創造することだけではない。関係を、解釈を、受容を、創造する。ミニマムな創造が、われわれを創造しなおす。作品が受容の変化を含むように、常に創造は創造の途中なのである。
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ネタバレブラフマンかわゆす。主人公が飼っていたブラフマンを弔うためだったかのように夏のすぎた〈創作者の家〉には碑文彫刻師、レース職人、ホルン奏者が残っていた。そこに注目すると、この物語がより見えてくるだろう。どう見えてくるのか。それはそっちで考えてくれ。知るかよ。おれはブラフマンを失ったんや!😭
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/05(4340日経過)
記録初日
2013/01/05(4340日経過)
読んだ本
1787冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
457001ページ(1日平均105ページ)
感想・レビュー
565件(投稿率31.6%)
本棚
8棚
外部サイト
自己紹介

言葉は見られるだけの目。何も見ないその目線をたどって私は見る。イメージは見るだけの目。私はただ見られるままになって私の目は閉ざされる。見られることのない見る目を取り戻すために、私は本を開く。

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