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2024年2月の読書メーターまとめ

オリーブ
読んだ本
11
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2696ページ
感想・レビュー
11
ナイス
413ナイス

2024年2月に読んだ本
11

2024年2月のお気に入られ登録
1

  • ハッピー

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

オリーブ
ネタバレ年齢、国籍を超え各々様々な事情を抱えた定時制高校に在籍している者たち更に全日制の生徒、そして教師らによる胸が熱くなるお話。人生を諦め気味の者や人を見下すばかりだった者すっかり自信を無くしている者などいたけどホンの何かのきっかけで毎日が充実するんだな~。しかもこれを企てた若い教師、藤竹がいかにもな道徳的動機じゃなくて日本社会に向けた怒りが根底にありながらも熱血教師とは真逆で常に飄々として冷静だったのも良かった。結末はちょっと出来過ぎじゃない?と思っていたら<あとがき>を読むと実話を元にしたお話だった!
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

オリーブ

年明け早々、息子の所に生まれた双子のお世話に行っておりましたが、今週の日曜日、夜遅くに戻って来ました。そして、年末に読書メーターより当選のお知らせを頂いていたこの本が先ほど家に届きました。初めての当選にワクワクして待っておりました🎵1月は一冊も読めませんでしたが、2月はこの本を含め、たくさん読んでいこうと思いますので、どうぞ、よろしくお願いします。

年明け早々、息子の所に生まれた双子のお世話に行っておりましたが、今週の日曜日、夜遅くに戻って来ました。そして、年末に読書メーターより当選のお知らせを頂いていたこの本が先ほど家に届きました。初めての当選にワクワクして待っておりました🎵1月は一冊も読めませんでしたが、2月はこの本を含め、たくさん読んでいこうと思いますので、どうぞ、よろしくお願いします。
皿倉山
2024/02/08 17:07

オリーブさん、ご当選 おめでとうございます!

オリーブ
2024/02/08 17:14

ありがとうございます。当選する人なんて本当にいるの?と思いながら毎回応募していたので驚きました!

