私が室町幕府の馴れ初めを殆ど知らないことに気がついた。足利尊氏と新田義貞の名前はわかるが、どういう攻防があったのか全く知らなかった。中学時代の社会科の女性教諭が逆族尊氏、忠臣正成と教えていたのを当時から胡散臭く聞いていたのを思い出した。どうも戦前の思想を戦後30年経っても信じていたらしい。いずれにしても、建武の新政から室町幕府に至るまで何も知らない自分に驚いた。戦国時代の有名な武将たちの先祖の名前がチラホラ出てくるのが楽しい。

長い割には訴えるものが無かった。キリスト教を禁教にした事で日本は平和に200年過ごすことができたのかもしれない。

桶狭間では家康が信長と通じていたとする説は説得力がある。本能寺の筋書きも何となくありそうな話だ。

ゲームの世界感が今ひとつしっくりしない。魔法使いの条件とか、、、。主人公の行なった推理もしっくり来なかったし、主人公を嵌めた女性のことも置き去りにされたまま。自分の事件も解決して欲しいものです。

初読みの作家さん。ストーリーは秀逸で説得力がある。芝居の世界の描写が上手い。縁遠い世界の話なので、イマイチ実感が湧かないものの、心を打つ話ではある。

書名が奇抜で良い。かねてから財務省の財政均衡論には疑問があった。国債がGDPの何倍あろうが、国の資産を考えれば問題ないと小生と思うし、そういう議論は前からあった。真正面から財務省を批判できないのは国税庁の意趣返しが怖いからというのは本当らしい。森永さん長生きして、頑張って欲しい。ただ、森永氏は防衛費の増額には反対らしいが、一方的に侵略されたら、財務省だとか消費税とかの議論はすっ飛んでしまう。生命があってのものだねだ。

再読。感想は前回と同じ。新米女性捜査官が、本部長に単身迫るストーリーが不自然。本部長サイドもいきなりヤクザ同伴で登場も脇が甘過ぎる。反社とのちょっとした交際が発覚しても免職となる。

朝井まかてさんの「恋文」や、吉村昭の「天狗騒乱」より蹶起の実情に詳しい。無駄な幕末の反乱以上に維新への影響は大きかった。本書には書かれていないが、天狗党の後継である攘夷派が諸生党の妻子を仕返しとして斬首した悲劇もある。水戸藩に合掌🙏

私が室町幕府の馴れ初めを殆ど知らないことに気がついた。足利尊氏と新田義貞の名前はわかるが、どういう攻防があったのか全く知らなかった。中学時代の社会科の女性教諭が逆族尊氏、忠臣正成と教えていたのを当時から胡散臭く聞いていたのを思い出した。どうも戦前の思想を戦後30年経っても信じていたらしい。いずれにしても、建武の新政から室町幕府に至るまで何も知らない自分に驚いた。戦国時代の有名な武将たちの先祖の名前がチラホラ出てくるのが楽しい。