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
11

オリーブ
ネタバレ年齢、国籍を超え各々様々な事情を抱えた定時制高校に在籍している者たち更に全日制の生徒、そして教師らによる胸が熱くなるお話。人生を諦め気味の者や人を見下すばかりだった者すっかり自信を無くしている者などいたけどホンの何かのきっかけで毎日が充実するんだな~。しかもこれを企てた若い教師、藤竹がいかにもな道徳的動機じゃなくて日本社会に向けた怒りが根底にありながらも熱血教師とは真逆で常に飄々として冷静だったのも良かった。結末はちょっと出来過ぎじゃない?と思っていたら<あとがき>を読むと実話を元にしたお話だった!
が「ナイス!」と言っています。
オリーブ
ネタバレ案内してもらった文科省のクリハラさんという方がかなりの博物館マニアのようで(京都国立博物館副館長)「そんなミュージアムまであるの?!」と、ページを捲る度に驚いてしまった。個人博物館や企業博物館がこんなにも充実しているとは!イラストはゆる~いけどしっかりとその充実ぶりが細かく描かれていて実際に全て行くのは難しいけど魅力は充分伝わってきた。多くは無料で料金はあっても数百円くらいで維持するの大変だろうな~と思っていたら最終頁には取材したものの閉館してしまった博物館が挙げられていてちょっと切なかったな~。
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オリーブ
ネタバレ新型コロナの流行で市役所3階に『こころの相談室』が設置され2人の相談員によるカウンセリングを通して描かれた5人のお話。私もカウンセリングを受けた経験があるが自分自身と対話する場だったな~とあの時のことを思い出しながら読んでいた。一番印象的だったのは産後うつな女性のお話で誰かにこういう風にあの頃の私にも労りの言葉や手助けが欲しかったな~と。先入観、思い込みがありながら読んでいたので各話に驚きはあったけど辻堂さんということで社会に向けた怒りや理不尽さを描いた作品を勝手に期待していたのでちょっと肩透かしな気分。
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オリーブ
ネタバレ昭和2年横浜市に区制が施行され5区から始まったのが分区し今は18区に。上巻では臨海部<鶴見区、神奈川区、西区、中区、磯子区、金沢区、港北区>の7区の解説。絵葉書や白黒やカラー写真の出始めと思わせる街の風景などより一層郷愁を感じさせる頁から始まっている。横浜を象徴する<みなとみらい>地区の開発計画は1960年代から始まっていたそうで1983年に着工したとのこと。昭和33年のJR桜木町駅にある「開港百年祭」の看板をみるとその時でさえ開港時とは大きく変化して”開港”が既に歴史になっていたかと思うと感慨深い。
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オリーブ
ネタバレ文化的に西洋より遅れている日本を恥ずかしく思い劣等感を持つ鶴吉は文明が開化しつつある日本の様子をバードにみてもらい世界中に向けた日本を紹介する紀行文に書いてほしいあまりにバードに諫められ時に対立する。しかし、北海道に渡ってアイヌ人たちと直接会ったことで自国を誇りに思うことと他者を差別することとの違いに気づきアイヌの人達だけでなく日本のまだ開けてない地域を見下していた自分を恥じるようになる。「それぞれの文化を尊重する大切さ。そして人は対等なんだ」ということを紀行文で伝えたいというバードの言葉に感銘を受けた。
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オリーブ
ネタバレ宮造り様式、唐破風造り、折り上げ格天井、九谷焼のタイルなど伝統を受け継いできた銭湯ばかりの紹介で中には江戸時代創業の銭湯があったり、登録有形文化財指定の銭湯もありそこで入浴できるってスゴイ!壁のペンキ絵が富士山が多いのは最初に描いた画家の出身地が静岡だったから。一番ワクワクしたのは江戸時代の銭湯を再現した<ジオラマ>。浮世絵で銭湯の様子を描いた絵を見たことはあるけれどもっとリアルで味がある気がした。当時、2階に男性専用の休憩所があって女湯が覗けたらしいのは知っていたがそれまで再現されているのには笑った。
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オリーブ
ネタバレ無駄な会話は一切禁止というイメージだったけど調理指導という立場だからか受刑者との割と軽い会話が意外でミシュランならぬ<ムショラン>というタイトルからユーモアな表現が多いんだろうな~とは思っていたが刑務所内をあまり知らない一般人に向けた本だとしてもちょっと違和感も。ただ、管理栄養士という立場でしかない著者は彼らを更生に導く立場にはなく食を一番の楽しみにしている彼らに限られた予算の中で平等やケガなどに注意しながら指導していく難しさは伝わってきた。低血糖症と犯罪との関連性、可能性について触れらていた言葉が印象的
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オリーブ
ネタバレ美術、衣裳など携わっている方々の総意が集められており登場人物の複雑な気持ちの動きの表現と共に博物館的視点で見る面白さもあるとのこと。初回放送後、血の穢れについての論争があったが史料によると一条天皇の即位の日に生首が置かれた事件があったんだとか。ひぇ~。病気や天災が多かったあの時代。物の怪や呪詛や迷信や禁忌に囲まれていたと信じられて非科学的な世界は窮屈だっただろうな~と思いがちだけど精神世界に縋りたくなるのは現代でも同じこと。そんなことにも注目しながら平安の時代を見てみるとまた新たな面が見えてくるかも。
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オリーブ
ネタバレ先日訪れた石山寺の写真が多く載っていて感慨深い。初回は「血の穢れとか忌み嫌っている時代なのでは?」とその矛盾がネット上でプチ炎上していたが脚本家の大石静さんが調べた史料によると当時の貴族は血を嫌っていたのは事実だけど下々の者には殺しをさせ自分たちは綺麗なものしか見ないようにしていて案外、残忍な姿があったらしい。史料からは見えない人間の感情をどう描いていくのか。平安時代の人物や時代背景を知らなくても人間の内側は千年経っても変わらないと想像し現代に通じることを探しながら心理描写の動きを視聴していこうと思う。
が「ナイス!」と言っています。
オリーブ
ネタバレ仕事一筋、頑固一徹な南部鉄器職人である父、孝雄が補導委託の引き受け非行少年を工房で預かることに。父の元で職人修行をする息子の悟は我が子の面倒さえほとんど見なかったあの父が?と違和感を持つ。一方、当の非行少年、春斗もどうやら家族関係が上手くいっていないようで。辛酸をなめた過去を持つ親たちと親の苦労など知らない子供世代。冷静に一人の人間として認めながら子供の味方であり続けることの難しさに対して子供にとっては迷惑かもしれないけど要らぬ心配をしてしまうのが無理もないことのようにも感じられそんな双方が切なかった。
が「ナイス!」と言っています。
オリーブ
ネタバレ著者のユーモアもありクスッと笑いつつも切実で身につまされた。「高齢者などの弱者が取り残されないように皆で気を使ってあげて」というテレビのコメンテーターに対して著者が「自分の老父母は弱者なのだろうか」と呟く気持ちは同じように介護した人間じゃないと分からないのかも。人に寄りけりだけど著者が言うように高齢者の介護は家族愛などという綺麗事だけでは乗り切れない。数年前に私自身も母の我儘に振り回されたことを思い出す。あの時、自宅介護してたら今頃事件になっていたかもとゾッとしつつ今は老人ホームで穏やかになった母を想う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/05(4185日経過)
記録初日
2013/02/05(4185日経過)
読んだ本
2314冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
599863ページ(1日平均143ページ)
感想・レビュー
2221件(投稿率96.0%)
本棚
10棚
性別
現住所
神奈川県
外部サイト
URL/ブログ
http://ameblo.jp/gnymr432/
自己紹介

自分では決して出来ない体験が出来たり
感動の涙を流したり、ハラハラドキドキしたり
こんな素敵な『本』と言う出会いが出来て
私はラッキー!って感じです^^
もっともっと私を幸せにしてくれる
そんな本に出会えたらな~
そして色んな種類の本を皆さんから
教えて頂けたらな~と思います。

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